ナミダ
――……もし、もし? …………うん。ううん、私こそごめんなさい。……違う。私が、ごめんなさい。ゆ……館くん。あの……邪魔、しないから。仲良くやって、その……昨日の子と。私が悪いから……ああなるのも当たり前なの。分かってるの。だから……。…………え? い、妹? 嘘なんか吐かなくて良いって。……え、本当に妹なの? 実家? 今実家にいるの?! あ、そっか一応もう夏休みか……え、それじゃあ私、妹さんにあんな……っ……! ご、ごめんなさい! ごめんなさいって言っといて!
……そっか。リビングに携帯置きっぱなしにね……それで妹さんが勝手に出ちゃって……? え、そんなこと言われたの?! 手が当たって電話切れちゃうなんて……スマホならではじゃない? ……うん、うん、え、怒ったんだ、ゆ……館くんが。え、結構ガチで? すごいね。珍しい。日付越えちゃったんだ……私が掛けたのも結構遅かったしね。だから今日……ごめん。……うん。ありがと。ごめん。じゃあ、もっかい言うね。……え、言わなくて良い? な、何で……え、妹さんに聞いた? 怒り狂って全部吐かせた? 怖っ。……いやいや、冗談。
うん。分かった。じゃあ、それだけ答えさせてもらうね。……好き。好きだから。本当に、本当。疑う余地ないから。0パーだから。だから……もし、良かったら…………本当?! ありがとうぅぅぅ……な、泣いてない! でも……本当にありがとう。これからも……末永くよろしくお願いします。




