第20回
前回、ファイナルはおろか、2ndステージすら見ることなく全滅を喫した100人。
史上初の1stステージ全滅。あれから半年。
20回の記念大会。前回の雪辱を誓う100人が緑山に集った。
節目のSASUKE、果たして完全制覇者は現れるのか?
20回の記念大会のため、ゼッケンは1901番から2000番までの記念大会特別ゼッケンになる。
新エリアは第5エリアのハーフパイプアタック。また第1エリアは六段跳びに戻された。
1.六段跳び
2.ロッググリップ
3.ポールメイズ
4.ジャンピンスパイダー
5.ハーフパイプアタック
6.そり立つ壁改
7.フライングシュート
8.ターザンロープ
9.ロープラダー
制限時間130秒
記念すべき20回大会を迎えましたSASUKE。その最初の挑戦者は、史上2人目の完全制覇者の姉、365プロダクション所属、アイドル水無月詩織です。
ゼッケン1901番、アイドルの水無月詩織が行く。軽快にステップを踏んで行く。さあ最初の挑戦者水無月詩織は残りの99人に勢いをつけられるのか。ロッググリップも越えていく。
前回リタイアしたロッググリップを越えて、続いて初めて挑むポールメイズ。おーっとポールが動かない。いったん助走をつけ直す。ここで時間を使っている。さあポールメイズ、今回は進んだ。一気に勢いをつけていけるか。またしても止まってしまった。
ようやく向こう岸にたどり着いたが残りは1分。さあジャンプハングスパイダー、水無月詩織行けるかー。こらえた。しっかりとグリップして先に進んでいく。今大会最初の挑戦者、ゼッケン1901番の水無月詩織。このあと最後にゼッケン2000番、弟の水無月祐樹が挑戦する。弟にいいバトンを渡したい。
ジャンプハングスパイダークリアしました。さあ続いては新エリアのハーフパイプアタック。初めて挑むハーフパイプアタック、どうだー!
20回記念大会、先陣を切って挑んだ水無月詩織はハーフパイプアタックでリタイア。
これで前回から101人連続で1stステージリタイア。果たして100人目に挑む弟の水無月祐樹までに何人がクリアできるのか。
この人を覚えていますか?前回、ズボンが脱げませんでした。
放射線技師、千葉県のOさんです。
まず上着を脱いでいく。おっ、今回は脱ぎやすくしていた!あとは実力を見せるだけ。
ズボンを脱いだ。千葉県のOさんズボンを脱いでまず六段跳びクリア。今回はズボンを脱げた。さあロッググリップ、落ちた!
ズボンが脱げなかった前回は十二段跳び。ズボンを脱げてもロッググリップ。
水無月詩織の後49人が挑むが、未だ新エリアハーフパイプアタックを越えるものも現れず。
この流れを止めるべく、前半戦最後の挑戦者が挑む。
あの吊り橋の先にある黄色い扉。あの赤いボタンを時間内に押すものは、一体いつ現れるのか。
1stステージ50人目の挑戦者は、フィギュアスケーター、佐藤静香です。
SASUKEではお馴染みとなったこのフィギュアスケーター。この佐藤静香が初めて開かずの扉を開けるのか。ずいぶん身長となったロッググリップ、しっかりと握りしめて佐藤が行く、佐藤が行く。
ポールメイズ、ここは数多くのものが苦しんできたが、佐藤はあっという間に行った。問題ありません。
ジャンピングスパイダー、前回はここでリタイアした。飛べ、佐藤!さすがフィギュアスケーター、同じ轍はニ度踏まない。すごいスピードで進んでいます。
さあまだクリア者のいない新エリアのハーフパイプアタック。佐藤はどうだー!。初めてハーフパイプアタックをクリアした。
そしてそり立つ壁だ。高さ5m20cm。ここを一発で仕留められるか。おーっと1回目は失敗。2回目どうか、登った。
ここからはタイムとの戦いだ。フライングシュート、飛べ佐藤!あーっと落ちた!
