03 ライティングソフトは吟味せよ
物語を書くべき。
そして書くジャンルを決めるべき。
というのを書いてきましたが、書く為に必要なツールというものもあります。
第一はライティングソフトですね。
これは状況によって変化するでしょう。
まずはパソコンに最初に入っている場合。
マイクロソフトワードが初期段階で入っているパソコンならばそれを使うというのもアリでしょう。
そして入っていない場合で、メモ帳やフリーのライティングソフトで満足出来ない場合は、とりあえず安価なソフトとしてはキングソフトライターなどがあります。
これは文章を入力するだけならばワードと使い勝手が変わらず、ワードとの互換性もバッチリなので割とオススメです。
私も数年前まではキングソフトライターを使っていました。
なかなか悪くない使い勝手ですよ。
しかし少しお金に余裕があるのなら、絶対にオススメしたいものがあります。
ズバリ、『一太郎』!
ジャストシステムが出しているライティングソフトですが、少々お値段もかかります。
しかしここ最近の一太郎は電子書籍作家向けの機能がいくつか入っており、電子書籍作家としてやっていくのならば絶対にオススメなのがこのソフトです。
それはファイル変換機能。
KDP向けの『mobi』やkobo向けのEPUB、通常のEPUBや、PDF変換機能があります。
電子書籍化するに当たって、これらの変換機能は必須です。
ウェブ上のフリーソフトを使ってやるという手もありますが、ライティングソフトで全てやってしまえるのなら手っ取り早いし、楽です。
入力方式もATOKは日本語文章入力にはとても向いていますし、将来的な投資の為にも是非とも一太郎をオススメします。
お金が厳しいのであれば無理に買う必要はありませんが、かなり楽になることは確かです。
パッケージ版よりもDL版の方が若干安いので、そちらを見当してみるといいかもしれませんね。
ちなみに画面についてですが、真っ白な新規作成画面だと目が眩しくなったりしませんか?
そういう時は画面の装飾機能で背景色を灰色系にすると少し和らぎます。
書式→文章スタイルあたりからいじれるはずです。
そしてこれも好みによるのですが、明朝よりもゴシック系の文体の方が入力しながら見やすい場合があります。
最終的に明朝に戻せばいいわけですから、試しにやってみるのもいいかもしれません。