表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君に愛を  作者: 月島奏音
1/22

プロローグ

それはある夏の日

明日死ぬと言われた男子高校生のお話し

「てことで明日死ぬからな」

「え、いや、そんな急に言われても」

「まあ明日っても今が夕方の6時だから…」

そんなふうに悩んでるやつを前に俺はただただ困惑しいるなか

「うん、めんどいから今から24時間後にするわ」

と死へのカウントダウンがスタートしたのだった


・・・

自分の部屋に急に現れたそいつに死の宣告を受け

困惑しながらも名前を聞いた

「それであなたは誰なんですか」

「名前か?俺はネル」

奴の名はネルというらしい

そしておそらく男なんだろうと思う

一人称が俺だったから

なぜ確定的に言えないのか

それは彼の格好が問題だった

顔は仮面で黒装束のフードを被り、声は変声機のような感じだ

背は同じくらいだと思うのだが

床に足がついていないのでよくわからない

総合するといわゆる死神に酷似している

いや決定したわけではない

何らかの希望も持たずに一応聞いてみた

「あのあなたは一体なんでしょう?もしかして死神だったりしますか?」

「死神?うーん死神か...」

と考えること数秒

あるわけがないと思ってたことがあるかもしれない

少しだけほんの少しだけの淡い期待を持ちながら

「そんなものだ」

その期待すらも砕かれた




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