フィギュアスケーター佐藤静香、そり立つ壁で1度失敗で焦ったか、フライングシュートでロープをつかめず落下。
前回史上初の1stステージ全滅となったSASUKE。今回は制限時間が延びたものの、前半50人が終わってもクリア者は現れず。
まさかの2大会連続1stステージ全滅。そんな最悪な事態は絶対に避けなければならない。
アナ「山本さん、今まで誰もクリアしていませんが、山本さんは自信ありますか?」
「はい、私が最初のクリア者になります。」
アナ「宮崎さん、山本さんはどうですかね。」
マリン「撫子ちゃんはやりますよ。最初のクリア者になるんじゃないでしょうか。不安なのは緊張ですね。緊張しなければいけると思います。」
1stステージのゴール地点、黄色い扉は前回から固く閉ざされたままとなっています。
全長120メートル、前回からリニューアルを敢行された1stステージ、これほどまでに行く手を阻むとは誰が予想したでしょう。
今大会59人、前回から159人がチャレンジし、まだクリアしたものはいません。
SASUKE第20回大会、60人目のチャレンジャーです。初出場の前回、1stステージクリアにあと一歩まで迫った。最後の最後で時間に泣いてしまった。
まだ中学生のこの人、山本撫子です。さあ前回のリベンジを果たして、初のクリアはなるのか。夢はSASUKE完全制覇。そこに向けてまずは初の1stステージクリアに挑む。
六段跳びをクリアしてロッグクリップ。慎重かつスピーディーに行く。前回は惜しくも最終エリアでタイムアップ。
あこがれの人は6度のファイナリスト、ライフセーバーの宮崎マリン。その宮崎からも高い評価を得ている山本撫子です。
さあ勢いをつけて先に進みます。そしてジャンピングスパイダー。ここで数多くの猛者たちが涙を呑んだ。山本はどうか。山本撫子のジャンピングスパイダー!しっかりとグリップして進んでいく。これが本当に中学生の肉体か。
さあ新エリアハーフパイプアタック、一気に行ってロープをつかんだ。離すな、離さない。大丈夫だ。
残り時間は1分。まだ時間は十二分にある。続いては前回から高さが増したそり立つ壁、一発で行った!
残り時間は40秒以上ある。ついにこの山本が新SASUKEとなって初めて黄色いゲートをこじ開けるのか。さあフライングシュート、どうだ、どうだ、ロープをつかんだが。行けるのか。
…あーっと危ない危ない、またしてもか?網に右手がかかった。残るは時間との戦いになる。
時間は20秒を切った。まもなく警告音が鳴るぞ。またしてもタイムアップだけはやめてくれよ山本。残り8秒、7、6、5、4、3。
…間に合った!
ついに黄色い扉が開きました!新SASUKE、初めての1stステージクリア!
観客席は歓喜と盛大な拍手の嵐。
前回は1stステージ全滅。前回から数えて延べ160人目で、初めてこのゴール地点から、たくさんの観客を見つめる人が現れた。その名は山本撫子。
前回から10人以上が阻まれたフライングシュート。タイミングを見計らって勢いよく飛び出した山本撫子も決して完璧ではなかった。
だが前回あと一歩でタイムアップに阻まれた悔しさと、今度こそ1stステージクリアに燃える意地が、1度つかんだロープを絶対に離さなかった。
タイムリミットを告げる警告音が響く中、死力を尽くして登ったロープラダー。そしてついにたどりついたまだ誰も押していない赤いフィニッシュボタン。
新SASUKE初の1stステージクリアは、スーパー中学生、山本撫子。超新星現る!
アナ「やりました初の1stステージクリアです。おめでとうございます。」
「ありがとうございます」
「前回から160人目でリニューアルされたSASUKE、初のクリアです。」
「まだまりんさんとか、実力者が続くんで、いっぱい来てくれるといいですね。」
アナ「1人目のクリア者出ましたね」
神戸「流れが変わりましたよ」
アナ「ようやく初のクリアです」
「撫子ちゃんのおかげで気持ちが落ち着きました。また私の前誰もクリアしてなかったらどうしようと思ってたので、よかったです。」
続いて70人目のチャレンジャーは消防士、鷲宮浩司です。
消防士の鷲宮が行く。まず六段跳びをクリアして続いてロッググリップ。さあ激しく振り落とされる一段目、なんとか堪えた2段目、3段目、堪えました鷲宮浩司。
ポールメイズ、ここはうまく攻略していく。ポールメイズもクリアしました。
ジャンピングスパイダー、どうだ鷲宮、飛びついた!しっかりとグリップしました。勢いのある跳躍です。
そして新エリアのハーフパイプアタック、初めて挑む新エリアもお手の物だ。
続いてそり立つ壁。前回から距離がぐっと増して5.2メートルになった。さあ鷲宮、一発で登りました!残り時間は50秒、あと50秒時間がある。
フライングシュート、しっかりとロープをつかんだ。いよいよターザンロープとロープラダー。ここからは時間との戦いだ。
ここは消防士の腕の見せ所だ。消防士がロープを登っていく。残り20秒、さあ山本撫子に続いて鷲宮浩司が2人目の1stステージクリア!
