第12回 ifルート
第12回の改変版です。
本日SASUKE第43回大会放送!史上初の2日放送!
SASUKE第12回大会、1stステージクリアは14人。
豊田麻里、水無月裕樹、中川冬馬、松本信治、海原愛、モブ男、モブ夫、
佐藤静香、小海春香、中上新一郎、氷川結衣、長谷川健一、神戸勝樹、宮崎マリン。
2ndステージ、豊田麻里、中川冬馬、モブ男、モブ夫、神戸勝樹はリタイアしたが、
水無月裕樹、松本信治、海原愛、佐藤静香、小海春香、中上新一郎、氷川結衣、長谷川健一の8人がクリア。
2ndステージ最後の挑戦者はSASUKEの海猿、宮崎マリンであります。
まずはロープグライダー。今回はファイナルステージの綱登りへのリベンジに燃えている。この第2ステージのロープで落ちるわけにはいかない。
スパイダーウォークは初出場時からの得意エリア。早い早い、これは氷川の最速タイムを意識しているのか。あっという間に赤いバー。
バランスタンク、海で鍛えたバランス感覚はお手の物だ。残り30秒で逆走コンベア、肉体の回転寿司。
ウォールリフティング、小柄な宮崎にとってはやや鬼門だが、ここも今回はスムーズに3枚の扉をあげていった。
残り20秒以上残して最速タイム達成!1stステージ最速タイムの氷川結衣のタイムを抜きました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3rdステージ進出は9人。水無月裕樹、松本信治、海原愛は初の3rdステージ進出。
小海春香、長谷川健一は8大会ぶりの3rdステージ進出となった。氷川結衣は最多6回目の3rdステージ進出となる。
13.ランブリングダイス
14.ボディプロップ
15.ランプグラスパー
16.クリフハンガー改
17.パイプスライダー
二の腕地獄の第3ステージ、最初の挑戦者は水無月裕樹。あこがれの神戸勝樹は第2ステージで涙を呑んだ。神戸の分までこの人が行きます。
さあ始まりました。まずはランブリングダイス。鈍い音が響いている。余裕をもって着地地点に近づいてまいりました。
さあボディプロップ、ここはまさに肉体のオブジェであります。ゆっくりと横に進んでいる。空白は3つ、1つ目と3つ目は手、2つ目は足の側にある。まもなく3つ目の隙間を越えて、ボディプロップクリアしました。
ランプグラスパー、おーっとちょっと苦しそうだ。しかしまだ腕は鍵型に曲がっている。頑張れ、着地地点まであと少しだ。
つかの間の休息を経て、やってまいりましたクリフハンガーです。これまでここで多くの選手が阻まれている。
さあクリフハンガー、時間をかけずに一気に進みたい。しかし30cmの段差にさしかかったところで苦しくなった。悶絶、悶絶している。どうした水無月、止まってしまった。
あーっと落下。水無月裕樹、初挑戦の3rdステージ。このクリフハンガーを制することはできませんでした。
続いては初出場で3rdステージに進出した新鋭、自動車整備士松本信治であります。
腕力と握力には自信があると言っている松本。その力を一番発揮できそうなのはこの3rdステージになるでしょう。
まずはランブリングダイス。この鉄格子を運んでいく。己の腕力がエンジンだ。まずランブリングダイスを通過して休憩地点にたどりついた。
さあボディプロップ、やや高い位置を進んでいる。第1の空白、そして第2の空白もクリア。3つ目の空白も難なく通過していきました。
初出場とは思えないこのパフォーマンス。続いてはランプグラスパー、力任せの電球交換。さあ握力には自信がある松本。腕は鍵型に曲がっている余裕がある。ランプグラスパーも難なく越えた。
