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産みたいと言う気持ちを、否定して否定して悩んでいたママ。

私の鼓動を見て、迷いが強くなったような気がする。


否定のみで打ち消す事に精一杯だったママ。この日から、無理!無理?本当に?何とかなる…なる訳ないって。でも…でも…。

否定を否定する感情が出始めてた。


嬉しいな。産んでくれる事に決まったら、どんなに素敵だろう。本当は…強がってたってママに会いたい!会いたいの!

でも、これは内緒。


「お前も、もうすぐお兄ちゃんになるんだぞ~」

パパがお兄ちゃんに話しかけてる。


「何言ってんの。ならないって。…おろすんだから」


「…それしか選択肢は無いの?」


「…。…ない…よ」


口ではそう言いながら、答えの決まらないママ。

ぬか喜びはさせないように、答えがハッキリするまでは産もうか悩んでる事は口にしないつもりみたい。


「そっか…。お前にまかせるよ」


パパはあれから、産んでくれとも産むなとも言わない。産んで生活が変わるのは、ママ自身だからだ。

でもママが産むことに決めると思っている言い方をする事が多い。

今みたいに。



読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ

ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。

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