1月19日 自信
私は、ただただ夏目の話を聞くことしかできなかった。夏目は、昔からこんな感じなのだろうか?淮南高校は、聖徳高校とは少し異なる雰囲気だから実際はわからない。
夏目「元気?」
私 「まぁ、まぁかな」
いつもと変わらず、夏目は声が高かった。
夏目「早く遊ぼうよ」
私 「何して遊ぶの?」
夏目「私の友だちと遊ぶ?」
私 「えっ?」
何言ってるのか全然わからなかった。
夏目「私の友だち面白いよ」
私 「誰がいるの?」
夏目「生徒会のメンバーは好きかな」
私 「生徒会なんて無理だよ、私」
相変わらず、夏目は私の上を超えてくる。
夏目「そう?全然いけると思うけどな」
私 「だって、南坂とかいるでしょ?」
夏目「いるよ」
淮南高校の生徒会長である南坂なんて、一緒にいたらダメだ。
私 「そんなのダメだよ」
夏目「そうかな?自分を下に見るの辞めた方がいいよ」
私 「だって、私自信ないし」
夏目「なんでそんな自信ないの?」
夏目は不思議そうに私の方を見てくる。
私 「自信ないからさぁ」
夏目「だったら、私が自信もたせてあげよっか?」
私 「えっ?」
夏目「私が凪に自信もたせてあげるよ」
私 「そんなことできないにきまってるでしょ」
夏目は、微動だにしていなかった。
夏目「できるよ。じゃあ、今度落ち着いたら私のところきなよ」
私 「どこ?」
夏目「弓道だよ」
私 「弓道?」
夏目「うん」
弓道で自信がもてるなんて到底思わない。夏目は何を考えているのだろうか?
私 「弓道なんてしたことないよ?」
夏目「したことなくても大丈夫だよ」
私 「え?」
夏目「弓道を通して、自信を一緒に積み上げていこうよ」
自信を一緒に積み上げる?弓道をすれば自信はつくのか?思わず自問自答してしまった。
私 「どうやったら自信つくの?」
夏目「逆に、凪はなんで自信がもてないの?」
私 「なんで、、、、、、、、なんでだろう」
夏目「大丈夫だよ、私の言う通りにやれば」
凄い自信だ。なんで、そんなに自信がもてるのか私にはわからなかった。
私 「じゃあ、一回だけ行ってみようかな」
夏目「うん、一回だけ一緒にしてみようよ」
私 「わかった」
なんか夏目の言う通りに進んでいっているけど私は信じるしかなかったのだ。




