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魔法分析科のあれこれ

 カナリアとリリーヌはクロスフォードの案内であまり使われていなさそうな校舎の一階の教室に来ていた。その教室はどうやら魔法分析科の専用の教室とのことらしい。カナリアたちと同じように勧誘を受けたのだろう一年生が四名ほど席についている。また教室の後ろには三人の上級生が教室を見回すように立っている。そして、教卓には無気力そうな男性が一人座っている。白髪交じりの黒い短髪にやる気などみじんも感じられない黒い瞳、だらしなく無精ひげを生やし、服はいつ洗濯したのか疑いたくなるほどくしゃくしゃだ。彼は魔法分析科の担当教員であるらしく教室をぐるりと見まわすとため息をついた。

「あー、私はこの魔法分析科の担当教員のレイフォード・ゼロ・ルミナールだ。君たち六人は取りあえず魔法分析科に興味があるからここに来たのだよね。願わくはその興味がよそに移らず、この科を選んでくれることを祈ろう。なぜなら、ここにいる全員がこの科を選んでくれたとしてもこの科が潰れないためにはあと一人必要だからだ。だからせめてここにいる全員がこの科に今すぐ決定し、この専科決定用紙に必要事項を記入提出してほしい」

レイフォードはそれだけ言うと専科決定用紙なるものを一人一人に手渡していく。カナリアとリリーヌはもちろん他の四人も特に他に興味がないのかそれともこの科に相当入りたかったのか専科決定用紙を迷うことなく記入し提出している。その様子にレイフォードは満足そうに笑っていた。

「ありがとう。と、言ってもまだ一人足りないのか。誰か一人誘ってくるから各々自己紹介でもしていてくれ」

そういうとレイフォードは魔法分析科を継続させるためのあと一人を探しに行ってしまった。そのレイフォードの姿に教室の後ろに立っていた上級生三人が同時にため息をついた。

「すまない。一年生諸君、ルミナール先生は優秀の方なんだが。少し抜けていてね。一応ここに来るまでに魔法分析科の説明や現状は各自聞いたと思う。一応質問は受け付けるがその前に自己紹介をしよう。まずは僕から」

そう言ってクロスフォードは一旦言葉を区切り、コホンと咳ばらいをする。

「僕はクロスフォード・レックス。レックス子爵家の長男で二年生です。どうぞ、よろしく。」

簡潔にそれだけ言ってクロスフォードは頭をさげる。

「じゃぁ次は僕だね。僕はミドル・リーゼ・シンフォニア。シンフォニア伯爵家の三男坊で二年生です。よろしくね」

そう言ったのはクロスフォードの右にいた青年だった。綺麗な金髪に透き通るような青い瞳の随分と背の低い青年だった。カナリアとミドルが並んだら確実にミドルの方が圧倒的に背が低いだろう。それほどに背の低い彼は満面の笑みを振りまく。

「次は私だな。私はソフィア・ルーシュ・シフォン。シフォン辺境伯の次女で三年になる。よろしく頼む」

そう言ったのはクロスフォードの左にいた女性だ。綺麗な銀髪の髪を後ろで一つにまとめ綺麗な紅い瞳でまっすぐ前を見つめる彼女はとてもかっこいい。

「それでは一年の皆にも自己紹介をしていただこう」

どうやらこの教室で最年長らしいソフィアは一年生たちの自己紹介を促した。

先生があと一人連れてきたらまた自己紹介しないといけない。

二度手間。

多分みんな気づいてない。

そして、残りの一年生四人(先生が連れてくる予定の一人をいれて五人)名前と性別どうしよう。

大体男女比に偏りのないようにしたいので女子二人、男子二人にしたい。ということで一年生の名前募集です。選考基準はインスピレーション。

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