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第2回

SASUKE第1回の収録の翌日


ガソリンスタンド

「トラック入りまーす」


ガソリンスタンドに1台のトラックが。

いつもこのスタンドでガソリンを入れてる常連のトラックである。


「神戸さん、1日ぶり!」


「長谷川君、昨日はお疲れ様。」


「昨日はすごかったね。そして今、日常が戻ってきたってとこかな。」


「オンエアはまだだから、ここであまり詳しくは話せないけどね。」


神戸勝樹と長谷川健一、2人は昨日、あるテレビ番組の競技に参加していたのだ。


「放送終わったらまた話そうか。」


「君たち知り合い?何を話してるんだ」


「まあ、ちょっとね」


「今度放送されるテレビ番組に出てたんですよ」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ファイナルステージすら見ることなく全滅してから時は流れ、SASUKE第2回大会が開催されることとなった。


決戦の地が姿を現しました。そこに1台のトラックがやってまいりました。地獄のサバイバル、SASUKEが再び登場だ。

このトラック、荷台には何が隠されているのか?

出てまいりましたご覧ください。100人の猛者たちだ!

さまざまな服で着飾った紳士淑女たちよ。今こそ心の本能という野望を呼び覚ませ。

さあ行くぞ!

「おー!」


究極のサバイバル、SASUKE!


1st STAGE

1.丸太登り

2.ぶら下がり丸太

3.丸太下り

4.そそり立つ壁

5.揺れる橋

6.フリークライミング

7.壁登り

制限時間60秒


さあ第1ステージだ。制限時間は前回より10秒減って60秒!

さあ最初に登場してまいりましたのは前回の第1回大会に続いてトップバッター、中上新一郎。

トップバッターに相応しい名前の持ち主。

第1エリアは丸太登り、さあ登ったー。そして丸太棒、歩いて渡っていった。なんとぶら下がらずに上を歩いてクリアしていった。

そして飛んだー!さあ登る、登る、そそり立つ壁、5メートルのを登って行く。蟻地獄から這い上がった!

さあもう少し、5つ目の難関、揺れる橋をクリアしていく。そしてこの丸太を使って降りる。

さらにこの壁を登っていけば、完璧ということになる。フリークライミング、このあたりはもうお手の物だ。中上新一郎、見事23秒残しでクリア!


「ゼッケン1番にして見事、第1号です。おめでとうございます。」


「ありがとうございます」


ゼッケン20番、ガソリンスタンド勤務、元忍者、長谷川健一!

1年ほど日光江戸村で忍者をしていた経験もあります。さすがに忍者は軽々と行く。忍者は丸太棒も二足で歩いていきました。

さあ丸太下り、飛んでいった!そそり立つ壁も登っていったー!

前回2ndステージに進出した長谷川健一、今回も2大会連続の余裕の1stステージクリア!


ゼッケン50番、アイドル、小海春香。トップアイドルが行く。

丸太登りは軽く行った。さすがトップアイドル。丸太棒もするする行く。そして丸太下り、飛んだー!

さあそそり立つ壁、登るか、登るか、登ったー。さあここからは揺れる橋、トップアイドル、行ったー!

フリークライミング、下に動いている壁を登っていく。警告音が鳴る。残り5秒になる。どうだー、やったー!


ゼッケン65番、白川郷の忍者、神本達也。1stステージクリア!


体操のオリンピック金メダリスト、中田望、余裕のパフォーマンスで1stステージクリア。


そして前回3rdステージに進出したゼッケン99番、保険会社に勤務・鎌田秋生、余裕の1stステージクリア!


ゼッケン100番、前回3rdステージまで進出したアクション俳優中原武であります。

当然優勝候補の最有力だ。軽快です。ここは意地とプライド、見せつけてくれました。

ここまでは全く、難が見られません。

これもヘリは使わない。随所にプライドが見え隠れ。そしてダイレクト。

徹底的に見せつけてくれます。ただ第1ステージをクリアするだけでない。中原武、見事軽快なステップワークで、次々と難所をクリア!

