表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/52

10

「パパちゃん」


「ん?」


「私ね、決めたからね。産む事に決めたから。よろしくね!!」


パパは急な言葉に一瞬ビックリしたみたいだけど、やっぱりなと頷いた。

最終的にママがおろす選択を出来ない事が、分かっていたみたいだ。


「…おう。分かった」


「頑張ってよね。お金だってかかるし、大変になるんだから…ねっ」


パパも、ママも笑った。

言葉にした途端、ママの迷いは完全に消えた。


嬉しい。嬉しいよ、ママ。会える…会えるんだね。ママにパパにお兄ちゃんに。


本当は少し諦めていた。

私に気づいた時のママの反応が、否定ばかりだったから。


でも…でもね。少しだけ期待もしてたんだ。

おろすって沢山の感情の中、その真ん中にはいつも殺したくないって気持ちが常にあったから。



読んで頂いて感謝!感想聞かせて貰えると嬉しみですっ

ご意見や、こんな話になったら面白いなってあったら、教えてください。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