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しゅごれい  作者: 千世
第十三章 涼風夜宵サイド
51/54

(26) 【死ゅ語霊】と……

本当に久し振りの更新。

四月に更新したきりなので、5ヶ月は経っているという……。

時間が過ぎるのは早いですね……。


そして話が進んでいません……。

いい加減、進んでもいいような気はしますが……。

次からは多分……。

多分……。



 僕は、どうしたいんだろう。

 僕は、何がしたいんだろう。




 カイが家に来てから、少しは進んだ気はする。でも、少しだけ。

 脅されたから進んでいるのようなもので……実際、自分では何もしようとしていない。流れるまま……どうにでもなれと心の底では思っている自分がいる。

 進もうと思えば、進めたと思う。

 例えば、忘れていることだって……そう。

 何かを忘れていることはわかっているのに、その先を真剣に思い出そうとはしていない。




 別に思い出さなくてもいい。

 せっかく忘れていることなのだから、忘れたままでいればいい。




 そう、思っている。

 だから、僕はいつまで経っても進めない。












 好きな人のことだって、同じだ。

 何も進歩がない。

 言い換えれば、僕が本気で取り組んでいない証拠だ。

 カイが睨んでいたのは、そのせい……?

 いや、会ったばかりのカイにそこまでわかるはずない。いくら、人間じゃないからって……。

 でも、いつも思う。

 カイには、僕自身すら知らないことも見透かされているのではないか……って。

 僕が必死に逃げようとしている現実すらも、カイはわかっていて責めているのでは……って。

 そんなはずないのに。

 そんなこと、ありえないのに。

 カイのことを見ていると、時々そう思ってしまう。

 そう、例えるなら、カイは、僕が今まで目をそむけて来た……嫌なことそのもののような……。






 僕は、これからどうなるんだろう。

 僕は、この先どうするべきなんだろう。





 答えが見つからず、疑問だけは増えていく。

 それでも、時間は……待ってはくれない。







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