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一話 事故

 その日、金城亮也は車で走っていた。



亮也は中堅クラスの大学の3年で、成績はだいたい中の上。外見は中肉中背でこれといった特徴はない。スポーツが好きだが、かといって特別才能があるわけでもないというごく普通の大学生である。



大学3年の亮也は就活中で、その日は地元の会社の面接に行っていた。面接はまずまずの手応えで、ホッとしながら会社を出た彼をこの冬一番の寒さと言われるほどの冷気が襲った。


 

(さっさと家に帰ってのんびりしよう)

 そう思った亮也はまっすぐ家に向かって車を走らせた。




 「しかし、これはしゃれにならんな…」

 思わずそうつぶやいていた。どうしたのかというと、道路がところどころ凍っているのだ。おかげでかなり慎重に運転していても時折、事故を起こしてしまいそうになる。しかも、それなりに交通量があるため、あまりゆっくりと運転できない。

 (なんだか面接よりも疲れるんだが…)

 亮也は思わず苦笑いをした。




 その時だ。突然犬が道路に飛び出してきたと思ったら、それを追って小さな女の子も車道に飛び出してきた。亮也の車の目の前である。

 「うおっ!!!!!!!!!?」




 とっさに亮也はハンドルを切ってなんとか少女との衝突を避けた。

 しかし、その無理なハンドル操作と、道路の凍結のせいで亮也の車は完全にコントロールを失った。亮也の車はスピンしながら反対車線にまで飛び出してしまう。そして、向こうから来ていた車と激突。





そこで亮也の意識は暗転した…。

初投稿です。ミスがあったらすみません!

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