表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エターニャへようこそ〜アマテラス伝説〜  作者: 古葉七
第二部 〜アマテラス伝説〜
275/285

新事業は目まぐるしく展開する

それから私達は鶴賀屋さんを拠点にして人助けをして信仰を集める為の場所を作ることにした。


それに加えてせっかく作った黄泉比良坂ダンジョンも利用することにする。


鶴賀屋さんを通して彦三郎さんがいた用心棒の斡旋所や道明さんの所属する陰陽道の組織とも繋いでもらうことなった。


大変申し訳ないと思ったのだが、鶴賀屋さん曰く金の匂いがする上に神様に恩が売れるなどとは商人としてこの上ない栄誉とのことらしいので利用させてもらうことにした。


こうして出来上がったのが万請負屋「天岩戸」である。


私たちに分かりやすく言うならば冒険者ギルドの真似事と言えよう。


名前の発案は天照様であり、天岩戸が開かれている限り頼る人の悩みは天照大御神の加護によって晴れた空のように解決するでしょうという事らしい。


事実、この謳い文句はかなり効果的だったらしく依頼が殺到した。


その依頼を私とイザナミ様、天照様を中心にして用心棒斡旋所と陰陽道組織を中心に解決していき、更に黄泉比良坂ダンジョンを攻略する事で多数の宝を持ち帰ることに成功した。


この時にイザナミ様と最下層の様子を見つつ魔力抜きをする事も怠らない。


万が一にもイザナミ様の魔力が溜まりすぎて漏れ出すと洒落にならないからである。


また、ある日のことでは


「こちらで天照様とイザナミ様を名乗る不届き者がいるそうじゃな!!」


と怒鳴り込んでくる人影があった。


彼は神道を修めた優秀な宮司らしく、神を名乗る不届き者がいると聞き乗り込んできたらしい。


しかし……


「なんじゃ、騒がしいのう」


「あら、お客さんかしら」


奥から出てきた天照様とイザナミ様を見て固まってしまった。


そして、その場で地面に頭を擦りつけながら


「まさか本物とは思わず無礼な物言いをお許しください!!」


とガタガタ震え始めた。


私をはじめとして誰1人気にしていなかったので、その事を伝えると彼はとても感動し、直ぐにでも修行場に戻って人をかき集めてきますと走って出て行った。


そして、神道を志す者たちを連れてきてそのまま天岩戸に所属してしまったのだった。


また、別の日には


「あなた方のおかげで商売上がったりだ。

今後は表の世界で歩んでいきたいのでこちらで雇ってくれ」


と裏の暗殺組織が丸ごと傘下に収まってしまった。


これも、暗殺計画などを事前に調べた天岩戸が未然に防いだりしていたのが原因である。


理に聡い彼らはこのまま裏家業をやるよりも私達と協力して表の家業に精を出した方がいいと判断したらしい。


こうして、天岩戸は冒険者ギルド所属でいう近接戦闘系、スカウト系、ソーサラー系、神官系というバランスの良い人材が集まった事で入ってくる依頼、ダンジョン探索共に大きな成果を挙げていった。


そのおかげで天照様の信仰も一気に回復したのだが、ここに来て最大のトラブルがやってくることになる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