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500バイトのオモイ  作者: プリティーお魚
第2章 ペアレンツ
7/9

12バイトのオモイ

ユリは激しい金属音で目が覚めた。

全身真っ黒の男数人がロボットに向かってチェーンソーを振りかざしている。

「ちょっと!何してるの!」

男たちはユリを一瞥しただけで作業を止めない。

ユリは男たちにしがみつく。すると男の一人が舌打ちをし、チェーンソーをユリに向ける。

その時、ロボットがいきなり光線をだし、その男の頭を消し炭にする。ロボットには傷一つついていない。

残りの男たちは一目散に逃げ出した。

「イザヤ!大丈夫?」

『あんなのじゃきずはつかない。ユリはだいじょうぶ?』

「大丈夫だけど…あのね」

ロボットは首をかしげる。

「イザヤにも人間らしくしてほしいの。すぐにほかの人を傷つけないで」

『しかし』

「私は死なないけどほかの人は死んじゃうの。死んだらおしまいなの。わかる?」

『わかった。ユリからいわれるまでこうげきをしない』

「うん。ありがとう」



「看守長、ロボットは特殊な素材でできているようで、破壊は困難かと」

「そうか…では、私が直接向かうよ」

「危険ですよ!」

「娘は私のことを信頼している。大丈夫さ」

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