クリフハンガーだ。さあ腕を鍵型にする、腕を鍵型に曲げてまず30cmの段差。焦りは禁物、今度は45cmの段差。さあ下っていく下っていく。指先だけで前進を支えてこの突起を進んでいくー。
初出場にしてクリフハンガーをクリアしました。これはとんでもない新星が現れた。
松本の挑戦を見ているマリンと結衣
結衣「すごいね。この人初出場でしょ?初出場でパイプスライダーまで来たのっていつ以来かな?」
マリン「私、初出場でファイナル行ったよ」
結衣「マリンちゃん以来かな?すごいよね」
マリン「松本さん見てると、なんとなく初出場のときの私を思い出すなー。」
さあパイプスライダー、迷わず出ていった。まっすぐパイプを運んでいった。そしてグリーンのバーに足をかけた。
この人は初出場にして3rdステージを制するのか。もし初出場でのファイナル進出となれば、第4回大会の宮崎まりん以来となります。
まもなく後半のパイプスライダー。意を決して飛び出した。さあ最後の難関、最後の着地だ。反動をつける。おーっとバーが後ろにスライド。反動をつけすぎるとバーが後ろに行ってしまう。
この地獄をくぐり抜けることはできるのか。さあ冷静に反動をつける。またバーが後ろにスライドしてしまった。
…あーっと落下!最後はパイプスライダーが後ろに滑って、うまくあやつることができなかった。
勝樹「パイプの持ち方が順手順手だったな」
健一「それダメなの?」
勝樹「順手と逆手のほうがパイプが後ろに滑りにくいんだよな。まあ長谷川君は第4回、順手順手で3rdステージクリアしてるから一概には言えないんだけど。」
マリン「パイプの持ち方が両方とも順手だったね」
結衣「そういえばマリンちゃん言ってたね。パイプスライダーの持ち方は左手が順手、右手が逆手だって。」
マリン「利き手が逆手で、もう片方が順手がいいんだよね。そうしないと今みたいに反動をつけたときパイプが後ろに滑りやすくなっちゃうんだよ。」
マリン「いい?結衣ちゃんもパイプスライダーは順手と逆手だからね?」
結衣「わかった。そこまで行ければだけど。」
続いても3rdステージ初挑戦。世界水泳金メダリスト、オリンピック競泳日本代表の海原愛です。
オリンピックの前にこのSASUKEを制することはできるのか。まずはランブリングダイスをなんなく越えました。
過去2回はいずれも2ndステージでリタイア。3回目の挑戦で初めて3rdステージに進出。
さあボディプロップです。小刻みに行きます。着実に小刻みに行きます。まもなく空白がある。そこを越えて、早いぞ早いぞ。
…ボディプロップをクリアし、続くランプグラスパーもなんなくクリア。最難関、クリフハンガーへ。
いよいよクリフハンガーであります。指先の細道を行く、まず1つ目の段差は30cm、続いて2つ目の段差45cm、下りの45cm、そこを越えればあとわずか、あとわずか。
パイプスライダー、右手順手、左手逆手で行く。さあパイプスライダー、栄光の舞台への旅路に出た。中間地点、グリーンの止まり木に足をかけた。
あとは後半のパイプスライダー。そして例によりまして意地悪にも、パイプスライダーの終点からあの栄光のステージまではかなりの距離があります。ここで有力選手やアスリートが、あの距離に泣きました。海原はどうだ。
さあ後半のパイプスライダーに出ていった。競泳日本代表海原愛、3rdステージクリアはなるか。さあここだ。天国と地獄を分ける最後の審判。近くて遠いゴール。しかし目前に見えている。
さあどうだー!行ったぞ海原!真紅のゴールにしがみついて踏みとどまった!