残り24秒で中原武1stステージクリア。


1stステージクリアは34人。ほぼ3人に1人の割合となった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2ndステージは6エリア。

8.スパイダーウォーク

9.動く壁

10.スパイダークライム、

11.5連ハンマー

12.逆走コンベア

13.ウォールリフティング。

制限時間は50秒


まずトップバッター、ゼッケン1番、高校教師、中上新一郎。

まずスパイダークライムに挑んでいく。この第2ステージの制限時間は50秒だ。

順調に順調に行っておりますが、容赦なく無機質にデジタルは残り時間を刻んでおります。

斜め上の方向に移動していく。動く壁、ポールを降りていった。

ゼッケン1番の中上新一。この人間ハンマー、ここをクリア。

さあベルトコンベアを逆走。赤ちゃんのようにハイハイしていく。こんなに猛然としたハイハイは見たことがない。

さあ開けゴマ!2本目を持ち上げたとこでタイムアップです。


ガソリンスタンド勤務の長谷川健一。前回はこの2ndステージ、5連ハンマーでリタイア。

肉体の空気圧。そしてオイルの流れもバッチリか。ここは慎重に動く壁をクリアしていった。ここは前回もクリアしている。手慣れたもんであります。

さあ人間ハンマー、5連ハンマー、前回を越えた!さあ逆走したベルトコンベアを行く。

残りはあと18秒、そしてウォールリフティング、壁のギロチン、壁のギロチン。これを自分で押し上げていく。

残り10秒、これは落ち着いていけー!

クリアー!第2ステージクリア第1号は長谷川健一!


365プロアイドル、小海春香。

まずはスパイダーウォーク。ものすごい速さ。あまりにも勇猛果敢に猪突猛進に行くといきなり落下という憂き目にあってしまうが、慎重かつ勇猛果敢に攻め込んでいる。

5連ハンマー、うまいうまいうまい!逆走コンベア突き進んで行った!

残りあと20秒残して余裕だ。第1の扉、第2の扉、ここは余裕で見せつけます。第3の扉もあけていったー!


白川郷の忍者、神本達也。現役の忍者が行く!

飛騨の忍者がスパイダーウォークを突き進んでいく。まさに本物の忍者だ。ここのあたりはお手のものなのでありましょうか。

さあ忍者屋敷を職場にする男。ここまでは順調だ。残り時間25秒で5連ハンマーを通過。おっと一瞬バランスを崩したが大丈夫。

さあ行った行った。パッケージフレームの暴れまくる手荷物のようだ。

ウォールリフティング、朝7時の商店街、商店街の3つのシャッターをあけていった!


ゼッケン92番、運送トラックドライバー、神戸勝樹。スパイダーウォークでリタイア。

前回に続いて2ndステージリタイア。


ゼッケン97番、体操オリンピック金メダリスト、中田望。

スパイダーウォークはどうでしょうか中田望。オリンピック体操団体の金メダリスト。

レインボーカラー、七色に彩られたスパイダーウォークを行く。内側にはオリンピック金メダリスト。さあ滑らないように滑らないように慎重に行く。

制限時間は50秒、まだ余裕があります。ポールにたどりつきました。

5連ハンマー、ここのあたりはうまい。体操で鍛えた中田望お手の物!さあもがくように逆走コンベア、しかしここのあたりも無駄がない。

さあウォールリフティング、第1の扉、第2の扉、商店街の朝7時のように続々と扉が開いていくー。


ゼッケン99番、前回3rdステージに進出した注目株、鎌田秋生。前回第3ステージ最終エリアで涙を呑んだ。

現在第3ステージ進出者は8名。そこに当然自分を加えたいところだ。さあ行きますスパイダーウォーク。

前傾姿勢で無駄のない動きだ。まるで獣のように、まるで小動物のように無駄がなく、前方へ前方へと突き進んでいく。

さあポールにたどりつきました。あまりにも身軽であるだけに、振り子のように体を振った。そしていいタイミングだ。

残りあと18秒、赤ちゃんのハイハイのように突き進んでいく。

さあウォールリフティング、残りは10秒、てこづってはいけない、焦りは禁物、焦りは禁物。残り6秒…。

第3の扉これは重い、これは重いが行ったー!

