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丹田呼吸
日本で丹田というと「へその下」のイメージだが、厳密には上丹田、中丹田、下丹田と3つの丹田が中国武術にはある。上は眉間のあたりや喉元という説があり、中丹田は胸・心臓。そして下丹田がへその下というわけだが「呼吸を丹田に降ろす」というのは、胸からへその下に向かっての呼吸意識となる。
これをすると何が起こるのか。
―― そう横隔膜の意識的な拡張である。横隔膜を使った呼吸はリンパの詰まりの解消や、内臓を正しい位置に置くのにひと役買う。そして何より、背骨も正しく伸ばされる。
人体の仕組みを知った上で学ぶと、武術の奥深さを感じるが、だいたいの武術はそういった「理屈」の部分を省きがち。だから眉つばのようにも語られるわけだが、ちゃんとした段階を踏んでからの勉強は、何だって面白い。




