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柩 / 後朝 / 脳 / コーラ / ため息

《 お題 》

〔からだを埋める〕です。 〔カタカナ語禁止〕かつ〔「夕焼け」の描写必須〕で書いてみましょう。



【柩】

貴方の身体を花で埋めましょう。貴方が好きだった白薔薇で。柩も祭壇も、全てを白で埋め尽くしましょう。金色の夕陽に染められて、それは美しく輝く様に。美しい貴方に相応しい荘厳な道を築きましょう。芳しい香りが伴となり貴方が寂しくない様に。太陽が隠れた後も仄かな残照が私を慰めてくれる様に。





《 お題 》

『暁』と『恋敵』を使って140字SSを書きましょう!


【後朝】

暁に身支度を整え男は一人ほくそ笑む。見事恋敵を出し抜いて、意中の姫を手に入れた高揚感に満足しながら。白白と明けてゆく空を睨み男は急ぎ館を後にする。手に入れてみると後朝の文すら煩わしい。所詮戯れの恋だもの。只あの男の鼻を明かしたかっただけ。捨てられた姫の末後など男の預かり知らぬ事。





《 お題 》

『足して割って、ちょうど』をお題にして140文字SSを書いてください。


【脳】

知りたいと思う僕。表現したいと思う君。僕が仕入れてきた知識を君が紡ぐ。左の僕と右の君。丁度真ん中で手を繋ぐ。白黒の僕の知識が舞い上がる。君が追い掛け捕まえて綺麗に彩り星屑に変える。躍動する。言葉にのせて。筆にのせて。音にのせて。僕と君足して割って、ちょうど器に見合う「僕」になる。





《 お題 》

「深夜の病院」で登場人物が「ほほえむ」、「コーラ」という単語を使ったお話を考えて下さい。


【コーラ】

夜中に無性に喉が乾いて、僕は常夜灯に照らされる病院の廊下にパタパタとスリッパの音を響かせた。ぼうと暗闇に浮かぶ販売機のコーラのボタンを押す。紙コップの中に浮かんでは消える黒い炭酸はまるで地獄の池の炙くみたい。呑まれそうになった時「早くお戻り」祖父の声とほほえむ顔が脳裏に浮かんだ。





《 お題 》

『嫌味なくらい、できたやつ』をお題にして140文字SSを書いてください。



二回目…


【ため息】

家族連れの焼肉大会。あいつは一人でチビ共の世話。お喋りに付き合い、肉を焼いて取って皆に配って。その間親は何しているかって、別のテーブルでお喋りに興じてる。そんな大人達にまで、にこにこ愛想を振り撒くあいつ。嫌味なくらい、できたやつ。これで男でさえなかったら嫁に来いっていうのになぁ。






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