第二話 神の間 そして
「やほやほー来たね、今から君には異世界にいってもらうよー」
やぁまってたよとでも言いたそうにKAKKOIIポーズをとりながらそういう金髪ブルーアイの女性が言う
男はまだ状況についてこれてないのか辺りをすごい首を回しながら見渡している
「あの・・・ここなんです?」
見渡してもひたすら草原、空は晴天そんな風景が広がっているだけで理解をあきらめ素直に目の前のなぞの人物に尋ねてみることにしたようだ
「ふっふっふ・・・良くぞ聞いてくれたね!答えてしんぜよう」
どやぁっとどやぁっと顔をし楽しそうに言い出した
「ここは神の間、本来は神様しかいることが許されない場所さ 時間は流れないし世の理もここでは通じない私の思ったようになるのだ・・!ビコーズ・・・アイアムゴッデス!!」
いやぁ私ったらすごい!ふふんっとした後
たとえばねとつけて指を鳴らす
そのせつな辺りの草原がなくなり砂地になった、やさしかった太陽はぎらぎらと殺しにきてるように鋭く
また指をならす音が広がると今度は水が部屋をみたしどこからか淡い光が差し込んだ
「ふふぅん、すごいでしょ!」
ない胸を張りながら前の女性の声が響く
しかし男はそれどころじゃない
急に水の中になったのだ普通に呼吸をしてしまい大量の水をすい、また水の中なので声も出せず助けを求められずにいた
「あぁーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
そう叫ぶ女性、女神の声を聞きながら意識はブラックアウトした
目を覚ますの目の前に先ほどの女神の顔があった
後頭部の感覚からひざまくらをされているのがわかる
「本当にごめんねぇ・・・」
起きたことに気づくと申し訳なさそうにいってきた
目には涙を浮かべており今にも泣きそうだ
「だ、大丈夫ですよ、気にしないでください!!」
あわてて立ち上がり慰める
ほんとぉ・・・?と上目使いでみてくる女神に対してつい目を逸らしてしまい
「わああああああん許してくれないんだあああああああああごめんなさああああい」
目を逸らしたのを別の意味で受け取ってしまいついに泣いてしまう
「ああああ違います違います!!!!!」
「ごめんね。取り乱しちゃって・・・へへへ・・・」
恥ずかしいところ見せちゃったねと顔を赤くしながら女神はいう
「ハハハ・・・きにしないでください」
男、轟はすこし疲れたような顔をしながら笑顔で答えた
そしてそういえばと
「異世界にいくっってどういうことですか?」
最初に女神が言っていたワード、異世界に行くことについて聞いた
「それわねー!」
ふふん!とさっきまでの泣いていた姿から一転楽しそうに説明を始めた
「それって本当ですか・・・?」
説明をまとめると
今からいく異世界は剣と魔法の世界、
超危ないところ
文明もそれほど発達しておらず中世ヨーロッパぐらい
ただ魔法があるぶん一部だけ変に発達している
そしてそこの生物を自分で狩り感謝し食べることによりきっとやせるかもしれないそんな気がするらしい
「いやぁ・・・さすがにしんじゃうかなーーって」
できたらなかったことにしていただきたい、冷や汗をかきながら轟はいった
「大丈夫大丈夫、死んだら元の世界に帰してあげるか!」
怖くないよーっと女神はいう
しかしその言葉で轟の顔はさらに青くなってしまった
「か、帰るには死ぬ以外ないのですか?」
「ないよ!」
ふんす!と私に間違えは絶対ないそんな自信のある返事である
「死ぬの前提なんすね・・・・」
帰るための条件が魔王を倒すことでもなく、邪神を倒すことでもなく死ぬこと
それに気づいてしまった轟の顔は泣きそうになっていた
「あっ・・・・て、てへ?」
手で頭をこつんとして舌を出し何時の時代の少女マンガだといいたげなポーズをとる女神
「わあああああああああああああああああああああああああああああん」
男、轟拒否の涙
「あああああああああまってまって、なんかいろいろあげるからああああああああああああ」
ん?
「それなら早くいってくださいよ まったくだぜ HAHAHA」
先ほどのガチ泣きはなんだったのか今まで生きた中で一番かっこつけているのが今ではないのかと思うほどかっこつけていた
「まさか泣くと思ってなかったからさー」
よかったよかったとそしてちょっとやばい人なのかなと安心と不安が混ざったような顔になる
自分が泣いていたのはもう忘れたのだろうか
「そんなことより」 「え?そんなこと?」
「どんな能力もらえるんですか?顔はイケメンにかえてください、体は細マッチョのナイスガイ、ボイスはささやくだけでほれるボイスがいいです、いやでも女性になるのもよいかなぁ美少女に変えてくださっても私感激です、むしろそっちのほうがそそるってか・・・・ええなぁ」
キモい
「うっわぁ・・・・・ま、まぁもう選んであるんだよプレゼントは これだぁ!」
さすがの女神も耐え切れずついうわぁとうわぁといってしまった
しかしすぐそれを覆すかのような笑顔でまぁみてみろと
「じゃーん!!!」
女神が自信満々に出したそれはよく切れそうなダガー、弓、弓矢そしてフードつきのマントに動きやすそうな服であった
「えっ・・・・・?」
轟の顔が固まる
そして
「わああああああああああああああああああああああああああああん」
男、轟本日二度目のガチ泣きである
「えーそんないやだったぁ・・・?」
轟の泣くのが少し落ち着いてから女神がぽつりといった
「だ、だってグスッ そんなんじゃ俺、俺ヒグッ じん゛じゃう゛ウェッ」
もうボロボロである
「だ、大丈夫だよ!ダガーだってよいものだし弓矢とかマントとかもうハンターじゃん、かっこいいよ、ほらかっこいい!」
そういい手から光をだし、その光でふわっと轟を包む
するとそこには先ほどのセットを装備した轟が
「かっこいい・・・?グスッ 」
生まれて初めて言われるかっこいい
慈愛に満ちたかわいいでもなく親切心のやさしそうでもない、かっこいい
「うんうんかっこいい、かっこいいよ」
子供をあやすように言う女神
「ふふふ・・・ハハハハハハ、異世界の平和は私に任せてくださいこの轟 次郎必ず平和にしてまいります!!!」
轟 次郎かっこつけランキング更新である
KAKKOIIポーズをとりながらそう叫ぶデブ、眼が痛い
「お、お願いするねぇーじゃあ転生するよ、せーのっはい!」
困った顔をするがまぁいってくれるならこれでいいやと
そしてもうさっさといってくれというように異世界に送るのだった
「また会おう女神、ハー八ッハッハッハ!」
KAKKOIIポーズのまま高笑いをして消えていくデブ轟
そして白い部屋に残された女神は
「次会う時は死んだときなんだけどなぁ・・・・」
そう苦笑いしていた




