フェーベ・・・・・
私フェーベは地下の指令室に入る・・・・
輝く石で出来た部屋・・・・
「隊長入室」
「「「隊長お待ちしておりました」」」
軍服を着椅子に座り監視している・・・・
可愛がっている部下達が緊張した顔つきと声の出迎えに・・・
「勇者を使え」
最上段の椅子に座りつつ・・・・・
隣に立つ金髪の若い副官が・・・・・・
「しかし占領直ぐでまだ」
「改竄不備で暴走のリスクが」
「直ぐに蹴散らせる」
「リスクは無い」
「男勇者ミョウオオ・ギザン」
「は死に次の男勇者ヴァイスは保有エナジー量が僅か」
「みすぼらしいと称された男」
ミョウオオ保有量指示共に優れた傑物勇者だったが・・・
私の敵では無かった・・・・・
潜入し将軍をたぶらかし・・・
殺させた・・・・・
将軍はミョウオオを使えると・・・・
人格を残し女を与え・・・・
営みを与え・・・・
ミョウオオは応え強く・・・・・
一方将軍は嫉妬を強くし・・・・・
勇者に与えていた四人を連れ砦を逃げ出した・・・・
てっきり色に耽っていると・・・・・
「ふっ占領後直ぐなら取り返せると愚考と思い知らせる」
「素晴らしいお考え」
「勇者使用可能です」
相変わらず仕事が早い・・・・
「ノエルが指揮を取れ」
副官は敬礼し・・・・
「有難き幸せ」
副官は私に熱い視線を・・・・・
私は映し出されている映像を見る前に目を閉じ考える・・・・
逃げ出した先の砦の生産量保有量は少ない・・・・
此処は生産量は勿論保有量も違う・・・・
呼び出して直ぐに絞られ死ぬとはヴァイスだったか?
哀れな男だ・・・・・
「勇者地上に到達」
目を開ける・・・・・
「<見よ>」
同時に其れが起きる・・・・・
映像が操られ・・・・
白い美しい鎧の黒騎士・・・・・
闇の中でも目を奪われる黒・・・・
黒い瞳はみせよと・・・・・
白い鎧は金で彩られ・・・・
黒いインナーアーマーと黒髪そして瞳は・・・・
輝く様に鮮やかに黒く・・・・
「ひぎゃああああああ」
副官は叫び倒れ・・・・・
意識が引き戻される・・・・・
「あ・・・・・・」
びくびくんと副官は・・・・・・
ブリュレノワールに選ばれなかったか・・・・
選ばれた勇者達は飛び立ち・・・・・・
砦は闇に落ち・・・・・
「「「隊長!!!」」」
あたふたとする部下達・・・・・
私は落ち着き払い・・・
「メタル魔獣を使う」
「私に貴方達の意思を委ねなさい」
意思を思考に・・・・
貯蔵は十分・・・・
「私を魅せてあげる」
「ブリュレノワール!」
盆地砦を私に直結・・・・・・・
山にある防衛システムを使用・・・・
障壁が隙間なく張られ・・・・・
勇者たちは蕩け・・・・
ブリュレノワールの下に・・・・・
「・・・・・・・・」
怒りに身を切り裂かれ・・・・
しかし次の瞬間モニターに・・・
映し出された情報は・・・・
白い液体は障壁に弾かれた後・・・・
地にしみこみ障壁使用分を補填・・・
白い泥は私に愛を・・・・・
「ブリュレノワール」
「我が思いをお受け取り下さい」
地の穴を開く・・・・
銀の鳥が飛び立って行く・・・・・・
「あはははは」
「邪魔よ貴方達ブリュレノワールの」
「傍に控え仕えるのは私一人で十分」
思いの丈を口にし・・・・・
「全知覚統合」
脳内に全てを繋いだ映像が・・・・・
「ランス!」
シンプルで美しい服・・・・・
王国標準装甲兵を率い頭から落ちてくる・・・・
「素晴らしい指揮」
「感服致します」
「ブリュレノワール」
「しかし配下が無能では」
早くない・・・・
「あはははは」
「無様!」
「特権を貰いながら」
「そのていどーーーー」
嘲笑いながらアルジャンオワゾーを仕向ける・・・・
「潰えろ!」
「ランス!」
オワゾーから放たれたミサイルは・・・・・・
「フュジ!」
白髪の美女が・・・・・
赤いベレー帽青い軍服スカート・・・・・
「黒のインナーなぁぁぁぁ」
ふざけんなぁぁぁ
しかもミサイルが撃ち落とされた・・・・
「あああああ」
「嘘よ」
「指揮で負けるなんて」
其のほとんどは・・・・・
ザコ兵の肩ミサイルで撃ち落とされた・・・・
瞬時に小型の光弾が肩に装填され・・・・
射出誘導炸裂・・・・・
「何で味方の間をすり抜けるる攻撃が出来るの」
「どんな指揮能力よ」
ありえない・・・・・
気がつけば・・・・
煙が立ち込めた領域が・・・・
「煙幕ぅぅぅぅ」
なんでーーーーーー
突っ込むランス・・・・・
「は?」
続く白い閃光・・・・・
「しまった」
訳が分からず・・・・
撃破され穴が開く・・・・・
その穴を・・・・
狭い穴をランスは通り過ぎていく・・・・
「このー」
射撃しつつ・・・・
ザコ兵が接近・・・・・・
「穴だらけね」
今度は私の番・・・・・
「ブリュレノワール」
「私の華麗なる指揮を!」
攻撃をかいくぐり上を取る・・・・
どうせすぐには障壁は破れない・・・・
破ろうと取り付いた瞬間を撃つ・・・
「フュジは尽きたのね」
「無様な体たらく」
「ランスとザコも」
「奇策に踊らされたけど」
「勝つのは私フェーベ」
「「ピリオド」」
男女の声が響き渡る・・・・
一瞬で移動・・・・
転移?
そして放たれる・・・・・
ミサイルは今までにない速さと派手さを・・・・
白い閃光は極太に全てが定められた位置で派手に爆発・・・・
「綺麗です」
「綺麗です」
「ブリュレノワール」
遊ばれていた・・・・
ただ此の光景が見たいがために・・・・
障壁は瞬時に破られ・・・・
そして地に立つブリュレノワールは笑っている・・・・
「そうよ」
「良いの此れで」
「まだ」
「まだですよね」
「ブリュレノワール」
「貯蔵は満タン」
「ブリュレノワール」
「貴方の愛を感じます」
「愛しています」
私は緑髪を振り乱し・・・・
黒いドレスを乱し・・・
「あああああ」
紫の瞳を輝かせ・・・・・
恍惚に耽りながら次を考える・・・・・
お読み頂き有難う御座います。




