(26) 【死ゅ語霊】と……
本当に久し振りの更新。
四月に更新したきりなので、5ヶ月は経っているという……。
時間が過ぎるのは早いですね……。
そして話が進んでいません……。
いい加減、進んでもいいような気はしますが……。
次からは多分……。
多分……。
僕は、どうしたいんだろう。
僕は、何がしたいんだろう。
カイが家に来てから、少しは進んだ気はする。でも、少しだけ。
脅されたから進んでいるのようなもので……実際、自分では何もしようとしていない。流れるまま……どうにでもなれと心の底では思っている自分がいる。
進もうと思えば、進めたと思う。
例えば、忘れていることだって……そう。
何かを忘れていることはわかっているのに、その先を真剣に思い出そうとはしていない。
別に思い出さなくてもいい。
せっかく忘れていることなのだから、忘れたままでいればいい。
そう、思っている。
だから、僕はいつまで経っても進めない。
好きな人のことだって、同じだ。
何も進歩がない。
言い換えれば、僕が本気で取り組んでいない証拠だ。
カイが睨んでいたのは、そのせい……?
いや、会ったばかりのカイにそこまでわかるはずない。いくら、人間じゃないからって……。
でも、いつも思う。
カイには、僕自身すら知らないことも見透かされているのではないか……って。
僕が必死に逃げようとしている現実すらも、カイはわかっていて責めているのでは……って。
そんなはずないのに。
そんなこと、ありえないのに。
カイのことを見ていると、時々そう思ってしまう。
そう、例えるなら、カイは、僕が今まで目をそむけて来た……嫌なことそのもののような……。
僕は、これからどうなるんだろう。
僕は、この先どうするべきなんだろう。
答えが見つからず、疑問だけは増えていく。
それでも、時間は……待ってはくれない。