鎌田秋生ギリギリ!残り0.7秒!危ないところでありました!鎌田秋生9人目のクリア。


ゼッケン100番、ご存知アクション俳優中原武であります。

現在9人が第3ステージ進出を決めた。なんとしても10人目になりたいとこだ。

さあポールにたどりついた。人間ハンマー、ここのあたりはうまい。

逆走コンベアで残り10秒、中原武時間がない。ウォールリフティング、3枚の壁が重い・・・残り3秒、あとちょっと、もうちょっと、中原行けー!

ざんねーん!あと1秒足りなかった。扉は開きませんでした。


難関2ndステージをクリアしたのは9人。この時点で既に91人が淘汰されたことになる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

筋肉細胞サバイバル第3章の舞台は、鋼鉄のジャングルだ。

この第3ステージは全4エリア。足元が不安定なポールブリッジに始まり、握力を消耗させるプロペラうんていから、チェーンジャンクションへ。そして最終エリア、最大の難関パイプスライダーへと続く。


14.ポールブリッジ

15.プロペラうんてい

16.チェーンジャンクション

17.パイプスライダー


制限時間はなし。つまり時間切れはない。生き残るか、力尽きるか。2つに1つ。

前回の第1回SASUKEは3rdステージで全滅。人類初のファイナルステージ進出者は現れるのか?


まずはゼッケン20番、長谷川健一、ガソリンスタンド勤務の登場であります。階段をトントンと上がっていきました。

第3ステージが幕を開けました。前回は第1ステージで阻まれた。今回はこの円柱をおっかなびっくり進んでおります。抜き足差足。軽くクリアしました。

ポールブリッジからプロペラうんていへと移行いたします。プロペラうんてい、密林の中のこの秒針は、一体なにを刻んでいくのか。3つ設置されている。おっとプロペラの移動に失敗。この余分な1周が握力を一気に消耗させる。このタイミングはどうかー。今度はうまく移っていった。

第3ステージ第3エリアはチェーンジャンクションであります。これも見た目よりもかなり腕力を消耗いたします。腕だけの力で鎖を進んでいかなければならない。しかしながらまだ余裕が十分あるようだー。

さあ一旦のブレイクゾーン。そして最も難しいと言われるパイプスライダー。これが難しい。己の体重が命取り。ご自慢の肉体が命取り。

さあ御覧ください。少しずつバーをスライドさせていく。左右のバランスが崩れると、片方のバランスが崩れると、もう一方も崩れてしまいます。さあ左右のバランスをうまくもっていかなければいけない。片方が前方へ出てしまいますと、いきなりバーが外れてしまいます。下は沼地、下は沼地、溜まり水。

さあ足をかけて、一瞬のブレイクゾーン。45度角で突き出ております。このバーをつたいまして、次のバーへと移行しなければなりません。

こっからあの長い距離、レールを渡していかなければなりません。まさしく肉体のみで勝負しております。

長谷川健一、ファイナルステージまで駒を進めることはできるのか。さあぶら下がった。肩口、腕に、かなりの負担がかかるが。運んでいく、運んでいく。緑色の沼地に、自分の体を放り込みたくはない。行けるか行けるか。

あーっと!いきなりの落下!こういうことが起きるのか。長谷川健一、ファイナルステージ目前で力尽きました!