SASUKE20回記念大会、79人が挑戦が終わりました。ここまでクリアはわずかに2人だけ。
1stステージ80人目の挑戦者は、前回1stステージのクリアボタン目前、あとコンマ数秒届かず涙を呑んだ。
1stステージで全滅した前回、そのクリアに最も近づいたこの中学生、市原ひなの。
前回の最優秀成績者、市原ひなのです。前々回も1stステージ、最終エリアでタイムアップに終わっている。なんとしても3度目の正直でクリアなるか。
さあポールメイズ、一気に行く。ここまでタイムのロスはありません。
さあジャンピングスパイダー、前回はクリアしている、さあどうだ市原飛んだ!進んでいく。前回は最優秀成績者になりました。1stステージで全滅した前回、もっとも1stステージクリアに近かった人。
さあハーフパイプアタックはどうだ、市原。しっかりとロープをつかんで着地した。
そり立つ壁、一発で登った!さあ残るエリアはあと3つ。まだ時間はたっぷりと残っている。フライングシュート、あーっと市原!
市原残念。今回はフライングシュートでリタイア。今回はまだ時間がたっぷりと残っていただけに悔やまれる。
前回はクリアしていた市原だが、やはりフライングシュートは難関エリア。
市原ひなの、初の1stステージクリアはならず。
ここまで89人をやり終えて、クリアはわずかに2人のSASUKE1stステージ。
今回で20回を迎えるSASUKE。その第1回大会で最初の挑戦者、記念すべきゼッケン1番だったこの人。そこから今回20回大会まですべての大会に出場。
SASUKE皆勤賞、元高校教師、現在は絵本作家、中上新一郎です。
中上新一郎、SASUKE20回目のチャレンジ。第1回大会から出場している。雨の中のSASUKEもあった。灼熱の地獄のSASUKEもあった。いろんな時代のSASUKEを知っている。
中上はSASUKEの怖さを知っている。そしてSASUKE攻略のためのスピードも知っています。
さあジャンピングスパイダー。手足うまくついた。ジャンピングスパイダー、中上が蜘蛛になって進んでいく。ジャンピングスパイダークリアしました。
ハーフパイプアタックはどうだ。飛びついた。着地はどうだ。しっかりと着地した。
今回で20回目のSASUKE。SASUKE記念すべき最初の挑戦者だった中上。そり立つ壁ー、登った登った!
さあエリアはあと3つ、3人目のクリアはなるか。中上ー!
中上残念!フライングシュートで落ちてしまった。
第12回大会ファイナリスト、実力者中上、フライングシュートでまさかのリタイア。エリアはあと3つだった。
気がつけば緑山の空は漆黒の夜空に変わっています。明かりがともされたSASUKEのステージ。
SASUKE第20回の記念大会、残るは10人。第3回大会でファイナリストになったこのアイドルがやってまいりました。
365プロダクション所属アイドル、第3回大会ファイナリスト、小海春香です。
さあ365プロダクションアイドル、小海春香は新しくなったSASUKEを攻略できるか。今回は同じ事務所の水無月詩織とともに参戦。その水無月は既に散った。
ロググリップをクリアしました。この小海も前回は1stステージで散った。ちょっと手こずったがポールメイズクリアしました。
さあジャンピングスパイダーはどうだ。芸能界屈指のアスリート、小海春香が挑む!さあ小海、さすがの身体能力。ポテンシャルの高さを証明するこのパフォーマンス。ジャンピングスパイダークリアしました。
ハーフパイプアタックはどうだ。さあどうだ。なんと転落!ロープをつかんだが手もとから滑り落ちた。振り落とされた小海春香。
続いて挑むのは史上最強の巫女、氷川結衣。
前々回まで実に12大会連続で1stステージをクリアしながら、前回、フライングシュートでまさかの落下。初の1stステージで沼地に落ちてのリタイアを喫した。
その雪辱、果たせるか。
街の灯りが揺れます。陽はすっかりと沈み、漆黒の夜空。夜の帳が下りました。
SASUKE第20回大会、残るはあと5人だ。1stステージ、クリアはわずか2人だけ。
FINALの頂きを夢見て、残る5人がこの1stステージに挑んでいく。栄光のFINALステージにたどりつくものは果たして現れるのか。そしてこの1stステージのフィニッシュボタンを押せるものはあと何人現れるのか。
続いては埼玉県川越市からやってまいりました。1stステージ最強と言われるこの人、巫女の氷川結衣です。過去出場15回中13回1stステージをクリアしております。
1stステージ最強のこの人が3人目のボタンを押すのか。さあ氷川どうだ。ロッググリップも落ち着いてクリアした。ポールメイズ、あっという間だ。
さあ氷川、ジャンピングスパイダーはどうだ。氷川ー!前進前進、氷川が進む。
さあ新エリアのハーフパイプアタック、着地はどうだ。クリアしました。
そり立つ壁はどうだ。行った行った!一発で登った!
しかし続いては前回まさかのリタイアを喫したフライングシュート。ここは慎重に行け氷川。つかんだー!
残り35秒。あとはターザンロープとロープラダー。あとはロープを登るだけ。これは3人目のクリアとなりそうだ。
あとは登るだけ。史上最強の巫女、1stステージ最強の人、氷川結衣、通算14回目の1stステージクリア!
