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現実ネトゲに異世界人最強を入れてみた  作者: ◆smf.0Bn91U
異世界から来たる『赤の姫』
82/140

初めて見る戦い

 明日はちょっと無理してでも更新する……!

 でも明後日の日曜日はノートPC買い直すので、初期設定とか色々したいので更新出来ません。


 で、月曜日からは前まで通りほぼ毎日更新目標に頑張ります。

 まず現れた敵に攻撃を仕掛けたのは、金髪女性のエレノアからだった。

 腰にぶら下げていたよく分からない物体。

 それを抜き放つと同時、穴が開いている方を敵に向け――いや、あの武器は見覚えがある……!

 記憶にあるソレよりも小型で……けれども確かに、ソレをそのまま小さくしたような武器。


 ドンッ! と空間自体を響かせるような、お腹に響く衝撃音と共に、何かがその敵にぶつかるような打撃音。


 ……間違いない。

 銃だ。

 尤も、私の国にある銃は銃身と呼ばれている穴が開いた筒の部分がもっと長く、一度の攻撃ごとに弾丸を入れる必要があり、しかも両手でやっと持ち上げることが出来るほどに重い代物ではある。

 外見的には似ても似つかわない。

 ただ、敵に向けた時――遠くにいる私の方向へと向けた時、その姿が似ていたおかげで、ピンときた。


 しかしあの小さな銃には、先程述べた欠点全てが見受けられない。

 先程からずっと、両手それぞれに持ったその武器で、弾を込める間も無く、交互に撃ち続けて敵にダメージを与えている。


「…………」


 それを見ていて、思う。


 技術力が桁違いだと。


 しかし、威力は私の知る銃の方が高い。

 私の針を急所に打ち込めば一撃で殺せる敵に、何十発当てても殺せないところを見ると、小型になった分威力は落ちていると見て間違いないだろう。

 発射した時の衝撃音だって、この密室空間で鼓膜をやられない程に弱い。

 私の知る銃はもっと強く・大きな音を出していた。


 なんせあれは、竜族に対抗するための武器として開発されていたから。


 遠くからでも確実に殺せるようにと作り出された、技術の粋。

 ……とはいえ、威力は下がっても乱射出来る武器のほうが有利な局面が多いのは間違いないが……。


>>ん

>>どしたの?

>>いまほかのふkだいが


 ……エレノア、今なんて言ったの……?


>>誤字。でも把握


 ただ、蒼髪少女のあおい姫にはなんと言ったのかが分かったようだった。


>>こっちからは見えなかったけど……とりあえず、戦闘終わってから


 そう言った彼女は、杖を振り上げ、頭上で円を描くように一周する。

 その先端には淡い光が灯っており、その軌跡が始点と重なり・真円になったところで――エレノアの身体に一瞬、紅い光が灯った。


 まさかアレは……魔法……!?


「えっ!?」


 その驚きの声は、二人の傍で見守っていた『赤の姫』からだった。


「ねえねえ!」「今のって魔法っ!?」

>>そうだけど、それがどうかした?

「やっぱりお姉さん竜族じゃないのっ!?」

>>違うんだけど……もしかしてあなたの世界では、竜族じゃないと魔法が使えないとか?

「そうだよ!」「そんな不思議な力、人間に使えるはず無いし!」


 その通りだ。現に私は魔法なんてもの、一切使用することが出来ない。

 そしてその不思議な力が怖いからこそ、人間は竜族を隔離したのだし、竜族に襲われても遠くから殺すためのすべを作り上げようとしたのだ。


>>この世界では、こうした頭にもう一つの耳がある人は使えるの

「だから! それがわたしと一緒ってこと!」「この角があるから竜族なんだし」「だから魔法が使えるの!」

>>あ~……確かにそういう意味では似てるのかも……


 何かを考えるように一拍開けて、それなら、とあおい姫が一つの提案をしてくる。


>>リザの魔法も見せてくれない? それを見たら、何か違いを教えられるかもしれないし

「分かった!」

>>じゃあエレノア


 と、ずっと一人で戦っていたエレノアに声をかけたタイミングで――


「リフレクト・シューティング!」


 ――その当事者そんな叫び声と共に、敵に密接した状態で無数の銃弾で敵を貫き……その敵を、消滅させてしまった。


>>ごめん


 直前の自分の行動を止められなかったことの謝罪なのか。彼女は短くそれだけを告げていた。


>>良いって良いって。どうせ敵なんてまた出てくるんだし。とりあえず、先に進みながら、さっき戦いながら言いかけたことを話してよ

>>分かった

>>さすがにそろそろ、キャラを歩かせながら文字打てる練習しとかないとね

>>なんで?

>>また何かのキッカケでGvGするかもしれないじゃん

>>もうしない

>>テンマと仲直りしたのに?

>>どうせ今は受験

>>それが終わる頃に出来てたら、色々と捗るでしょ

>>……分かった


 相変わらず何の話か分からない会話をした後、三人は再びこちらに向けて歩を進めてきた。

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