365プロアイドル、小海春香。

さあ悶絶の空中庭園に足を進めて行きました。獣の住む森、このメタリックな森へと、抜き足差し足忍び足。難なく行った。

プロペラうんてい、タイミングはばっちり、2本目から3本目への移行は失敗、少しでも早く乗り移りたいが。回れば回るほど、肩口のあたりに負担がかかる。ここのあたりは効率よく回っております。さあ行きました。

ここからは後半、チェーンジャンクションはどうでしょうか。この綱渡り模様、次から次へと鎖が舞っている。自分の体重が心もとない。しかしここのあたりもお手のものであります。ポーカーフェイスで突き進んでいく。さあ最後の鎖が待っている、最後の鎖が待っている。たどりついた。

いよいよパイプスライダー。アイドルがパイプにぶら下がっていく。小海春香お見事!前半はクリア、ここから一瞬のブレイク。

さあ残りあと半分。おーっとバランスを崩した。左のバーが脱線した!そのまま沼地へと落ちていった。


白川郷の忍者、神本達也もパイプスライダーに到達。

今までのステージで、使える筋肉を使い果たしております。それだけに自分の精神力を含めた、予備タンクに頼るしかない。神本達也、中程までやってきました。パイプを運ぶたびに鈍い音が伝わっている。最終難関パイプスライダー。

さあ半分はやってまいりました。休憩のバー。さあ後半のバーに移行するか。あーっと、後半のバーに移行した直後に落下!


第3ステージ、9人中7人が脱落しました。残るはチャレンジ2人だけとなりました。7人とも最終エリア、パイプスライダーの犠牲となっております。

さあ第3ステージに挑んでいきますのは、中田望、体操のオリンピック金メダリストであります。まさに体操界で筋肉の金字塔を打ち立てました中田望。

なんとしてもこの第3ステージを制して、前人未到のファイナルステージに駒を進めたいところであります。

ポールブリッジ、早くも4本目の円柱に差し掛かった。かなり揺れる、微妙にバランスが崩れる、見事な着地をするたびに円柱が動いております。左右に揺れます中田望。バランスをとることにおいてはお手の物。

ポールブリッジクリア。さあ今度はプロペラうんてい。ここでは極力握力、腕力、その他の筋力をあのパイプスライダーまで温存しておかなくてはいけません。

幾多の大会において経験を積んでまいりました。さあぶら下がった。2つ目、2つ目から3つ目も全く無駄がない。一発で移行に成功したー!楽々プロペラうんていクリアしました。

チェーンジャンクション、ここも慎重です。さあ反動を利用して、ジャングルにおけるツルからツルへ伝わっていくかのように。ここも無駄がない。最後のロープです、最後のロープから・・・着地。

さあいよいよパイプスライダーだ。さあここは中田望の見せ所。ここまで7人すべてがこのパイプスライダーに飲み込まれた。あと約1分後には、池の中にいる自分がいるのか、それともあの真紅のステージに立っている自分がいるのか。ゴールは目前、最後の難関パイプスライダー。

さあ刻んでいきます、左右平行に行く、真っ直ぐ行く、ちょっとでも歪みが出ると、いきなりパイプは外れてしまう。さあ中間地点まで難なく到達した。

ここで一瞬のブレイクゾーン。ここまでかなり腕力握力を消費している。それを一旦休ませます。

さあ意を決して行った!さあ刻んでいく刻んでいく、ファイナルに向けて自分の体を運んでいくー。さあゴール地点まで来た。最後の詰め、最後の詰め。反動を利用して自分の体を振る。

行ったー!難なく着地!人類初のSASUKEファイナルステージ進出を決めたのは、中田望!

中田望が行きました!前人未到の3rdステージをついに制しました!