マリン「やったー!愛ちゃんやったよ。」
結衣「すごいね。愛さん3rdステージ初めてだよね?私まだ1回もクリアしてないのに」
マリン「それもだけど、ちゃんと順手と逆手でやってたってのが素晴らしいね」
そしてクリアした愛を迎え入れる
マリン「おめでとう」
愛「まりんと結衣と一緒に合宿してトレーニングしたおかげだよ。どうもありがとう。」
マリン「私たち、3人ともファイナルに行けたらいいね。」
結衣「それ私も行くってこと?」
マリン「当たり前じゃん。結衣ちゃんはダメなの?」
結衣「私はあのクリフハンガーを越えられるかどうかだからね。それ越えても行けるかはわからないし。」
マリン「行けるよ。クリフはあんなに練習したでしょ。もっと自分を信じないと。」
結衣「うん、頑張る。」
いよいよここから90番台の有力選手の登場です。続いてはフィギュアスケーター、佐藤静香です。
フィギュアスケートの日本代表も、この3rdステージでは大きな武器にはなりえない。佐藤の鬼門は過去3回、いずれもそこで道を阻まれているランプグラスパー。
佐藤はこの半年間、徹底的な握力の強化をしてまいりました。
―ランプグラスパー、ボディプロップをなんなく突破し、鬼門のランプグラスパーに4度目の挑戦へ。
さあランプグラスパー、今半年間の成果を出すとき。さあ1つずつ進んでいく。前回はあと2つのランプを残すところで落下してしまった。さあどうだどうだ、越えたー!
佐藤静香、ランプグラスパーに4度目の挑戦でリベンジを果たしました!
ランプグラスパーは倒した。次なる難関はクリフハンガーであります。さあインターバルを置かずに一気に行きたい。まもなく30cmの段差、あーっと苦しい。上の段差に右手がかかったところで止まってしまった。ここで悶絶。このあと左手を上の段差に乗せなければならないが、容易に左手を離せない…。
あーっと落下。佐藤静香、クリフハンガーでリタイア。しかし鬼門のランプグラスパーを4度目の挑戦で越えた。それは小さな一歩だが、佐藤にとっては大きな躍進となりました。
アナ「ランプグラスパーはクリアしましたが」
「悔しくないと言ったら嘘になるんですけど、1つ進むことができて、今はすごく嬉しいです。」
小海春香、前回3rdステージに進出した第4回大会はスカイウォークでリタイア
今回はスカイウォークが進化したクリフハンガーまで到達してきた。
まず30cmの段差を越え、次は45cmの段差。…あーっと!小海落下。
アナ「久しぶりの3rdステージ、いかがでしたか?」
春香「久しぶりだったので、腕が疲れてしまいました。」
高校教師、SASUKE先生こと中上新一郎。実は第1回、記念すべきSASUKE史上最初の挑戦者である中上の3rdステージ進出はこれが4回目。
1回目と2回目はパイプスライダー、3回目はボディプロップで無念の落下。ファイナルステージ進出を果たすことはできなかった。
己を見つめ直し、SASUKE完全制覇のために半年間教師を休職した中上新一郎。
お馴染みSASUKE先生、中上新一郎の登場です。夜の課外授業、SASUKE 3rdステージが始まります。
ランブリングダイス、この鈍い音は夜の課外授業開始のチャイムだ。自宅にセットを作り、この3rdステージ対策はばっちりだ。
この中上新一郎、部屋の中にはボディプロップ、クリフハンガー、庭にはランプグラスパー、パイプスライダーと、家の中と外に3rdステージの仮説のセットがあります。
さあボディプロップ、前回の悪夢を払拭したい。第11回の大会の悪夢を払拭したい。慎重に行きます。まもなく中間地点、足の側の空白がある。このボディプロップは気を抜いたら一瞬で沼地に吸い込まれる。さあまもなく最後の空白、そこを越えたらあとわずか。
ボディプロップクリアしました。ここは前回の雪辱を果たした。
ランプグラスパー、これも中上の自宅にある。この3rdステージともなると、家にバーチャルのSASUKEのセットを持ってないと通用しないのか。中上、ランプグラスパークリアした。
さあクリフハンガー、まず30cmの段差、躊躇なく登った、そして45cmの段差はどうだ、下りはどうだ、行ったー。
いよいよパイプスライダーだ。過去2回、この中上はパイプスライダーで涙を呑みました。さあ3度目のパイプスライダー、まず中間のグリーンのバーまで進んでいく。前半のパイプスライダークリアしました。
さあいよいよ後半のパイプスライダーであります。過去3回3rdステージで涙を呑んだ。4回目の挑戦で、初めて3rdステージを制することはできるのか。
さあ最後の着地だ。かなりの距離がある。中上も過去ここで涙を呑んだことがある。
…行ったー!中上新一郎、初めての3rdステージクリア!
