表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/25

ダイスキ

 ――も、もしもし……悠助くん……? あっ、悠助? えへへ……なんかまだ慣れなくて……って、電話なら何回もしてきたか。ふふふ。


 あっ、あのね、今日はありがと。嬉しかった。まさか同じ気持ちなんて、私、夢にも思ってなくて……あれだって、挨拶なんかじゃなかったって言われてびっくりしちゃって……なんて、ちょっと嘘ついた。はははっ、だって私、可能性のあることしかやらないもーん。うん、ミエミエ。私のこと好きそうだなって思った。……嘘だよ。本当は不安ばっかだった。……って、これじゃどれが本当か分かんないね。全部本当だよ。全部本当。意味分かんないね。あはっ、テンションおかしいよー。助けてー。


 ……え? うん。昨日も言ったじゃん。……大好きだよ、悠助。


 帰省? 明日から1週間かな。お土産買って来るから、楽しみにしててね。電話はいつでも出来るし……寂しくなんかないね。は? 寂しくなんかないし。私は強いからな。ははは。……その代わり、帰ったら甘えさせて。約束ね。


 さて、明日は早いから……備えて寝ようかな。

 おやすみ、悠助。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