第三話~帝都、混乱ス~
相変わらず文が短いですが
そこはご勘弁を・・・
一九四一年一二月一日朝
大日本帝国の帝都、東京は突如攻撃を受けた。
その敵はおとぎ話ぬ出てきそうな巨大な鳥のような化け物に跨っている鎧を着た騎士の兵団で、
伊豆諸島方面から襲来した。
その騎士達はまず焙烙に似ている爆弾を空中から多数を投下し、
東京の下町などの市街を攻撃、
その後、首都深部に侵入して鳥を着地させて市民や憲兵を殺戮し始めた。
それを軍がただ座して見ているだけで済ますはずがなく、
各地で降下した騎士と自警団や憲兵、出動した近衛師団との戦闘が発生して大混乱がおきた。
皇居 会議室
「報告、参謀本部との連絡取れません!」
「軍令部に敵が降下、現在海軍臨時陸戦隊と交戦中!」
「東部憲兵隊司令部より!
市街に敵が多数の敵降下!
憲兵と衝突したとのことです!」
ここ御前会議が行われていた部屋は、今や政府と陸海軍の首脳による臨時司令部となっていた。
「皇居の北にある近衛司令部に移動した方がいいのでは?」
という意見もあったが天皇陛下が、
「国民が避難できていないのに朕だけ逃げるわけにはいかぬ」と言い張り
皇居に残ったのでその場にいた閣僚が皇居に司令部を置いた。
(なお天皇陛下は寝室にいる)
その臨時司令部に近衛司令部から来る報告は敵との交戦報告ばかりだった。
しかしそんな状況でも近衛師団の兵士に杉山参謀総長や武藤軍務局長は指示を出し、
永野軍令部総長が柱島や各地の艦隊への電文の内容を伝えている。
「おい、外務省から連絡は無いのか?」
東郷外務大臣が近衛師団の兵士に聞いた。
「はっ、自分が聞いた限りでは外務省から連絡は特に・・・」
「そうか、ならいい」
その兵士は敬礼をして部屋を立ち去っていった。
「東条さん」
東郷は今までの報告を肌身離さず
持ち運んでいる手帳に書き込んでいる
東条に声をかけた。
「東郷さん、どうかしましたか?」
「外務省と連絡が取れないことなのですが」
「それが?」
「奴らは外務省にも攻撃したという可能性があります」
「・・・・」
東条は黙っていた。
「いくら人種差別の激しい英国や米国といえども外務省を
攻撃することはないはずです。
交渉する相手を直接襲ったとなるとその国の信用が失われますから」
「つまり?」
「恐らく攻撃してきたのは英国や
米国ではない何処かの国という可能性があります。
なので米国や英国への宣戦布告を中・・・」
東郷が何か言いかけた時、部屋に誰かが慌ててきた。
「閣下!朗報であります!」
入ってきたのは最初に報告に来た近衛師団の兵士だ。
「どうした?」
「各所からの報告によりますと敵が撤退を始めたとのことです!」
最初の爆弾が落ちてから三七分後、
化け物に跨った騎士の軍団は一斉に撤退を始めた。
住民や憲兵の情報によると小笠原諸島方面に撤退をしたらしい。
そして撤退直後から自警団などは攻撃により
起きた火災の消化や怪我人の救助をし、
憲兵や近衛師団の兵士も活動に参加、
情報の収集も行った。
その一方、杉山参謀総長や永野軍令部総長が出した指示により
伊豆諸島方面から敵が来て、
敵が撤退をしたのでその方面へ偵察が行われることになった。
「回せ~!」
館山海軍航空隊所属、佐藤 勇大一飛曹は、
愛機の九七式艦攻に駆け寄りながらそう言った
朝、彼らがいた館山海軍航空隊の基地に
陸海軍臨時司令部と名乗る場所から打点があった。
その内容によると東京に突然敵が襲来、
いたる所で戦闘が発生したらしいのだ。
最初、誰もが演習かと思い、念のために確認をとると軍令部総長の名で返事が来た。
「コレハ演習ニ非ズ
伊豆諸島方面二敵艦隊ノ存在可能性アリ
タダチ二確認セヨ」
これを受けて直ちに航空隊が総出撃が決定、
索敵すべく飛びたとうとしていた。
佐藤は急いで操縦席に乗る。
すると機体に二人が飛び乗った。
そして整備士の一人が来てプロペラを回す。
「佐藤一飛曹、ホントに
いるんですかね??」
プロペラが周り機体が進む中、航法士の流山 渡二飛曹は
そう言った。
「分からん・・・しかし、
この様子はただごとじゃぁない」
そして機体は滑走路を進み、空へと飛んで行った。
どうも横山上等兵です。
相変わらずの文の短さなのに
このような小説を見てくださいまして
ありがとうございます。
次回は連合艦隊司令長官が
出るかもしれません・・・
それではまた次回!!
ご意見、ご感想、アトバイスをお待ちしております。