The Tree あとがき ―英国人とセントラル・パーク―
おまけ。
外国が舞台なので、本文注釈+あまり一般的でない用語の解説を書くことにしました。
・セントラル・パーク
『亡霊たちの夜』―Dead people struttin' in Central Park―でも舞台にしましたが、
今回はセントラルパークの南側全体を出しました。
セントラル・パークには入口がいくつも存在しますが
木の駆除に向かった3人は南端のグランド・アーミー・プラザ横から入りました。
公園内の位置関係も実物の通りです。
観光客が一般的に使うのは、南側のコロンバス・サークルです。
入るとすぐにザ・ポンドが見えます。
石造りの趣ある観光案内所デアリー、広々とした並木道ザ・モール
べセスダ噴水と広場を抜けザ・レイク、ボウ・ブリッジに辿り着きます。
・愛犬のボストンテリア
ジョ○ョのイ○ーです。
書いてる時ジョ○ョのアニメを見ていたため。
・エントと中つ国
エントは『ロード・オブ・ザ・リング』に登場する木の巨人。
映画3部作の2作目と3作目に登場します。
1作目には出てきません。
中つ国は『ロード・オブ・ザ・リング』の作者
J・R・R・トールキンの物語における世界。
ちなみに、ソサエティ所在地との設定になっているオックスフォードはかつてトールキンが教鞭をとっていた土地でもあります。
・英国人
迷惑なサッカーフーリガンで
ケチでいつもパブで温いビールを飲んでて
皮肉屋で紳士ぶってて
なんだか訳のわからない不味い物を食べてる人たち。
というステレオタイプな英国人をイメージしましたが
本当にこんな人がいるかどうかは不明です。
(少なくとも私はあったことがありません)
・アンドリュー・マクナイト
自称ロンドンいちハンサムな魔術使い。
安物のスーツにノータイでボタンダウンシャツを着用。
いつもシュールな事を考えてニヤニヤしている。
皮肉ばかり言っているが基本的には常識人。
また出すかもしれません。
・コイントス
日本では何かを決める時その方法としてジャンケン(Rock-paper-scissors)
を取ることが多いですが、欧米ではジャンケンは公平な決め方と認められていないので
コイントスで決めます。
ジャンケンは強い弱いの個人差がありますからね。
ちなみにコイントスで裏表になる確率はほぼ5分5分であることが証明されているようです。
・コリアンタウン
マンハッタンの32丁目ブロードウェイと5番街の間にある
1ブロック内に韓国系の店がひしめき合っているエリアです。
深夜営業している店が多く、またやたらと物価が高いマンハッタンにおいて
手ごろな値段で食事ができる数少ない場所です。
・バーニー・ウィリアムス
1991年から2006年までヤンキース一筋でプレーしたフランチャイズ・プレイヤー。
今年、正式に引退を表明し、付けていた背番号51番はチームの永久欠番となりました。
イチロー選手がヤンキースに移籍した際、それまで背負っていた51番ではなく31番を付けていたのは彼に敬意を表したため。
今回は以上です。
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