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この夏を乗り切る話題、それはあの五人衆だッ!

作者: まきしまあぎと(ふじわらしのぶだよ)

追記 OVA版のエレゲンの最後はゼクトール最終形態のための人間電池になる、でした。

   いい加減なことを書いてもうしわけありません。

 話題のムーブメントを見逃すな!


 キレッキレのトークで意中の娘をゲットして、この夏を乗り切れ!


 ふじわらしのぶ、プレゼンツ、よくわかるハイパーゾアノイド五人衆!!


 一番手はザンクルス。


 ザンクルス史上、最大の見せ場 → 「俺の名はザンクルス!俺は両腕に高周波を発する刃を持っている!」


 その直球すぎるデザインに視線は釘付け、ハートはドッキドキになるだろう。両手に高周波ブレードがついている。それだけだ。正直、シンプルすぎてどうかな?と思う。


 だけど安心してくれ!やられ方もシンプルだ!原作では高周波ブレード、アニメではスマッシャーで一瞬で処分されるナイスガイだ!


 その海洋生物を思わせるシルエットからスピード重視、白兵戦、ステルス機能を搭載しているみたいな描写もなく墓場に直行してしまう潔さに度肝を抜かれることだろう。

 補足しておくとガイバーの作中で高周波ブレードに対抗する武器を持ったゾアノイドはレアだったりする。初見でこいつを始末した巻島は利口かもしれない。


 二番手はエレゲン。こいつもド直球野郎だ!その流線形というかニュルニュルした感じの外見だけで得意とする戦い方までわかる。爆弾岩くらいわかる。

 素手以外に鞭のような触手がついているが役に立ったことはない。


 こいつの寿命はザンクルスよりは長いが、それだけだ。原作ではアプトムという何でも吸収するFF系のスライムの親玉みたいな男に捕食されて退場する。


 上からアプトム(四分の一くらいのサイズ)が落ちてくる。


 「エレゲン、電気で跳ね飛ばせ!」

 「ううう!」

 「エレゲン殿には私の滋養になっていただく」→退場。


 草尾毅が晶の声をあてているOVAでは高周波ブレードでウナギの活け造りにされる!


 モノホンの鰻の血には毒成分が含まれているので間違ってもお刺身にして食べたりしたら駄目だ。大切なことだから言っておくが、もう一度言う。絶対に食べるな。ふじわらしのぶと君たちの約束だ!

 天国のエレゲンもきっと同じ事を言っているはずだ。


 さてこのエレゲンには他に正体が痩せたハゲの男であること、そして雨の中で放電することによってイオノ・クラフト効果で浮遊する能力を持っている。

 しかし、イオノクラフト効果には推進力を得て、移動するようなことにはならないので正直微妙な能力だと思う。人型の電気鰻が浮いているくらいにしか思わないだろう。

 多分、電撃で障壁を作ったりすることも出来たんだろうけど出す前にやられてしまった。これは毎日欠かさず訓練してきたけれど実戦で何も出来ずに終わってしまうという嫌なリアル体験があったと思う。努力したって必ずしも報われるわけじゃない。みんなも力を抜いて生きて行こうぜ!


 三番手はガスター!肩の膨らみを見てタッコングを想像したヤツいるか?お前はかなり鋭い。いい線、行ってるぜ。実は膨らみの中には生体ミサイルと液体爆薬がたっぷりと入っている。下手に攻撃すれば他のメンバーと一緒にあの世に行ける親切設計だ。

 エレゲン、後述のダーゼルブとゼクトールとは最悪の組み合わせになるだろう。腕についている管からも液体爆薬を出して攻撃することが出来る。

 でも仲良し。それが十二神将ハミカル・バルカス直属の精鋭部隊、ハイパーゾアノイド五人衆だ!イエイッ!


 「ネズミめ!あぶり出してくれる!」

 ガスター、ここぞとばかりに狭い地下通路でガイバー1に向かって、生体ミサイル一斉発射だ!

 あれれ?ダーゼルブの側でやる?たまにチームワークを忘れる天然系だったりする。


 やられ方もシンプル。リーダーのゼクトールとダーゼルブと別に行動しているうちにアプトムのご飯になってしまう。

 「ガスター?」

 「離れろ、ダーゼルブ!」

 こうしてガスター、ダーゼルブらは二人同時にアプトムの餌食になってしまうのだ。用心深そうでうっかり系、萌えキャラみたいなものだろうな!顔はネズミっぽいので萌えキャラに決定。ゾアノイド界のピカチュウと呼んであげよう。


 四番手はダーゼルブ。堅そうな皮膚、おすもうさんみたいな体型、頭にはサイのような角が生えている。


 「伊達や酔狂でこんな角がついているわけじゃないんだ!」と言わんばかりの直球野郎だ。口から火を吐く怪獣映画にも出演できそうなキャラだ。前述のガスターがピカチュウなら、こいつはフシギダネというところだろう。見たことがない輩はネットで画像を確認だ!ホラ、そっくり!


 性格はかなりの慎重派。リーダーのゼクトールからの信頼も厚い。得意技はショルダータックルだが、意外にも戦果は高くガイバー1と3も瀕死の重傷を負わされている。生体レーザーよりも体当たりの方が強いというところだろう。

 力こそ正義でごわす!とエドモンド本田も言っているから間違いないし、私も同感だ。


 最後はガスターのところで書いたが性格の善良さが裏目に出る形で退場してしまう。だけど人生ってそんなものだよね。下手な善人として生きるよりも計算高い悪人として月の無い夜には出歩かないようにして生きよう。


 五番手はリーダーのゼクトール。カブト虫タイプの人気者。メインの武器はヴァモア同様の生体レーザー兵器。身体も頑丈に出来ているので近接戦闘にも長けている。奥の手をいくつも持っている慎重派。しかし、作戦は基本的に力押し一辺倒というか雑。カッコ良くて頭は悪くないだけにかなり悲しい仕様だ。空を飛んだり、穴を掘って地面に隠れるという地味に有効なスキルも持つ。

 組織への忠誠心が強く、アニメ版でも原作でも最後までクロノスの為に戦う。外人みたいな名前だが日本人のサラリーマンみたいな性格をしている。一部を生き残り、二部にも登場する。仲間を殺したガイバーやアプトムとは最後まで敵対していた。二部でのコイツの武器はネタバレになってしまうのであえて書かない。古本屋に行ってガイバーの単行本でも買うんだな!


 おまけにゼルブブス。初期に配備されたハイパーゾアノイドで、原作では上司になって欲しくない獣神将ナンバーワンのリヒャルト・ギュオーが連れて来た。グレゴールのパワーと装甲を持ち、ヴァモアの生体レーザー、ラモチスの俊敏さも備えるという存在自体が死亡フラグみたいなヤツである。しかも日本支部の巻島支部長はギュオーのゴリ押しでこいつを失ったことで実験体にされてしまうというパワハラを受けている。

 秘密結社クロノスは絶対にブラックだ。ちなみにゼルブブス2という後継種も存在する。


 以上が、私がこの夏に絶対に来る!と考えている重要な話題だ。これを海水浴場などで女子ならムキムキのマッチョマン、男子ならビキニのグラマラスの美女の前で披露すればたちまちヒロイン、ヒーローになれるだろう。


 大丈夫、騙されたと思ってこのふじわらしのぶを信じてくれ!それでは良い夏を!!


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