表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/86

わからずや / 誤解 / 交渉

お題

〔わからずや〕です。

〔会話文のみ禁止〕かつ〔「明かり」の描写必須〕で書いてみましょう。


【わからずや】

わからずや……。涙が溢れて声にならない。もうこれっきり走れないかもしれないのに。薄暗い廊下をゆっくりと踏みしめて、あいつはフィールドに向かう。痛めた足をテーピングで固めて。開かれた扉から差す眩しすぎる明かりが、外へと導く。逆光の中、あいつはちらりと私を振り返り、にっ、と笑った。




お題

『ドレス』と『恋敵』を使って140字SSを書きましょう!



ありゃりゃΣ(゜д゜;)


【誤解】

真紅の裾を翻し、あなたは私の前を通り過ぎた。私を一瞥することもなく。私の傍らに立つあなたの恋人が、馴れ馴れしく私の肩に手を掛けた。私はすいっと足を踏み出す。「ごめんなさい。気分が悪いの」鮮やかなドレスの海の中に、私はあなたの真紅を探す。解って、私は決してあなたの恋敵じゃない。




お題

『お先にどうぞ』を最初に使ってSSを書いてください。


どうぞ、( ^ω^)_凵 どうぞ



【交渉】

「お先にどうぞ」

その言葉に、着飾った紳士は船と船を繋ぐ細い板切れの上で、実に優雅なお辞儀をした。右足を引き、左手を横水平に流し、右手は胸に。彼が身体を起こした時、いつの間にか握られていた短剣が一路に飛び、マストの前に立つ船長の胸に突き立った。和平交渉不成立。時の声が上がる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