シチュボ台本『幼馴染とつもるおもいで』
おはよ。リスナー君!
雪、積もったねー
屋根も並木も道路も真っ白!
ふふふ、君の家の前の道は私が一番乗りだよ。
ほら、見てみて。私の足跡しかついてないでしょ
なんだか懐かしいね。こんなに積もったのは小学校の低学年の頃以来かな?
一緒に雪うさぎ作ったり雪合戦したり…
そうそう、雪だるまは雪が少なくて泥だるまになっちゃったんだよね。
でも、君が一生懸命綺麗な雪があるところ探してくれて嬉しかったなぁ
あれ? まだ眠いのかな?
そんな君には… えいっ!
あはは、私の手、冷たくてびっくりした? 君のほっぺはあったかいね。
ねぇ、もうちょっとだけ触っててもいいかな?
手袋忘れちゃったんだ(ほんとは持ってるけど)
えー、いいじゃない。
えーと、それじゃあ、代わりに… その… 手、つないで欲しいな…
もう、君がそんなに恥ずかしがったら、私まで恥ずかしくなっちゃうよ。
昔はずっとおてて繋いで一緒に学校に行ってたじゃない。
ほら、あの時みたいに、私のおてて、ぎゅっとして?
えへへ、やった。君の手、ずいぶんおっきくなったね。それに、すっごくあったかい。
それじゃあ、私のマフラーに入れてあげるから、もう少しだけ、そばに来て。