4/22
1-3
夢を見た
大きな光に飲み込まれる夢だ
完全に飲み込まれる寸前に強く背中を押されて目が覚めた
起きた時刻は朝の5時
随分と早く起きてしまった
...と思ったが今日死んでしまうのだから
13時間
残された時間は1日の中で長いようで短い
さて早起きしたしこの部屋で過ごすのも最後だ
「少し整理でもしておくか」
散らばっている机の上を片付けてマンガを本棚へ
そうして片付けを終えたころネルが部屋に来た
「部屋とのお別れは済んだか」
「そうだな、もうここに帰ってこないのかと思うと寂しいが大丈夫だ」
俺は部屋を出てリビングに来る
両親は共働きで今日は両方とも朝が早いようだ
おいてあった菓子パンを手に取り両親が置いてった手紙を読む
時刻は7時
学校に着くころには彼女も登校してくる頃だろう
「今までありがとうございました。行ってきます」
もう家にはいない両親と住んでいた家に挨拶をして家を出た
残り11時間
俺の命は半日もない




