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Just The Beginning Goes On





あの悪夢のバカンスから1週間ほどが過ぎた。その間に起こったことといえば、龍殺し上層部の一部が行方をくらまして一時龍殺しという組織がガタガタになったり。


ソロモン所有の島が立ち入り禁止区域に指定されたり。嘆く暇なくソロモンが龍殺しの組織長(仮)になったり。




 世界はまだ平常を保っているが、いつあの蜥蜴人間の軍団が現れてもおかしくない。ケイオスがまだ生存しており、匿っている存在がいる以上今の平和は仮初でしかない。


あのバカンスの直後僕達は世界各国の龍殺し支部に警鐘を鳴らした。各国のトップにも話が行き、某国なんかは危機状態になったとき一部の兵力を龍殺しにまわしてくれるように取り計らってくれた。


 まぁいきなり目の前に凄まじい力を持つ人間が数人出てきてこんな話されたら、協力せざるを得ないだろうな。言っておくが脅しはしていない。脅しは。


 あくまで交渉である。ちなみに交渉に行ったメンバーはソロモン、僕、皐月蘭、そして空崎彩音だ。大事な事なので何度でも言うが、 脅 迫 は  していない。




 そして有力な傭兵集団も龍殺しの一部に加入した。雇い入れはそれなりの値段で散在はしたものの、戦力は大幅に増強できた。


 ゴツい男ばかりかと思えば女性も混じっていた。他にも金髪サングラスの男や、バンダナ眼帯のシブカッコいい男。さらには銀髪に日本刀を携えた男や、メガネをかけた機械工学担当の男、はてはフルフェイスマスクに顔を覆ったピチピチスーツ男もいた。…………れきせん の へいし ばかりだ(白目)





 聞いた話によるとその傭兵団は過去に龍殺し、もといソロモンと因縁があったらしく、傭兵団本部に僕たちが出向いたときに本気で殺しにかかってきた。まぁソロモンの瞬間移動で一気に敵大将のところへ出向き、僕の力で瞬時に捻じ伏せたが。



 ちなみにそのとき彼らが匿っていた龍化者も保護した。僕と同じ、火の龍化者。双子の姉妹の、まだ幼い少女達。初見は言葉の壁もあって警戒されたが、指パッチンで炎を出して操ると懐いてくれた。蘭に通報されそうになったけど




 そしてその後僕ら学生組は普通に学生生活を送っていたりする。変わった事といえば、季節はずれの転校生が天月高校に入学してきたことくらいか。彼もまた龍化者だ



 そしてこの転校生が一つのキーとなり、新たな物語が開錠アンロックされることとなる。





龍化病~ドラゴノイド~





  赤翼の白龍皇 END







金剛の煌騎士  UNLOCK


さて、長い事ズルズルやってきたこの物語もやっとこさ一つの節目を迎えました。諸悪の権現ケイオスがまだ生きているので、「龍化病~ドラゴノイド~」という物語はまだ続きます。


 次回からは新たな主人公で心機一転頑張るのです。モチロン1部のキャラたちも大暴れします。なぜ分けたかというと、いままでノリで突っ走ってきたところがあるので解説や説明をもっと詳しく交えた物語にしようということで分けました。


さて次回予告。



 もう守られるのは嫌だ  


 今度はボクが守るんだ、この体に宿った金剛の力で。金剛の光が照らすのは平穏へと続く道筋か、それとも破滅へと通ずる道筋か。

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