アナ「ファイナルステージ進出、おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
アナ「第1回大会からこのSASUKEに出場して、ついにファイナルの切符です。」
「8大会前に最後の着地で落ちてしまって、それ以来なかなか3rdステージにも進めなかったんですけど、4年越しのリベンジができました。あきらめないでやってきてよかったです。」
アナ「今日は高校の教え子の生徒も応援にかけつけていました。」
「すごく力になりました。みんなやったぞ!」
そしていよいよ氷川結衣の挑戦である。佐藤静香の鬼門がランプグラスパーなら、彼女の鬼門はクリフハンガー。
現在、4大会連続、この3rdステージのクリフハンガーに阻まれている。前々回は段差を越え、攻略目前に迫りながら、最終突起で力尽きた。
史上最強の巫女、氷川結衣が行きます。
1stステージでは30秒残しの最速タイムを出しました。1stステージ、2ndステージでは抜群の安定感を誇るこの人も、この3rdステージが鬼門です。
ランブリングダイス、リズミカルに進んでいく。6大会連続・6回目の3rdステージ、まずはランブリングダイスクリアしました。
ボディプロップ、かつてはここで涙を呑んだこともある。2つ目の空白を越えてまもなく3つ目の空白。まだ余裕がありそうな顔だ。
ランプグラスパー、腕を鍵型に曲げて、反動をつけて進んでいく。反動をつけて一歩一歩進んでいく。
さあいよいよ因縁のクリフハンガーだ。過去4回、いずれもここで涙を呑んでいる最大の鬼門、クリフハンガーに挑みます。
結衣の挑戦をマリンが見守る
マリン「結衣ちゃん、そこで終わりと思えばいいから。あとは行けると思って。」
実況「5度目のクリフハンガーへの挑戦。今回は敗れてなるものか。まずは30cmの段差を越えた。肘は鍵型に曲がっている余裕がある。さあ45cmの段差だ。どうだどうだ。ここを越えればあとわずか、あとわずかー。」
「クリフハンガーをクリアしたー!氷川結衣、5回目の挑戦で初めてクリフハンガーをクリアしました!」
マリン「やったー!」
小さくガッツポーズをする結衣。結衣の初のクリフハンガークリアに歓喜するマリン。
マリン「でも切り替えていこう。まだあとパイプスライダーがあるから。」
結衣「そうだね」
さあクリフハンガーは攻略した。あとはパイプスライダーです。あの氷川のシンボルカラーと同じ赤色のステージに立つためには、このパイプスライダーを制さなければいけません。
直前で右手を逆手に持ち替えた。左順手、右逆手で進んでいく。まず中間地点の緑のバーにたどりついた。
3rdステージ進出は6回目。6回目の3rdステージ、5回目のクリフハンガーで初めてクリフハンガーを越えた。さあ初のファイナルステージ進出まで残すは後半のパイプスライダーを残すのみだ。
腕の力はもう限界に近いか。しかしファイナルステージまであと少しだ。さあ後半のパイプスライダーも順手と逆手で進んでいく。腕は曲がっているまだ余力はあるか。
さあ最後の難関。近くて遠いこの距離。初の3rdステージクリアはなるかー!
