めくりバトル
女の子のスカートをめくってパンツを見たい。
男なら誰しも思うことだろうが、俺、大草大は高校二年生の冬にその想いが爆発した。
しかし普通にめくっては俺の女子からの評価が最底辺になってしまう。
そこで俺はある女に目を付けた!!
「私に何か用か?」
屋上に呼び出した女は腕組みして俺を睨み付けてくる。
この女の名前は修羅崎麻奈巳、家が暗殺拳を教える道場を経営していて、修羅崎はそこの一人娘である。
髪型は黒くて長い姫カット、目付きのが鋭いが整った顔、体型はスレンダーでありながら程よく膨らんだ胸、そして激しい鍛練をして傷ついているからか、両手には包帯がグルグルに巻かれていた。
今から俺はこの女に決闘を挑む。熊をも屠ったとされるこの女にだ。
男には闘わねばならぬ時がある!!
「修羅崎、今から俺は全力でお前のスカートをめくりに行く、めくられたくなかったらお前はそれを止めてみろ。」
ふっふ、闘うという要素を入れることにより、スカートをめくるという最底の行為を誤魔化す作戦。我ながら策士である。
「ほう、死にたいんだな。よし分かった、人を殺すことも私の糧になるだろう。」
ひぇえええ!!予想の三倍怖い!!目から殺意の波動が漏れてますやん!!
ゴクッ、これは本当の命懸けだな。だが俺にも後に引けぬ理由がある。
「あんまり俺を嘗めるなよ。」
こうして俺と修羅崎の戦いが始まった。
俺はこの日の為に2週間前からジョギングとスクワットを始め、一から足腰を鍛えた。当然そんな付け焼き刃では修羅崎の足元にも及ばないだろうが、相手が俺みたいなもやしっ子なら修羅崎も油断している筈だ。初手で奇襲を掛ければワンチャンある。
俺は体勢を低くして勢いよくタックルを修羅崎に仕掛ける。あわ良くばラッキースケベ的な展開をも狙う次第である。
「意外と早いな、だがそれがどうした?」
「へっ?」
"ドガッ!!"
修羅崎は俺のタックルに合わせて、俺の顔面に膝蹴りをかましてきた。
メチャクチャ痛いんですけどぉ!!
俺はたまらず領地で顔を押さえて、のたうち回る俺。
修羅崎はそんな俺をゴミクズを見るような目でみくだしてくる。俺は俺でそんなことされると興奮してくるから困りもんだ。
「これで力の差が分かったか?ボコボコにされたくなかったらママのところに帰りな。」
クッ、バカにしやがって、俺の母親の一人称は母上なんだよ!!
俺はめげずに修羅崎のスカートをめくりに行った。
~10分後~
「はぁ、はぁ...。」
「お前中々粘るな。だがいくらやっても無駄は無駄だぞ。」
ぐぬぬ、確かに修羅崎の言うとおり、こんなに息も絶え絶えに頑張ってるのに一向にスカートをめくれそうに無い。
修羅崎は俺の動きに慣れてしまったらしく、必要最低限の動きで俺の手をかわして的確に攻撃を当ててくる。
くそっ、あと数センチが遠い。スカートに触れられる寸前のところで避けられる。俺の動きは完全に読まれており、修羅崎は最小限の動きで俺の手を避け続けているので、無駄な動きが多い俺が疲れるばかりである。
「せいっ!!」
"バキッ!!"
「ぐはぁ!!」
カウンターで修羅崎の右の正拳突きが俺の鼻を的確に捉え、鼻から血がドピュ!!と流れ出る。
修羅崎が本気になれば俺なんか...おぉ、考えただけで恐ろしい。
「まだやるか?」
全然疲れてないし、やる気も失ってないとかヤバいなコイツ。
何か手は無いか?柔軟かつ奇抜な打開策が必要だ。
...一つだけ思い付いた。だがこれをすると俺は...俺は。
俺は大きな決断をした。
「うぉおおおおおおおおお!!」
今日一の雄叫びを上げて俺は修羅崎に突進して行く。
「バカの一つ覚えだな。」
修羅崎の言う通り俺は自他共に認めるほどのバカだ。だが修羅崎よ、時にバカは誰も予想だにしない動きをするのを知っているだろうか?
