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「確かめてみよう」
お店で、妊娠検査薬を買ったみたいだ。ママのドキドキが一層強くなる。
私の存在を否定している感情が、何度も何度も流れてきた。
何だか、悲しくなる。でも、大丈夫。私は生きてる。そして、生きるだけ。私に出来る事は、全てやってる。
「嘘っっ」
ママの感情がピークになる。ドキドキがうるさいくらいに響く。不安・否定・驚きが伝わってくる。
「どうしよう…」
どうしようって何?何をどうしたいの?
悲しい感情が流れてきた。
ママ、私がいて悲しい?ダメだった?
…少し寝よう。考えたくない…。
「…やっぱり、出来てた」
重苦しいママの声。パパに報告してるみたい。パパは?パパは喜んでくれるかな?
「そっか…。俺さ頑張るから、何とかしよう?」
私を受け入れようとする声。
「何とかなんないよ!無理!1人でも無理かもしれないのに、2人なんて無理!」
泣きながら否定するママ。
無理無理無理無理、ママの感情が悲痛に伝わる。
「…今回は…おろすよ」
それを聞いたパパは、何も言わなかった。
読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ
ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。