ようやく生まれた3人目のクリア。96人目、ゼッケン1995番が3人目のクリアとなりました。
なんとタイムは16秒残し。圧倒的なスピードクリアで新SASUKE1stステージを制圧しました。
難攻不落のSASUKEの1stステージを3人目の成功者が出た直後。
さあここからいい流れになるのか。続いては競泳オリンピック金メダリスト、このSASUKEでは第12回大会ファイナリスト、海原愛です。
海原が行く。5歳から水泳をやっている。競泳ではもうお馴染み。SASUKEでもお馴染みというまさに二刀流の海原愛。
ジャンピングスパイダー、さあどうだ海原。さあ進んでいく。ジャンピングスパイダークリア。
さあハーフパイプアタック、この新エリアはどうだ。しがみついた、着地はどうだ。しっかりと着地した。
そり立つ壁はどうだ。一発で登った。フライングシュート、滑り台が海原を待っている。この滑り台に一気に行く!しがみついた。
さあ残るはターザンロープとロープラダー。
4人目クリアは競泳オリンピック金メダリスト、海原愛!
街がまさに眠りにつこうかというその闇夜に浮かび上がるSASUKEの1stステージ。
誰よりもSASUKEを愛し、誰よりもファイナルステージの頂に立つことを夢みてSASUKEにチャレンジし続けてきた。
20回記念大会ではどんなパフォーマンスを見せるのか。19回目の出場、フリーター、神戸勝樹です。
さあスタートいたしました。ここまで1stステージをクリアは中学生の山本撫子、消防士の鷲宮浩司、巫女の氷川結衣、水泳選手の海原愛とわずか4人だ。さあ神戸勝樹はどうだ。
ロッググリップ1段、2段、3段降りていった。そしてポールメイズ、前回はここで大きなタイムロスをしたが、今回はスムーズに通過していった。
さあジャンピングスパイダー、見事しっかりとグリップした。…あーっと神戸ー!
どうしたんだ神戸!?なんと神戸が唖然呆然、そして愕然。
ジャンピングスパイダー、見事スパイダーへのグリップには成功したが、移動中に右足から滑り落ちてしまった。
気付いたときには水の中という。神戸勝樹、まさに呆気に取られてしまった。一瞬のその隙に、神戸が1stステージの沼地に呑み込まれてしまった。
残る挑戦者はあと3人。
史上2人目の完全制覇に最も近い人と言われながら、前々回、水無月祐樹に先を越され、未だ頂点には立っていない。
ファイナルステージ進出は史上最多の6回。今度こそ夢の完全制覇をつかむことはできるのか?
ライフセーバー宮崎マリンです。
SASUKE20回記念大会。今年の秋も青い衣装の宮崎マリンが1stステージのスタート地点にあります。
海の安全を守り続ける宮崎マリンが挑むSASUKE20回大会。17回目のSASUKE出場。
ロッググリップ、一段、二段、そして三段。
前回はまさかの1stステージ全滅。この宮崎マリンも最終エリアでタイムアップに終わり、悔しい想いをした。誰もが今回は前回のリベンジに燃えている。
延べ1998番目の挑戦者となる宮崎マリン。続いてはジャンピングスパイダー、さあどうだ。前進前進、先ほど神戸が不覚を取ったジャンピングスパイダーもこの宮崎には問題ない。
ハーフパイプアタック、このあたりも綺麗にロープにつかまってクリアしていった。
さあそり立つ壁、1回で登った。宮崎は今回もそり立つ壁を1回で登った。動きに無駄がない。パフォーマンスにロスがない。
さあフライングシュートはどうだ。滑って、しがみついた。ここも数多くの挑戦者を呑み込んだ難関ではあるが、宮崎は落ち着いてクリアしていった。
さあ残るはターザンロープとロープラダー。まだ残り20秒を有している。さあ登っていく。もう5人目のクリアは問題ないでしょう。
見事前回の雪辱を果たして、5人目の1stステージクリア!
