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ハジメマシテ

 もしもし。あ、えっと……うん、覚えてるよ。悠くんだよね。はじめまして。……違うか。えへへ。えっと、ごめんなさい。私、真里奈。え、覚えてるって? ごめんごめん。……ありがと。嬉しい。


 今日の入学式、悠くんいなかったら多分学校にさえたどり着けてない……。本当助かった! ありがとうございます。出身この辺なの? あー、そうなんだ。そしたらもう慣れっこだね。他に内部の子どれくらいいるの? ……え、そんなにいっぱい。まぁ、そうか。そうだよね。

 大声で騒いでた子たちはみんな内部、って感じか。縄張り主張してんのかね? ……あ、別に、悠くんのことじゃなくてね。


 ん、私は九州。そう。え、訛ってる? うそ……本当?! これでも気を付けてるのに……自分じゃ気付かないもんだね。ま、良いよ。方言万歳! ってね。ふふふ。


 あっ、ごめん、呼ばれてるわ。ううん、親じゃないよ。寮監先生。放送だから、急いで行かなきゃまた呼ばれちゃう。……だから、九州から来たんだってば。うん。そんならまた。明日? そう。明日のオリエンテーションで。


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