…あーっと!鬼門のエリアを攻略したあとに、パイプスライダーにやられてしまったー。
アナ「その涙にはいろんな想いが交錯してるんじゃないですか」
「そうですね…」
アナ「クリフハンガーは5回目の挑戦で初めてクリアしました」
「ここ数年間、クリフハンガーをクリアするためにトレーニングしてきたので、それはすごく嬉しいんですけど、あと少しでファイナルに行けたのにな…。」
アナ「また次回、挑戦待ってます。お疲れ様でした。」
「ありがとうございました。」
今から8大会前、第4回大会で、初めてこのSASUKEファイナルステージの頂点に立った。
この人がそれ以来、8大会ぶりに3rdステージに帰ってきました。唯一の完全制覇者、長谷川健一の登場です。
まずはランブリングダイス、鈍い音を立てて鉄骨を転がしていく。長谷川の完全制覇にとって3rdステージは大きくリニューアルされた。長谷川にとってはほとんどのエリアが初体験。そんな中まずはこのランブリングダイスはクリアした。
このボディプロップは長谷川の完全制覇によってできたエリアです。さあ自身の完全制覇によって生まれたボディプロップに初めて挑んでいく。ボディプロップには3つの隙間がある。前と後ろで空白の位置がズレているという、実に嫌なボディプロップ。一瞬も気を抜けない。まもなく3つ目の空白を越えてあとわずか。ボディプロップクリアしました。
―そしてランプグラスパーも越え、クリフハンガーへ
長谷川はクリフハンガーは第4回の大会ではクリアしているが、そのときは段差がなかった。段差のあるクリフハンガーはこれが初挑戦。
さあクリフハンガー、8大会ぶりに味わう感触、そして初めての段差、まず上り30cmの段差がある。続いては下り45cmの段差。
…あーっと落下。長谷川、8大会ぶりの3rdステージはクリフハンガーまで。しかし見事な復活を遂げました。
アナ「今日は1stステージで、皆さん感動したと思います。」
「そうですね。ここ3年くらい、1stで悔しい思いばかりしてたんですけど、今日は久しぶりにいいSASUKEだったなって思います。」
恵「健ちゃんの久しぶりの3rdステージが見れて、今日は本当によかったです。」
しんがりにして大本命の登場です。前回・前々回ファイナルステージに進出。この3rdステージを2大会連続でクリアし、今回3大会連続のクリアを目指す。
3rdステージ最後の挑戦者、SASUKEの海猿、宮崎マリンの挑戦です。今や3rdステージ最強とも言われるこの人のとても楽しみな3rdステージ。
1stステージは氷川結衣に次ぐ2位のタイム、そして2ndステージは最速タイムでクリアしてまいりました。まずはランブリングダイスを難なく通過。
さあボディプロップ。3rdステージ進出は今回が6回目。最初の第4回大会はボディプロップはありませんでしたが、過去4回、このボディプロップでリタイアしたことはありません。手の方と足の方で3つの空白がありますが空白をものともせずボディプロップクリアしました。
続いてはランプグラスパー、軽快なリズム、まるで空中を散歩してるかのような軽快なリズムで行った。
クリフハンガー、突起に手をかけて指先だけで進んでいく。上り30cmの段差、そして一段高いところを平行移動、そして下り45cmの段差、ここも難なく越えていった。クリフハンガーも全く危なげがない。
先ほど挑戦を終えた長谷川と神戸が話す
健一「これ3人目のファイナル決まったね。ファイナリスト3人っていつ以来だっけ」
勝樹「まだ油断はできないけどな」
パイプスライダー。互いの手を順手と逆手にして行く。まずは前半のパイプスライダー、あっという間にグリーンの止まり木まで運んでいった。
宮崎はかつて第4回大会で初出場でファイナルステージに進出。そして前々回、前回。3大会連続、通算4度目のファイナル進出はなるのか。初出場時のゼッケンは72番、前回は99番、今回は100番。
栄光のゼッケン100番をつける存在になった宮崎の後半のパイプスライダー。さあ最後の審判。前後に反動をつけて赤いステージに向けて飛ぶ。…一気に行ったー!