残る挑戦者はあと2人。その2人は歴代の完全制覇者だ。
まずは1人目の完全制覇者、難攻不落と思われたこのSASUKE、第4回大会、この人によって鋼鉄の魔城を完全攻略した。
ガソリンスタンド勤務、長谷川健一が行きます。
さあSASUKE史上初の完全制覇者である長谷川健一が行く。軽快にステップを踏んでいく。ロッググリップ越えていく。
目指すは2度目の完全制覇。それに向けてまずは6人目の1stステージクリアはなるのか。
ポールメイズ、1回で行くことはできなかった。これは時間を使っている。さあ2回目、一気に行けるか、慌てては行けない。さあ行けるか。だいぶ時間を使ってしまった。
さあ続いてはジャンピングスパイダー。さあ長谷川ー!なんとなんと。
1人目の完全制覇者長谷川健一、20回記念大会は1stステージ、ジャンピングスパイダーで沼地に沈んだ。
そしてついに迎える2000人目の挑戦者。学生、水無月祐樹。
第18回大会、史上2人目の完全制覇を達成した。
しかし初めて栄光のゼッケン100番をつけて挑んだ前回のSASUKE、スタートエリアの十二段跳びでまさかの撃沈。王者として挑んだ初めてのSASUKEは、そのプレッシャーに絶えられず早すぎる終幕となった。
今度こそ完全制覇者、ゼッケン100番としての責務を担うことはできるのか。
SASUKE第20回記念大会、最後のチャレンジャー。すなわち、延べ2000人目の挑戦者ということになります。
彼は今年、ゲーム会社バンダイナムコへの就職が内定しました。
高い山の頂の景色を知るわずか2人のうちの1人。
10回目の出場、FINALステージのこの高い山から眼下を見下ろしたことがあるこの人がゼッケン2000番、延べ2000人目のチャレンジャー。
バンダイナムコ内定、第18回大会完全制覇者、水無月祐樹です。
1stステージクリアは5人となるのか6人となるのか。最後にこの水無月がクリアするか。
SASUKEに恋した高校生、もうすぐ社会人となる水無月が2000人目のチャレンジャー。
かつて事故に遭いました。プロ野球選手となる夢をあきらめるも、別の夢を見つけて、この緑山の舞台に立った。
さあジャンピングスパイダー、飛んだー。前進前進水無月祐樹。さすが完全制覇者は、ここは敵じゃない。
ハーフパイプアタック、このあたりも綺麗に着地が決まった。
ここまでわずか5人のクリア。さあそり立つ壁はどうだ。一発だ!やはり水無月はロスがない。動きに無駄がない。パフォーマンスにロスがない。
フライングシュートはどうだ。滑って、しがみついた。ここも足元すくわれる難関ではありますが、それを難関と感じさせない水無月の動き。
残りは30秒、残るはターザンロープからロープラダー。さすが2人目の完全制覇者水無月祐樹、手を上げて、笑顔で今ボタンを押したー。
水無月たどりついた。1stステージ、6人目のクリア!
20回を数えるSASUKE。延べ2000人目の1stステージ、それを祝う最高の結末に響く歓喜の凱歌。
前回はこの水無月も1stステージリタイア。今回は意地を見せ、2大会ぶりの1stステージクリア。完全制覇者、水無月祐樹が笑顔でフィニッシュボタンを押しました。
これで1stステージクリアは、山本撫子、鷲宮浩司、氷川結衣、海原愛、宮崎マリン、そして水無月祐樹。
この6人が2ndステージに進みます。
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前回は進出者がいなかったため、2大会ぶりに行われる2ndステージは、1stステージ同様大リニューアルが行われた。
初めて実施される新2ndステージの驚愕の全貌が今明かされる。
1.ダウンヒルジャンプ
2.サーモンラダー
3.スティックスライダー
4.ネットブリッジ
5.ショルダーウォーク
6.ウォールリフティング
制限時間95秒
第1エリアはダウンヒルジャンプ。スケートボードに乗ってスタート地点から急勾配を滑空し、途中にあるロープをつかむ。
第2エリアはサーモンラダー。鉄の棒にぶら下がって7段あがる。最後の7段目は他の段差より間隔が広い。
さらに終盤には重りをもって運ぶショルダーウォーク。最終エリアのウォールリフティング以外すべてのエリアがリニューアルされた。
2ndステージに生き残ったのはわずかに6人。果たして何人がこの新たな2ndステージを攻略するのか。
1stステージに続き、2ndステージも大幅にリニューアルされました。果たしてどんなエリアが選手たちを待ち受けているのでしょうか。
まずこの2ndステージに最初に挑むのは、新1stステージを初めてクリアしたこの人、中学生、山本撫子です。
さあ新2ndステージが今始まった。果たしてどのように変わったのか。
