冒険に出かけよう。
この物語は作者が書いた『魔具屋〜クロフユ堂〜』の続編である。
お読みになられて無い方は、先にそちらをお読みになってから、もう一度おこしください。
アレから彼女達は宿を引き払い、ボクの屋敷に住む事になった。
元々一人では広すぎるくらいの屋敷、居住スペースは余っていて、引越しは楽にすんだ。
一緒に暮らすとなると、ドキドキハプニングとかあるかなぁって思ったけど、そう言うのも今の所ない。
まぁ、初日に彼女達がバスルームを使うときに・・・・。
「覗いたら斬るからな?」
「へ?覗きなんてボクの美学に反するからね、しないよ。」
「そうですよ姉さん、いきなり疑って掛かるなんて、失礼ですっ・・・・」
「だから、一緒に入ろう!!」
と言ったボクを縛って、屋根裏部屋に放りこまれたのも、いつか良い思い出になるだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・何がいけなかったんだろう?
ま、それはともかく、彼女達が来て一週間がたった。
宿泊代、代わりに、店を手伝ってくれると言ってくれて、店もそれなりに繁盛している。
「と言うわけで、冒険に行こう。」
「ふぇ?」
朝食の食パンを咥えたリーナさんが、可愛い声をだしてる。
「行くと言っても、あてはあるのか?」
ライナさんが、手に持ったフォークを置いて答える。
ちなみに今は朝食中、メニューは、トーストと目玉焼き、グライガラダのサラダ、飲み物は、
ボクとリーナさんがコーヒーで、ライナさんが以外にもオレンジジュースである。
ちなみに、作ったのはリーナさんだ。
本人曰く、「こんな、苦い物は飲み物じゃない」との事だ。
「ま、今日はとりあえず、二人の能力を見極めたいのと、冒険の基礎を教えたいからね、二人とも、ダンジョンとかは初めてなんでしょ?」
「うむ、故郷からここまでは、キャラバンと共に一緒に来たからな、戦ったのもスライムやゴブリンくらいだ。」
「そうですね、それに、キャラバンの人達と一緒に戦ったので街道のモンスターも私達だけで戦ったわけじゃないですし。」
「ん、でもゴブリンと戦った事あるなら話は早いよ。今日はゴブリンの洞窟に行こうと思ってたんだ、二人さえよければ、昼間でに準備をすませて、1時に出発でいこうと思う。お店は今日は閉店って事で。」
「私は、いいですよ。」
「そろそろ、剣を振るわないと、腕が落ちそうだしな。」
と、行ってもライナさんは、毎朝、起きて素振りをしていたけどね。
「んじゃ、決定って事で、回復アイテムなんかは、ボクが用意するから、えーっと、ライナさんは、軽めの携帯食料と、飲み物を、リーナさんは、基本的な医療品の準備をお願いできるかな?家にある物なら、なんでも持って行っていいから、場所が分からなかったり、買わなきゃ揃わない物があったら、声をかけてよ、お金渡すから」
「了解した。」
「わかりました。」
二人の良い返事を聞きいて朝食をすませ、ボクは準備に取り掛かる事にした。
ボクは、この時予想もしてなかったんだ・・・・・。この後、あんな事になるなんて・・。
連載って、話の切り方がわかんない。
短すぎるのか長すぎるのか・・・。
ま、気長にボツボツ書きはじめてみました。
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