表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

シロツメクサ

作者: 桜井実梅
掲載日:2016/06/08

「お前女だったんだな」


10年振りに会ったクラスメイト。


私の印象はボーイッシュな少年。


可愛さも何も無かったあの頃。


「ワンピース似合ってる」


「長い髪の毛似合ってる」


「シロツメクサの花冠似合ってる」


不器用な10年越しの片思い。


淀川河川敷にはたくさんのシロツメクサが咲く。


「大雨降ると大変な事なるけど綺麗なんだ」


彼はシロツメクサを3本摘む。


「編み方を教えてよ」


彼の手で編まれる花冠。


昔から私をからかってきた原因のもの。


「男なのに編めるのかよ」


あの時言ってきた言葉を覚えてるだろうか。


「ねぇ、きみが好きだよ」


そう伝えたらまたバカにしてくるだろうか。


「男の癖に」って。


「・・・できた。」


スイスイ編まれた花冠。


初めての割には上手に編めてる。


「これで何なんだけど、付き合ってよ」






あの頃の君ではもうないのかな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