俺は修羅崎に近づくとスカートに手を伸ば...さずに、セーラー服の裾を掴んだ。
「貰ったぁ!!」
俺はセーラー服をめくり上げ、目を見開いた。
「何をしている?」
"ガンッ!!"
「ぐげぇ!!」
炸裂する修羅崎のゲンコツ。俺はたまらず、その場にカエルみたいにうつ伏せに倒れ込む。
正直、もう立ち上がる気力すら無いのだが、修羅崎は倒れ込んだ俺の頭を右手で鷲掴みにして、そのままクレーンゲームの様に体ごと俺を持ち上げた。
ヤバいヤバい、マジで化け物じゃん。
そうして俺を持ち上げたまま、修羅崎はこう問いただしてきた。
「どうしてスカートでなく、セーラー服をめくり上げた?返答次第では脊椎を引き抜くぞ?」
...怖すぎるだろ。脊椎を引き抜くなんて言葉を吐くJKがこの世に存在したのか?
「早くしろ...5...4...3...2」
わぉ、突然のカウントダウン!!脊椎を引き抜かれてたまるかよ!!
「お、俺は自分の欲望をシフトしたんだよ!!」
「欲望をシフト?」
「あぁ、そうだ。俺は確かにスカートをめくってパンティを見たかったが、あまりにもお前が強すぎて無理だと判断した。だから別でこのリビドーを静めることにした。」
「それはなんだ?」
「それはだな、女子の鍛えられた腹筋を見ることだ!!俺は女子の鍛えられた腹筋に欲情する男だったんだよ!!」
「なんだと?」
そう、俺は女子の腹筋フェチ、俺にとって女子の鍛えられた腹筋はパンティにも勝るとも劣らぬ代物。それを俺は忘れていた。
案の定、拝見させて貰った修羅崎の腹筋は仮面ライダー1号を彷彿とされる綺麗に整ったシックスパック、これには俺も興奮を隠しきれない。だかしかし、これは当初の目的を違えた俺の完全敗北を意味し、正直凄く悔しい。
「なるほど、確かに欲情してる様だな」
ちょ、ちょ、ちょっと修羅崎さん!!俺の下を見るのをやめてくれ!!女の子がそんなところを凝視してはいけません!!
「ふっ、おかしな男だ。」
修羅崎はそう言って笑うと、パッと俺の頭を急に離したので、俺はその場に尻餅を突いた。
そのまま修羅崎は俺のことをボコボコにするものだと思ったのだが、踵を返して屋上を去ろうとしている。
「修羅崎、ボコボコにしないで良いのか?半殺しくらいならしても良いんだぞ?」
俺がそう言うと修羅崎は立ち止まり、首だけをこちらに向けた。何故だか修羅崎の顔は少し赤くなっている様に見える。
「ふ、腹筋を見られたぐらいで恥ずかしがるなんて...今日のところは私の敗けで良い。」
は、恥ずかしかったのか?
修羅崎はそれ以上は何も言わずに足早に帰って行った。
~三日後~
や、ヤバい。今度は俺が修羅崎から屋上に呼び出された。
き、きっとこの間の御礼参りで俺を抹殺する気なんだろう。父上、母上、先立つ不幸をお許し下さい、ヨヨヨ。
「来たな、待ってたぞ。」
修羅崎は腕組み仁王立ちのお馴染みのスタイルで俺を待ち構えてきた。正直ガクブルだか、まだ漏らすわけにはいかない。
「よ、よぉ、修羅崎。き、今日は俺に何の用だ...ですか?」
あぁ、もう屈服寸前だわ。今、修羅崎な足を嘗めろと言われたら何の抵抗もなく嘗めちゃうよ。
「今日はこの間の逆をやりたくてな。」
「逆?」
「おう、今回は私がお前にセクハラめいたことをするから全力で阻止してみろ。」
「へっ?」
修羅崎が俺にセクハラって何をする気だ?まさかパンツか?
「今から私はお前のチ◯チンを見ることに全力を出す!!止めれるものなら止めてみろ!!」
チ◯チン!?嘘だろおいっ!!
冗談だと思いたかったが、修羅崎は悪魔の様な笑みを浮かべている。
「よ~い...ドンッ!!」
きゃあ!!エロ同人される!!