まずダウンヒルジャンプをクリアして、さあ新しい難関、サーモンラダーが山本を待ち受けます。
己の腕の力だけで7段を登っていく。1段目がいきなり掛け違いになってしまった。いったん戻して2段目。
おーっとまた掛け違い。なかなか上にあがれない。また戻して3段目。4段目、5段目、順調にあがってきた。
あーっと、落ちたー!。山本撫子、サーモンラダー6段目と7段目の間で沼地に吸い込まれた。
2ndステージが姿を変え、挑戦者の前に立ちはだかります。続いては消防士、鷲宮浩司が挑みます。
さあ新しくなった2ndステージ。オレンジのズボンがトレードマーク。消防士の鷲宮浩司が行く。
まずはダウンヒルジャンプ、一本のロープにつかまって着地した。
そして最大の難関と言ってもいいサーモンラダー。さあ己の体を振り子としてうまく使いながら、腕力で上がっていきます。4段目、おーっと上がらない。いったん戻して4段目、5段目、そして6段目。上がらないか。
リニューアルされた2ndステージ、ダメかー。早くも2人がサーモンラダーで消えました。
初の2ndステージ進出を果たした2人を意図も簡単に呑み込んだ新エリア、サーモンラダー。
しかも忘れてはならないのは2ndステージは時間とも戦うスピード勝負でもあるということ。
FINALステージへの道は、3rdステージではなく、今回は2ndステージにも難関が待ち受けていました。
3人目に挑むのは、1stステージを最速タイム、ただ1人警告音を鳴らさずにクリアしたこの人。巫女の氷川結衣です。
1stステージ最速タイムのこの人が最初の2ndステージクリアとなるのか。
まずダウンヒルジャンプをクリアして、難関サーモンラダーに挑む。前回は1stでリタイアしたが、前々回まで12大会連続の3rdステージに進出していました。サーモンラダー4段目、5段目、6段目。そして距離がある7段目、おーっと上がらない。
おーっと氷川どうした。あーっと腕力の限界かー。
なんと氷川結衣もサーモンラダーでリタイア。3人連続でサーモンラダーに撃沈した。
「今までのSASUKEと違いましたか?」
「はい、もう全然別物ですよ。」
「まだ誰もクリアしておりません。」
「まりんと私が行きます。」
6人が進出した2ndステージ。そのうち半分の3人がサーモンラダーで涙を呑みました。なんと氷川結衣までもがサーモンラダーに呑み込まれた。この悪い流れを止めるのは誰になるのか。
続いてはオリンピック競泳平泳ぎ100メートル&200メートルの金メダリスト、海原愛が挑みます。
夢の競泳とSASUKEのダブル制覇に向けてスタート。さあ難関サーモンラダーだ。おーっと左がずれた。1度戻す。おーっとなかなか左があがらないか。
もう一度あげていく。今度はあがった3段目、4段目、5段目、6段目。そして今回は多くの猛者たちが苦しめられている7段目。海原はどうだ。あがったー、初めてサーモンラダーをクリアしたが残り時間はどうか。
スティックスライダーから第4エリアはネットブリッジ。ネットにつかまって右斜め上に進んでいく。ここからは時間との戦いになる。
続いても新エリアのショルダーウォーク。幅60cmの道を40kgの重りをもって渡っていく。
さあ唯一リニューアルされなかった最終エリアのウォールリフティング。残り10秒の警告音が鳴り始めた。海原急げ。間に合ったー!
新2ndステージ、初めてクリアしたのは海原愛!3人を呑み込んだサーモンラダーを見事に突破して、リニューアル後初の2ndステージクリア。
「サーモンラダーでかなり時間使っちゃったんでダメかなと思ったんですが、なんとか行けてよかったです。」
「この勢いで3rdステージも頑張ってください。」
「頑張ります。」
ようやく難関サーモンラダーを海原愛が越えて、初めての2ndステージクリア者となりました。
ここからいい流れに持っていけるか。続いては前々回大会ファイナリスト、過去6回のファイナリスト、ライフセーバー、宮崎マリンが行きます。
ゼッケン1998番の宮崎が行く。さあサーモンラダー、まず1段目、親友の氷川は6段目から7段目で阻まれた。4段目、ここまではみんな来ている。6段目、おーっと左が外れた。ここからどう体勢を立て直すのか。右を戻すのか。
…いや左を持ち上げた!そして7段目。さすが宮崎、これまでの挑戦者たちとは違う。
スティックスライダーをクリアし、続いても新エリアのネットブリッジ。このネットブリッジを過ぎるとまたしても新エリアのショルダーウォークが待っている。
さあショルダーウォーク、幅60cm、重さ40kgの重りを持って進んでいく。
さあここからはもう大丈夫だ。時間をたっぷりと残してウォールリフティング。悲願の完全制覇に向けて、2人目の2ndステージクリア!