宮崎マリン、3大会連続のファイナルステージ進出!なんとまだ余裕がありそうだ。
さあ僕たちは今夜、この人の完全制覇を見ることはできるのか。
ファイナルステージ進出は3人。海原愛、中上新一郎、宮崎マリン。リニューアル後初、3人のファイナリストが誕生しました。
アナ「宮崎さん、3大会連続でやりました。おめでとうございます。」
「ありがとうございます。」
アナ「いよいよ3大会連続のファイナルステージです。」
「ファイナルは4度目になるんで、今回こそは上まで行きたいですね。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
18.FINALステージ
スパイダークライム
綱登り
さあいよいよファイナルステージであります。挑戦者は3人。生き残った3人がこのファイナルステージに挑戦します。
1人目、向かって左はゼッケン77番、世界水泳金メダリスト、次のオリンピック代表を内定させている競泳日本代表の海原愛。
そして真ん中の2人目はゼッケン96番、高校教師、SASUKE先生こと中上新一郎。
そしてしんがり、向かって右はゼッケン100番、これが3大会連続4回目のファイナルステージ挑戦、ライフセーバー、宮崎マリン。
果たして30秒以内に登りきってゴールのボタンを押すのは3人のうちの誰なのか。それは1人か、2人か、それとも3人か。
ゴールの上空にアナウンサーがいます。呼んでみたいと思います。
アナ「はい。今私が立っているのは地上22.5mのところにあるゴールです。ゴールの下にはこれまで数々の挑戦者たちを飲み込んだSASUKEの第1、第2、第3ステージが光に包まれているのが見えます。一体どれだけの挑戦者がここに立つのを夢見たことでしょう。果たして今夜、SASUKEを制すのは誰なのか。新たらしい歴史・伝説の誕生に期待します。」
さあまずは競泳日本代表、海原愛の挑戦です。中学では宮崎マリンと水泳部の同級生でした。今回はなんと宮崎マリンと揃ってのファイナルステージ進出。
果たして宮崎の挑戦の前に、いいバトンを渡すことはできるのか。30秒のファイナルアタック。
さあ始まりました。30秒の戦いファイナルアタック。まず12mのスパイダークライムを登りきって、ここからは10mの綱登りだ。
残り10秒の警告音が鳴り始めた。ゴールまであとわずか、しかし時間がない。
残念!タイムアップ。あと数メートルのところでタイムアップ。
アナ「ファイナルステージ、あと数メートルのとこまで行きました。」
「ここまで来れると思ってなかったので、すごく楽しかったです。ありがとうございました。」
ファイナルステージ2人目の挑戦者は、かつてSASUKE第1回大会で記念すべき最初の挑戦者だったSASUKE先生、中上新一郎です。
3rdステージは4回目の挑戦で、初めてファイナルステージのチケットをつかみました。
さあ夢に見たファイナルステージの挑戦が始まった。まずは12mのスパイダークライム、15秒で壁は開いてしまいます。残り15秒で綱登りに移行。
ここで残り10秒の警告音。残りはあと5メートルほど、あと数メートル、しかし無情にも時間がない…。
残念!中上もあと数メートルで及ばず。しかし応援に来ていた教え子たちから盛大な拍手が贈られます。
アナ「第1回大会から待ち望んでいたファイナルステージの挑戦、いかがでしたか?」
「もうゴールの光が見えてました。あそこまで行ってたので悔しいですね。」
アナ「教え子たちの声援は大きかったですね」
「はい、すごい力になりました。ここまで来れたのは生徒たちのおかげです。ありがとう。ぜひ次は、完全制覇したいと思います。」
アナ「お疲れ様でした」
そしてまたしても、100人最後の生き残り、この人に99人の夢は託された。
3大会連続のファイナルステージ挑戦、宮崎マリンです。前回、前々回、あと一歩のところで涙を呑んだ。果たして今夜3度目の正直、4度目の正直となるのか。
―最後のファイナルステージのスタート音が鳴る。
30秒の栄光への旅路が始まった。まずは12mのスパイダークライムを軽快に登っていく。これは今回の3人の中で一番の速さだ。
残り20秒で綱登りにたとりついた。さあ10mのロープだ。残りあと15秒。順調に登っていく。
残り10秒、さあゴール地点が見えている。宮崎が登る。宮崎が登る。ゴールは目前。
…宮崎押したー!
行ったー!宮崎が行ったー!
史上2人目の完全制覇ー!ライフセーバー宮崎マリンがやりました!
歓喜の緑山!手を振って仲間の歓声に応える宮崎
3大会連続4度目のファイナルステージで、悲願の完全制覇!
第4回の長谷川健一に続く、史上2人目の偉業成し遂げたり!
