表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

折りたたみ傘(※テスト)

作者: 飯野 二菜

前書きって投稿する時になって初めて書き込めるんですね

 初めてこのサイトを使うのでこれはテスト的な投稿になる。


 高校の授業が終わり、生徒たちが下校する頃、ポツポツと雨が降ってきた。今日は朝から昼間までは快晴だった。傘を持ってきておらず、「詰んだー…」「最悪ぅー」などとボヤいている同級生が見受けられる。今日の天気予報では夕方からの降水確率は30%になっていたので、大抵の人が傘を持ってきていない。

 …そう友達が言っていた。俺は面倒臭がりだから毎日天気予報を確認したりしない。でも俺は困らない。俺はカバンに折りたたみ傘を入れている。雨に降られる心配も無く、天気予報をチェックする必要もない。ただ、折りたたみ傘を持ち歩けば良いのだ。


 君たちは天気予報にない雨に降られるという不幸な出来事があった時に怒るだろうか?イライラはするだろうが、まさか雨雲に対して本気で怒ったりはしないだろう。君たちはきっと「折りたたみ傘を持ちこう」「置き傘をしておこう」と次からはこの不幸にあわないようにする方法を考える。

 このやり方を全ての不幸に当てはめることは出来ないだろうか?理不尽な不幸にも、冷静に、次はこの不幸にあわないように考える。まさに折りたたみ傘を持ち歩くように、人生において遭遇しうるであろうあらゆる不幸は、少し工夫することで防ぐことが出来るのではないか?

 いや無理か。人生で起こりうる全ての不幸に対して、折りたたみ傘のような解答を用意することは不可能だ。…しかし、俺は最初から折りたたみ傘を持ち歩いていた訳では無い。持ち歩くようになったのは、やはり天気予報にない雨に降られてからだった。そう、どんな不幸な出来事でも2回目以降なら折りたたみ傘を用意することが出来る。


 そして俺は考えた末に、折りたたみ傘の為の心のあり方を確立した。「常に自分に不幸が起こる前提で考える」これが本質だと俺は結論付けた。テストは悪い点を取るつもりで受け、友達とはなにかトラブルが起こるかもと思いながら話し、先生に理不尽な注意を受けるつもりで授業に臨み、怒られるつもりで親と会う。

 そして1回目の不幸は受けてしまうだろう。しかし、それは予想はできた不幸だ。事前に心の準備さえできていれば、人間は冷静でいられる。誰かに怒ったり、悲しんだり、誰かを恨んだり、落ち込んだり、不安になったりせずに済む。心が揺れない分、冷静に『次はどうすれば不幸を避けられるか』考えることが出来る。これが、折りたたみ傘を用意するということだ。

 そうしてひとつひとつゲームのように不幸の種を潰していって、両手は折りたたみ傘でいっぱいになる。この折りたたみ傘のおかげで、今日も俺は心を濡らさずに済む。

思いついたものをそのまま書いたのですが、キーワードやジャンルを見ているとなにかこの小説はこのサイトにおいて場違いなのではないかと思いました。今日このサイトに登録したばかりで、どんな小説がこのサイトで投稿されているかとか本当に何も知らないんですよ。

まぁ登録したら何も見ずにまず何か投稿すると決めていたのでいいでしょう。ここで私が創作する目的は自分の頭を整理することです。

でも次からはこのサイトの雰囲気とかを知って、このサイトにあうような形式の小説を書いていけるように頑張ります!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