なんと27秒残した。圧倒的な余裕を残しての3rdステージ進出。
「サーモンラダー、私なら行けると思いましたけどいっぱい落ちちゃったんで、ちょっと不安でした。」
「このあとも3rdステージ頑張ってください」
「まだ2ndなんですね。」
「はいこれ2ndですから。」
2ndステージ、残る挑戦者はあと1人。
最後の挑戦者は、あのFINALステージの頂の景色を知る人。栄光のゼッケン2000番をつけて挑むこの人です。
ここまで3rdステージに進んだのは海原愛と宮崎マリンの2人だけ。3rdステージは2人となるのか。それともこの人が3人目となるのか。
史上2人目の完全制覇者、バンダイナムコ内定、水無月祐樹が行きます。
まずダウンヒルジャンプ、一気に滑空していく。
サーモンラダー、海原と宮崎は越えてきた。逆に言うとこのサーモンラダーを越えれば3rdステージが見えてくる。
ここは順調に水無月祐樹が登っていく。6段目、距離がある7段目。おーっと右が外れた。水無月はどうやって体勢を立て直すか。右をあげるのか左を戻すのか。
…右をこじあけた!これは宮崎に対する意地か。同じ動きを見せた。そしてスティックスライダー滑っていく。
ネットブリッジ、4.5メートル進んでいく。史上2人目の完全制覇者。2度目の完全制覇を目指して進んでいく。
ショルダーウォーク、重さ40kg。おーっとバランスが!バランスが危ないぞ。左右に傾いている。しかし大丈夫だ。
最後はウォールリフティング、水無月も余裕を残してここまで来た。最後は50kgを持ち上げて、海原と宮崎に続いて、水無月3rdステージ進出!
「このあと3rdステージが待ってます」
「ぜひクリアできるように頑張ります」
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3rdステージに生き残ったのは100人中たった3人
2ndステージ同様、前回は進出者がいなかったためリニューアル後初めて行われる3rdステージ。
中でも注目は名物エリア、指先地獄クリフハンガー。
2つ目(中央)の突起が右上がりになり、3つ目との距離が1メートルに拡大。
手を伸ばすだけでは届かず、2つ目から3つ目の突起へは飛び移る必要がある。
前半はアームバイクとランプグラスパーが再登場。
また第1エリアと第2エリアの間の休憩地点がなくなった。
1.アームリング
2.アームバイク
3.ランプグラスパー
4.新クリフハンガー
以下略
そしていよいよ迎えました3rdステージ。ファイナル進出をかけて3人の人が挑みます。
闇夜に浮き上がるSASUKEの3rdステージ。前々回の完全制覇を受けて、この3rdステージも大きくリニューアルされました。
まずは先陣を切りまして、オリンピック競泳平泳ぎ100メートル&200メートル金メダル、海原愛!
今回は記念大会ということでゼッケンが1901番から2000番になりました。まず1996番の海原愛。
第12回大会のファイナリストです。さあ8大会ぶりのFINALステージ進出をかけて、まずアームリングをクリア。今回はここから立て続けにアームバイク。
海原が漕ぐ、海原が漕ぐ!アームバイクを漕いでいった。まずは2つのエリアをクリアしました。ブレイクゾーンが1つなくなったことで、二の腕の負担がかかるようになった。
続いては復活したエリアランプグラスパー。まずは1つ目と2つ目のランプに手をかけた。そして3つ目、4つ目、一気に進んでいく。ランプグラスパークリアしました。
さあ次のエリアが難関です。4つ目の新クリフハンガー。従来のクリフハンガーと形が変わりました。真ん中の突起が右上上がりになっています。2つ目の突起と3つ目の突起の間は1メートルもある。
さあ海原が渡り始めました新クリフハンガー。2つ目の突起に移っていく。さあ2つ目から3つ目の突起は間が大きく空いている。さあ右手を伸ばした。さあ左手はどうか…、あーっと海原ー!
海原愛、新クリフハンガーでリタイア。無念の白い息です。
マイナーチェンジされたクリフハンガー。2つ目の突起が右上がりになっただけで、想像を絶するほどの難易度アップ。海原は右手を3つ目の突起に伸ばしたが、左手を置くスペースがなく落下。
旧バージョンのクリフハンガーに絶対的な自信を持っていた海原を全く寄せ付けなかった新指先地獄。
マリン「愛ちゃんダメだったか。これ手を伸ばしちゃダメだな。」
結衣「突起に左手を置くスペースなかったもんね」
マリン「横に飛び移るしかないよね。」
愛「これはダメですね。ちょっと今の私の手には負えないです。」
アナ「でもまた次の挑戦お待ちしています。お疲れ様でした。」
愛「ありがとうございました。」
「私はクリフハンガー、2つ目から3つ目は飛び移って行きたいと思います。」
オリンピック金メダリストの海原が消え、残るはSASUKE完全制覇にすべてを捧ぐ、誇り高き無名アスリート2人です。
果たして残る2人はファイナルステージに進むことはできるのか。
3rdステージ、一歩一歩階段を登っていくのはライフセーバー、宮崎マリンです。
2ndステージで親友の氷川が散った。たった今中学の同級生海原が散った。さあ仲間の想いも背負って、宮崎が行きます。
今回はアームリングとアームバイクは直結になっている。休む間もなくアームバイクをクリアしていった。
第4回、第10回、11回、12回、13回、18回のファイナリスト。7回目のファイナル、そして悲願の完全制覇を目指すライフセーバーの宮崎マリン。
完全制覇に向けてのランプグラスパー、進んでいく。二の腕の力一つで、ランプグラスパーあっという間にクリアしました。
さあ新クリフハンガーです。水泳部の同級生、海原の夢はこの新クリフハンガーで潰えた。宮崎はどうだ。
宮崎がクリフハンガーに出ていった。2大会ぶりのファイナルステージに向けて、さあ3つ目の突起との間は距離がある。さあ宮崎はどうするか。体を振って反動をつけている。ここは飛ぶのか。
さあどうだー…、つかんだー!宮崎、新クリフハンガークリア!
