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登場人物紹介―2

だいぶ連載も進んだので

時折登場するモブキャラをまとめておきます

■警察関係者

・モラレス刑事

パトリックが所属するニューヨーク市警殺人課の同僚。

女性。

ドミニカ共和国からの移民でスペイン語が堪能。

30歳ぐらい。

登山が趣味でよく登山の話をしては相手を困らせている。

・グリーン刑事

同殺人課のパトリックの同僚。

ハーレム出身、アフリカ系の若い刑事。

20代の半ばぐらい。

真面目で温厚な性格。

・ウィンタース警部

パトリックたちのボス。60歳前後、孫がいる。

現役のワーカホリック。

・ブリスコー刑事

パトリックの元相棒。

30代の後半。

現在はシフト移動で夜勤を担当。

ブルックリン在住で妻子がいる。

モブキャラの名前はLaw&Orderシリーズの登場人物からとっています。

実際、アメリカの警察は8時間ごとの3交代制で、1週間同じシフトをやったあと

別のシフトに移るというローテーションを繰り返すらしいですが、

大好きなCSIシリーズに倣ってシフトが固定されていることにしました。

もともとこれを読んでくれている奇特な方は、リアリティーなんて期待してないと思うので、

書いてる私もリアリティーは基本的に放棄して書いてます。

■魔術関係者

・ロバート・ロセッティ

魔術使いの傭兵。

マシューの兄で、アンナの伯父。

56歳。

ティーネイジャーの娘(ジェシカ)と妻(ナディア)がいる。

マシューとアンナの親子がお尋ね者魔術師捕獲を専門にしているのに対し、

攻撃魔術を利用した傭兵家業を手広く展開している。

妻は一般人、娘のジェシカも魔術を使えるほどの魔力を持たない。

・クリストフ・フォン・シュタウフェンベルク

オーストリアの名門魔術家系の次男で、錬金術を得意とする腕利きの魔術師。

26歳。

魔術の名門、ホーエンハイム家の遠縁の親戚にあたる貴族の家系。

ホーエンハイム家で特別に生成されたホムンクルスのエーファを調整していたが、

彼女と共に外の世界で生きることを決意し、逃亡。

追われる身になっていたところを、アンナに助けられる。

名門の魔術師には珍しく、温和で誠実な人格の持ち主。

現在はエーファと共にボストンに身を隠している。

・エーファ

ホーエンハイム家が最高の魔術師を生み出す母体として生成したホムンクルス。

感情を持ち、好奇心旺盛で純真無垢な性格。

クリストフと共にボストンに身を隠している。

見た目は20歳前後だが、実際はまだ生成されて1年強。

・キンケイド

ボストンを拠点にするハンター。

もと連邦捜査官。

アンナが逃亡に手を貸したクリストフとエーファを匿っている。

強面だが温厚な人物。

・風宮和人

日本の名門呪術家系の当主。

元々は末端の分家出身だったが、本家の男系が途絶えてしまい、現在の地位についた。

以前は腕利きのパニッシャーで、並の魔術師を遙かに凌駕する魔力を持ち

戦闘能力は極めて高い。

アンナとマシューの親子とは旧知の仲で、決して友好な関係ではないが自分の守る土地を簡単に離れられないため、

時折仕事を依頼するビジネスパートナーになっている。

・日御碕御影

日本人の女性魔術師。

高度かつ極めて稀な心霊医術の使い手。

その研究成果を狙ったソサエティに填められ、東京の某所に身を隠している。

以前にアンナとマシューが彼女を捕えに行ったことがあり、それ以来知己になった。

東京で神秘にかかわる事件の万屋をしており、時折アンナとマシューに仕事を依頼している。

■その他

・アイリーン・ケーヒル

パトリックの妹。26歳

大学付きの臨床心理士資格をもつカウンセラー。

パトリックの魔術は突然変異のため、血のつながった兄妹だが魔術を使えない。

母親がフランス系カナダ人でフランス語が堪能。

・ファルコ

パトリックの訓練兵時代の同期で、現在はタブロイド紙の記者。

時々、パトリックに有益な情報を提供することがある。

以上のキャラクターはこれからも時々登場させる予定です。

毎度読んでくださっている数少ない奇特な方たちには申し訳ないですが、次回のエピソードは少々お待ちください。