表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

著者プロフィール

【著者近影】

 ↓自筆

挿絵(By みてみん)


【プロフィール】

必要な物・・・もやし1袋/鶏もも肉2分の1切れ/よだれ鶏の素


①もやしをさっと茹で、水気を切って皿に取る

②鶏もも肉を火が通るまで(約10分)茹で、皿に取って冷ます

③鶏肉をお好みの厚さに切ってもやしに乗せる

④よだれ鶏の素をかける


【あらすじ】

「君たち本社配属組はエリートだ。エリートが給料を欲しいなどと思ってはならーん!身を粉にしてタダで働け!」

「専務、ありがとうございました。次は○○事業本部長挨拶です」

「我が社で利益を生んでいるのは工場だ!お前ら開発は間接部門は金を食うだけの金食い虫だ。給料を受け取る資格などない!(絶叫)」


 とんでもない会社に入ってしまった。日本を代表する名門グループの重要な一部上場・関連企業に就職したハズだったのにどうしてこうなった・・・

 ブラック企業で死ぬ寸前までタダでコキ使われて左遷された『よだれ鶏』くん。今日も定時でタイムカードを切り、夜中のに時に12畳、4人入居の独身寮にとぼとぼと足を引きずる・・・睡眠時間は4時間。


「いや、僕が開発した新製品が顧客の笑顔になるんだ!あと半年の辛抱だ!頑張るぞ!あっ係長、おはようございまーす」

「よだれ鶏、お前明日から工場応援な。3ヶ月」

「は?」

「毎年の事だけど、普通3か月延びるから」

「え?」

「技術部の半分が行くんだから文句言うな。俺は鋳造工場、お前はプレス工場だ」

「でも半年後に新製品が・・・」

「うるさーい!経営者一族の大社長様が派遣を切ったから人がいないんだよ!社長がやれと言うんだからやるんだ!」


 半年後・・・

「ただいま帰りましたー!」

「おう、よだれ鶏、こっち来い。各課の課長が全員、大会議室で挨拶だ」

「え?」

「皆さん、この事業部は分社化が決まりました」

「我々課長以上は□□営業部に転籍、君たち実務者は孫会社社員となります。明日から皆さんとはお別れです。ウッ、ウウッ・・・」


 呆然と夜道を彷徨うよだれ鶏くん。迫る居眠り運転のトラック・・・そして、ペシャンコになったよだれ鶏くんが気が付くと・・・異世界の日本でなろう小説家になっていた!


 これは、夢と希望に満ち溢れた一人の開発者が、なろう小説家になるまでの、愛と冒険の物語である!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