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箱庭の欠片  作者: 影山桐
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プロローグ

ある日突然、彼女は外側の世界に気づく。


1枚の写真と1つの動画。


写真は黒く塗り潰されていたが、それがかえって興味をそそった。


写真と同じ場所にあったデータチップ。


中身を見ずにはいられなかった。


再生される映像。この場所から外へと繋がる道が映し出された。


外から見えるのは大きな大きな建造物。


さらに、そこから見えるのは昔読んだ書物に書かれていた「月」と呼ばれる星。


唖然となった。この世界以外に゛世界゛がある事を。


今視たものは、嘘だとは思わなかった。


この体が疼くのだから。


体の中は「月」に行きたいという想い。


そしてもう1つ。


理解できない不快感。


゛月゛を視た事が禁忌である様にすら思えた。


でも、視てみたい。


一呼吸の後、彼女は決断した。


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