結衣「やったー!」
愛「すごいじゃん!」
祐樹「おお行ったー!」
一瞬歓喜に湧く緑山。宮崎マリン、新クリフハンガー初のクリアかと思われた直後…
ここで審議です。今の宮崎マリンの新クリフハンガーに審議が入ります。
スローでVTRを確認。新クリフハンガー、2段目から3段目に体を振って飛び移った。しかしそのとき、左手が縁の上の部分を持ってしまった。
左手で縁の上を持って体を支えてしまった。これはルール上コースアウト、失格です。
宮崎マリン、3rdステージ新クリフハンガー、コースアウトで失格です。
結衣「えー、ダメなの?」
愛「うわー、もったいない。」
海原に続いて、宮崎もこの新クリフハンガーで脱落。
「必死に必死につかんで、耐えた結果がこんな形になってしまいました。」
「はい、上を持ってしまいました。これは完全にダメですね。」
「次は、クリアできるように頑張ります。」
「本当のお疲れ様でした。」
「ありがとうございます。すいませんでした。」
99人の夢、託されたのはこの人。
祐樹「このクリフハンガー、必ず越えてみせます。」
SASUKE第20回大会、99人が散り、いよいよ残るは最後の1人となりました。
今まではその役目を元100番の宮崎マリンが買って出た。しかし今回からはその役はこの人が担います。
ゼッケン2000番、2人目の完全制覇者、バンダイナムコ内定、水無月祐樹。この1人の者にすべてがかかっています。
99人分の想いを乗せて、水無月祐樹の3rdステージがスターとした。初めて3rdステージで最後の挑戦者として挑む水無月。
まずはアームリングをクリアし、直結のアームバイク、こいでいく、こいでいく。さあ最初の2つのエリアクリアしました。
実は前回もゼッケン100番を背負い、100人最後の挑戦者として挑んだ。しかし前回はまさか、1stステージスタートエリアの十二段跳びでいきなりのリタイア。100番のプレッシャーに押しつぶされてしまった。
あまりにも不甲斐ない結果の結果、テレビ中継では99番の宮崎マリンと放送順を入れ替えられるという屈辱を受けた。今回は正真正銘、100人最後の挑戦者として、99人の夢を背負って3rdステージに進んできた。
さあランプグラスパー、早い早い。水無月もあっという間にランプを通過していった。
さあ前の2人を呑み込んだ新クリフハンガーがやってまいりました。呼吸を整えます。
新クリフハンガー、水無月はどうだ。1つ目の段差はなんなく越えていく。さあ2つ目から3つ目の突起への段差。海原が宮崎が、ここで散っていった。さあ完全制覇者水無月、最後の思いを乗せて飛んだがー!
水無月も新クリフハンガーでリタイア。ここで100人全滅。3rdステージに生き残った3人全員が、姿を変えたクリフハンガーの前に夢が潰えました。
全7エリアの3rdステージ、新クリフハンガー以降には3つのエリアが用意されている。
5.ジャンピングバー
6.スパイダーフリップ
7.パイプスライダー
さらにその先には新ファイナルステージが挑戦者の登場を待ちわびている。
愛「人間として不可能ではないと思うんですよ。私は無理でしょうけど。」
アナ「へえ、誰なら行けるんですか?」
愛「そりゃまりんでしょ。あと水無月君かな。」
ファイナルを見つめる祐樹
アナ「あそこ行ってみたかったですね」
祐樹「行きたかったですね。また次行けるように頑張ります。」
マリン「どうしても今回はこういう結果になってしまったので、次は必ずファイナル行きます。」
第20回大会結果
1位:2000 水無月祐樹 3rd/新クリフハンガー(2つ目→3つ目)
1位:1998 宮崎マリン 3rd/新クリフハンガー(2つ目→3つ目、コースアウトで失格)
1位:1996 海原愛 3rd/新クリフハンガー(2つ目→3つ目)
4位:1995 氷川結衣 2nd/サーモンラダー(6段目→7段目)
4位:1960 山本撫子 2nd/サーモンラダー(6段目→7段目)
6位:1970 鷲宮浩司 2nd/サーモンラダー(5段目)