中田望がいち早くファイナルステージに進みました。第3ステージ最後の挑戦者、鎌田秋生が行きます。

さあポールブリッジです。前回はクリアしているエリア。前回は第3ステージ最終エリアでリタイアという苦杯を舐めました。それだけにこの第3ステージはなんとしてもモノにしたい。まるで氷の上を行くかのように、薄氷を踏むかのように行っております。さあ行った。

抜群の運動神経。なんなく踏み出して行きました。さあここで第2のプロペラ、そして第3のプロペラへ…。おっと1周見送りました。あまり腕力を使いたくはないぞ。これだけでも負担がかかります。さあ今度は移行した。1周見送ったダメージが響いてくるかどうか。

チェーンジャンクションです。ロープを受けての渾身の力模様。ここのあたりは実に身軽。自分の特性を生かしていく。簡単に自分の体を運んでいった。さあチェーンジャンクションも難なくクリアしたしました。

いよいよパイプスライダーだ。中田望が史上初のSASUKEファイナルステージ進出を決めた。2人目のファイナルステージ進出はなるか。

さあ飛び出していった。前に進めます、小刻みに持っていく、腕の力肩の力。さあ中間地点。足をかけた。体力は限界。ここで一旦休息です。

45度角のグリーンのパイプの上で一旦の休息。

さあ後半のパイプスライダーだ。若干体が重そうだ。しかし体を運んでいく。鎌田秋生が行く、鎌田秋生行く。

ゴール地点に着地した!最後は難なく着地!2人目のファイナルステージ進出!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ファイナルステージ、最終18番目の関門は15m綱登り。

制限時間30秒以内に15m登り切れば、栄光のSASUKE完全制覇だ。


地上15mに設置されましたSASUKEのゴール地点。そこに向かう1本のロープ、ファイナルステージに挑む2人の猛者。

体操のオリンピック男子団体金メダリストの中田望と、保険会社に勤務するサラリーマンの星、鎌田秋生。

頂上にはアナウンサーがいます。今どうですか?


「2回目にして初めてゲートが開かれたファイナルステージ。頂上からの眺めはいいです。ここからは98人が消え、2人がクリアしてきた1st、2nd、3rdの3つのステージが綺麗に見渡せます。是非ここまで上がってきてほしいです。」


「わかりました。果たして30秒という短い時間で、この15mの綱を制することができるのか?」


まずは中田望が挑みます。体操でも慣れ親しんだ滑り止めの粉をつける。オリンピック体操の金メダリスト中田は、体操に続いて、このSASUKEも制することができるのか?」

登ります。さあ史上初のファイナルステージがスタートした。ここは足も使い始めました。さあ5mまであと僅かだ。

残り15秒で5m。ちょっと時間がないか。残り10秒、ブザーが鳴り始めた、ブザーが鳴り始めた。10m手前のところ!

残り5秒、時間がない!時間がないー。

残念!ロープが切れたー!急転直下ー

タイムアップとなるとロープが切れて落下します。


中田望はファイナルステージ綱登り失敗に終わりました。そして残るは1人、鎌田秋生の登場です。

巨大な送電線をつなぐ鉄塔のように見えますファイナルステージ。

下から上を見上げますと、あやとりか蜘蛛の糸のように見えます。この中を、たった1人の男、鎌田秋生が行きます。

30秒以内に登り切ることができるのか。

さあ始まりました。鎌田も足をつかっていく。足も使って登っていく。5mまであとわずかだ。残り20秒で5mに到達した。

さあペースはいいか、ペースはいいか。鎌田への声援。10mが近づいてまいりました。さあ10mの段階もクリアしました。

残り10秒で10m、ブザーが鳴り始めた。5秒前だ。3秒、2秒、もうちょっとー。

残念!ゴールまであと少しでした!


ファイナルステージ、2人ともタイムアップ。

初めてファイナルステージ挑戦者が現れたが、今回も完全制覇はならなかった。



第2回大会結果

1位:99 鎌田秋生 FINAL/綱登り

2位:97 中田望 FINAL/綱登り

3位:20 長谷川健一 3rd/パイプスライダー(最終地点近く)

4位:65 神本達也 3rd/パイプスライダー

4位:50 小海春香 3rd/パイプスライダー

4位:? モブ男 3rd/パイプスライダー

4位:? モブ子 3rd/パイプスライダー

4位:? モブ夫 3rd/パイプスライダー

4位:? モブ美 3rd/パイプスライダー

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