はじまり
長いので飛ばして大丈夫です
病院へ行くと夢と混ざった事ではなく
気が付くと知らない場所にいる、知らない状況にいる
そんな別の症状から病名が告げられた
解離性遁走 だそうです
原因は過去のストレス 多重人格なんかと同じ理由だそうです
なので過去については
身バレしない程度にかつ、年齢制限に引っ掛からない程度に
ざっくりと書いていきます
1番古い記憶は5歳
父と母の中がもう良くなかった
幼稚園で「離婚するかもー引っ越すかもー」なんて軽く友達に行って先生に怒られた思い出
父は父とも呼びたくないのだが便宜上そう書く
父は碌でもないやつだった
家に普通に愛人が出入りしていたし
兄弟間で差別もしていた
兄は可もなく不可もなく
姉は愛されていた
弟は乳飲み子で無関心
私は嫌われていた
親からの虐待を思い浮かべていただければ大体それだ
ベットの上に飾ってある神像が怖かった
見ないで欲しかった
ベルトの使い方がおかしいと思った姉が奥で見ていた
外が寒かった雪がとても積もる地域だった
まぁそんな感じです
朝から夜まで出来るだけ家にいないようにしていました
ある日離婚の話が纏まらない為母が子供全員を連れて家を出た
幸せになれると思った
悪魔の子と呼ばれた
好かれなかった
仲良く出来なかった
ある日父が死んだという連絡が来た
それまでは隠れ住んでいた
似た人物を見たと聞いたら引っ越すくらいに
病院に行った
母が縋り泣いていた
兄が涙をこらえていた
姉がハンカチをぐしょぐしょにしていた
弟が泣いていた
私は泣けなかった殺意が湧いていた
泣いている理由が理解出来なかった
既に死んでいるそれを土足で蹴飛ばしてやりたかった
家を片付けに行った
興味がなくて家の前で鳥を眺めていた
燃やした暇だった
骨を墓に入れに行った
妹の骨を一緒に包むって聞いた時再び殺意が湧いた
何より止められない自分が嫌で涙が出た
今度こそ幸せになれると思った自分にその権利がない気もした
ダメだった
出てけと毎日言われ続けた
開き直ってバイト代で旅行に行ったら警察に連れ戻されて殴られた
出てけと言われる日々に戻った
やはり私は悪魔の子らしい
それでも頑張った お前はもう無理だ と言われた
諦めることにした
当時付き合ってた人と結婚という理由で家を出てしまうことにした
人を見る目がないようで殴られた
流石に帯持ちに殴られるのは痛かった
デモデモダッテしながら吹っ切って一人暮らしをはじめた
まぁざっくりこんな感じです
なんだかんだ夢に登場してきたりするので一応書いてみました
私は悪魔の子だ