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いつだってそこには君が…

作者: 午後の憂鬱

我が母校、私立阿蘇辺世高校は他校とは少し変わっている高校である。なぜなら、生徒全員が学校指定の寮に入居しなければならないのだ。喩え、家が高校の目の前でもだ。しかし、その寮は設備が充実していて、もしかすると、マンションほどの大きさがあるかもしれない。


しかし、本当に変わっているのはルームメイトの組み合わせである。この寮は入学してから1ヶ月程は自宅から通学なのだが、その1ヶ月の中でルームメイトを各自で組まなければならない。本当におかしいのはここからだ。それは、かならず二人一部屋でいずれも男女でなければならないのだ。このことはきちんと生徒手帳の校則第五条に記されている。なんでも、我が校、私立阿蘇辺世高校は大変優秀な生徒が集まる進学校であり、日本でも5本の指に入る有名校である。したがって、日本中から生徒が集まるため、初対面で会う生徒がほとんどである。文化祭などの協力・団結力といった団体の力が必要な行事の準備などを円滑にするための校則らしい。つまり、早く皆仲良くなって文化祭などの大きな行事を素晴らしいものにして、その情景を日本中に反映させ、私立阿蘇辺世高校のイメージアップをしてくれという校長率いる職員側の企みなのだろう…。


俺はかなり迷っていた…。中学時代は必死に毎日勉学に励み、やっとの思いで合格したこの高校にこんな校則があったなんて知らなかった。こう思っているのはきっと俺だけじゃないはずだ。入学式が終わり、早5日。クラスの男子とは仲が良くなったものの、問題のルームメイトは女子でなければならないのだ。


ちなみに、「俺」の 名前は廣崎大悟。


俺は知りもしなかった。この校則が俺の運命を変えることとなるなんて…。


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