星の導き
沈殿した藍色の中
今宵も 星は絢爛に明滅する
星の輝きに 目を奪われた
地に伏せる子羊達は
足に付いた枷を
億劫そうに引き摺りながら
続々と 歩みを進めはじめた
星は 子羊達に囁いた
「信じて歩け、迷い人らよ」
女神を髣髴とさせるその吐息は
虚ろに歩く子羊達を鼓舞させた
光と声に 導かれた先は
輝かしい銀河とは程遠い
涸れ果て 色褪せた
空虚な荒野だった
子羊達は 揃って空を見上げた
星はただ笑っていた
それが 微笑か 嘲笑か
子羊達には理解できるはずもなく
ただ立ち尽くすばかりであった
自戒も込めて書きました
満天の星空を見てみたいです
現代っ子の素朴な願望