異世界転移とかって男ばっかだよな
よう、俺だ。アルベルトだ。
今日はとにかく死ぬほど忙しかったぜ。どういう理由だか知らねえが、自称異世界からやってきたとかいう奴らを三人も見つけちまった。
俺の目の前でぶっ倒れてるのがその一とその二とその三だ。
一と二は男だったから速攻で殺した。その三は珍しく女だったからまだ生かしてある。もっとも、とっくにひん剥いて遊んだ後だがな。
何でも幼馴染三人組が同時にこっちの世界に飛んできたらしい。男二人に女一人だから色々と恋愛事情があったみてえだ。
男どもは死んだし、これで解決ってわけだ。
「良かったな、おい」
床で伸びてる女を足で突ついてやると、身体をびくつかせやがる。ちょっと花の花粉を多めに入れすぎたかもしれねえ。
花ってのは俺が胸にさしてる花で実は召喚物で……説明はまぁいいか。そのうち分かる。
「ちゃんと紹介してください」
「うるせえ、黙ってろ」
さて。自称異世界から来たっつう奴らが手強いのは皆知ってるだろう。どいつもこいつも馬鹿みたいな能力を持ってるか武器を持ってるか。とにかく何かある。
欠点は大抵、戦い慣れてないって部分だ。だから俺みたいな奴とやるとよく負けてくれる。
特にこういう女連れは女を裸にしたり喘がせたりするといちいち動きを止めてくれるからやりやすくてしょうがねえ。
今回もそういう風にして勝った。いい気分だぜ。
女の意識はそんなには奪わないでおいた。身体だけ感覚を敏感にしてやるってのは中々、乙なもんだ。今度試してみな。
「それじゃあ、もう少し遊んでいくか」
俺はうきうきしながら女の方を振り返った。目の前で女が立ち上がり、剣を振り上げていた。
──そしてそのまま、刃が俺の身体を斬った。




