第5話
「ここなの?」
ファユンとコユウの前に門みたいな大きな入り口があった
その周りには、結界みたいなものが張ってあった
「えぇ、そうよ」
コユウは、ファユンを目で確認しながら結界に手を触れた
そこには、扉があらわれた
「えぇ!!
扉が出てきた!?なんで?」
「崩れてる門のように見えるけど、生きてる人間やその中に入れる資格があるものが触れると扉が出てくる仕組みなのよ」
「へぇー、あいつは入ってこれないの?」
少し考えてからコユウは、答えた
「.....一応、そういう風になってるんだけどね」
「一応?どういう意味なの?」
コユウは、少し険しい顔をして答えた
「つい最近なんだけど、この門を突破して襲ってきたって言う情報が何処からか入ってきてね」
「じゃあ、危ないんじゃないの!?」
ファユンが周りを見渡しながら言った
「とりあえず、今のところは大丈夫なのよね
それに、その噂も何処から流れてきたのかさえも分からないからね」
コユウが入るための準備をしながら言った
「そうなの?
変な噂だね~」
ファユンが肩に座っていった
「確かにね
でも、それくらい私達は、あいつらを恐れているの
何処であいつらが出たとか、村が消滅したとか
そういう話は町の中でもすぐに広まっていくわ」
「そうなんだ....
そんなに恐ろしいんだね」
ファユンがそう言うとコユウは、少し悲しい顔をした
「そうね
さぁ、扉が開くわ」
扉が開き、中に入った
「そういえば、さっき中に入る準備してたけどあいつらに見つからないの?」
「門が出て来たら、周りに結界が張られるようになってるから大丈夫よ」
「そうなんだ~」
「そろそろ着くわよ」