結衣「行ける!行ける!」
結衣・愛「「やったー!」」
結衣と愛は抱き合ってマリンの完全制覇に歓喜する
父「よっしゃー!」
母「やったー!」
マリンの両親も娘の快挙に歓喜する
健一「行け行け!…おおー!」
勝樹「宮崎さんやったな」
新一郎「早かったなー」
結衣「マリンちゃんおめでとう!」
健一「おめでとう!」
「みんなありがとう!行けたよー!」
宮崎マリン、初めて頂上からの景色を見下ろしました。
アナ「やりました宮崎さん、おめでとうございます」
「ありがとうございます。やったー!」
アナ「見事SASUKE、完全制覇です。」
「みんなの応援が聞こえて、頑張らなきゃと思って、今日は結衣ちゃんとか、みんなと一緒に頑張れてよかったです。」
アナ「どうですか。この初めて見るこの景色は」
「そうですね。私はこんなにいろんな人から応援されて、支えられてたことに気付いて、みんなに祝福してもらえて、嬉しいです。」
実況アナ「宮崎さん、最後のボタンを押したあの瞬間の気持ちを教えてくださいよ。」
「やっと夢がかなったなって思いました。今日は絶対行けると信じてたので、嬉しいです。」
実況アナ「残り0秒94です」
「かなりギリギリでしたね。登りきれて嬉しいです。」
実況アナ「宮崎さんにとってのSASUKEってなんですか?」
「うまくは言えないけど、生きた証を残せるような場所ですかね。」
「私はSASUKE完全制覇って目標があったからこそ今まで頑張れたし、私に目標と出会いの場をくれた皆さんに本当に感謝してます。ありがとうございました。」
実況アナ「宮崎さん、本当におめでとうございます」
「それでは、完全制覇者、宮崎マリンさんに今一度盛大な拍手をお願いします。」
そして再び沸き起こる盛大な拍手
前回、前々回あとわずかのところで涙を呑んだ宮崎マリン。
4回目のファイナルステージ挑戦で、ついにかなった完全制覇の夢。
第1回から延べ1200人、前回の完全制覇から延べ800人目の挑戦者が夢の完全制覇。
SASUKE第12回大会、史上2人目の完全制覇に輝いたのは、ライフセーバー宮崎マリンです。
そして地上で仲間たちから祝福を受けるマリン
結衣「おめでとう。すごいよ。私はこんな人と友達で誇りに思うよ。」
マリン「ありがとう。でも次は結衣ちゃんも一緒にファイナルに行こうね。」
結衣「うん、私次は絶対マリンちゃんと一緒にファイナルに行くよ。」
マリン「神戸さんや長谷川さんもまたファイナルに行こうよ」
健一「行けたらいいけどね」
ついに陥落した鋼鉄の魔城
次回、SASUKE、大リニューアル。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
大会から数週間後
神戸と長谷川が偶然会って、大会のことを振り返る。
健一「いやあ、今回は本当いい大会だったな。神戸君はちょっと残念だったかもしれないけど。」
勝樹「そんなこと言いに来たのか?」
健一「そうじゃないな。それより大事なことを聞いてしまってな。中上君、高校教師をクビになったらしい。」
勝樹「え?」
「SASUKEをのために半年間休職したら、校長とか上司がキレたらしい。そしてクビだって。まあ当然かもな。半年も休んだりしちゃ。」
「それは…、そこは改変されてないんだな」
「なにそのメタ発言」
大会結果
1位:100 宮崎マリン 完全制覇(残り0.94秒)
2位:96 中上新一郎 FINAL/綱登り(残り約2m)
2位:77 海原愛 FINAL/綱登り(残り約2m)
4位:97 氷川結衣 3rd/パイプスライダー(ジャンプ)
5位:74 松本信治 3rd/パイプスライダー(2本目、最終地点)
6位:98 長谷川健一 3rd/クリフハンガー(下り段差)
6位:95 小海春香 3rd/クリフハンガー(下り段差)
8位:94 佐藤静香 3rd/クリフハンガー(上り段差)
8位:61 水無月裕樹 3rd/クリフハンガー(上り段差)




