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隠しの森シリーズ

きはだ様は番人をしております

掲載日:2018/09/12

きはだ様は、森の入り口におわします。


雄雌が別れているので、二本並んでいらっしゃるのです。

くれない様には及ばないのですが、樹齢は300年を数えます。


きはだ様は、森の番人です。

ここから先には、招かれた人しか通しません。


それでもここまで来た人は、満足をして帰ります。

きはだ様も、それは見事な紅葉(こうよう)をなさるからです。


それにやさしいきはだ様は、来た人たちに贈り物をするのです。

匂いが苦手な人もいるでしょうが、みんな夢中で贈り物を拾います。


贈り物を持ち帰った人たちは、それを美味しく食します。

秋の味覚と、喜んで。


たまに、きはだ様の葉を、持ち帰る人がいます。

綺麗な黄檗色(きはだいろ)の、扇形の葉を。


贈り物を持ち帰った人は、思うのです。

また来年も、きはだ様のところに行こうと。


ですが、お気を付けくださいませ。

贈り物はかぶれることもございます。


贈り物を拾うためには、どうかご準備をお忘れなく。

そこから先は、あなた様の責任でございますから。


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― 新着の感想 ―
[一言] 贈り物はビニール袋に入れてしばらく土中に埋めるといいね。(たしか)
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