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現実ネトゲに異世界人最強を入れてみた  作者: ◆smf.0Bn91U
MMO「ラッキー・スター」と異世界の傭兵
24/140

再びの戦い

 中途半端ですが、おそらく明日は更新できないです。

 出来たとしても日付は変わってる。

 今も変わってるとかいうツッコミh(ry

「ん?」「お前、さっきも会ったか?」

>>会ったよ! 覚えとけよ!


 桃髪ツインテの怒りが文字から伝わってくる。

 カーソルを合わせ名前を確認。


 「†星羅†:Lv177」


 ……う~ん……なんて中二感。


「いやだって、お前ツルんでる相手変わってね?」

>>そこまで覚えてるのか! さすが最新イベントのAI!!

「AI?」

>>私はね、組めるときに組める人と組むスタンスなの

「ほ~……フリーの傭兵みたいなもんか?」

>>いや、雇われてる訳じゃなくて、私が行きたいところに一緒に行きたい人がいたら行く感じ


 まあ、ネットゲームならそういうのが普通だろう。

 エレノアみたいに一人でいたり、あおい姫みたいに姫プレイをするために自分のギルドを作るほうが珍しい。


>>ねえ、イベントだけど、どうする?


 と、パーティチャットで、二人のメンバーと会話を始める星羅。


>>どうするって、やるに決まってんだろ

>>良いの? 私さっき戦ったけど、デスペナ酷いよ?


 デスペナとは、死んだ際に受けるペナルティのことである。


>>そんなに?

>>溜めてた経験値ゼロになった……(泣)

>>ってことは、レベアップ後すぐに受けるべきってこと?

>>今何%

>>87

>>65

>>50超えてるなら止めた方が良いかも……


>>でもここで勝てば1Lvアップ……

>>始まりたてだからか知らないけど、強さハンパないよ

>>それは……

>>私は戦っても失うものはほとんど無いから良いけど……どうする?

>>……逃げる

>>さすがに一週間の経験値を失う覚悟は……

>>おk。じゃあ私が足止めするから、その隙に先に進んで

>>ごめん

>>ありノシ


「話は終わったのか?」

>>もち。っていうかアンタ、パティチャ見えてる?

「パティチャ? 普通に話してるのを聞いてるだけだぞ」

>>くっそ……だから前も作戦が筒抜けだったのか……


 ジリジリと間合いを詰めながらボヤく星羅。


>>じゃあもしかして……あの二人を逃がさないとか?

「戦う気が無いやつを追う気もねぇよ」「だからお前も逃げるなら見逃してやるぞ」

>>冗談

「おっ」


 ピクりと、嬉しそうに彼が反応した。


>>一度負けて戦っても何も失わない以上、足止めじゃなくて倒すことに意義があるのよ

>>ここでぶちのめして、減らされた分の経験値を超えた分もらって、レベルアップするから


 その言葉を打ってすぐ……パーティを組んでいた二人が、別マップに移動したのが星羅にも伝わった。


 それを合図に、




「地滑り!」




 星羅が先に仕掛けた。

 放つスキルは同属性別スタイルのスキル「地滑り」。

 距離があろうともダメージを与えられる衝撃波を放つスキルだ。

 攻撃のタイプとしては大攻撃と同じ。

 ただそのダメージは大攻撃の八割ほどに落ちる。


 それでも、先制攻撃としては十分だろう。


 その攻撃を、左足を軸にして回転し、その脇をすり抜けさせることで回避。

 そのまま横方向に移動し……再び星羅へと向き直ったところで、一息に距離を詰めた。


 ギン! という防御のSEがなる。


 スキル「ダッシュ」と同じ速度で迫ってからの攻撃を見事防御する星羅。

 反射的に・無意識に押したのかもしれないが、十分過ぎる反応速度だろう。


「よく防いだな」


 それに彼は、嬉しそうな笑みをさらに深める。


 殺そうとしない奴は殺さない。

 しかし、戦えること自体を楽しんでいる。


 それが彼だ。

 果たしてこんな彼を見ても、エレノアは彼のことを慕い続けることが出来るのだろうか……?

 自分のためにストーカーを殺したのではなく、ただ殺したいから殺した。

 これではそう思われても仕方がない場面のように見えるが……。


「それじゃあ、次いこうか」


 腕を屈伸させた勢いを乗せ、星羅との距離をあえて開ける彼。


 その腕に握られている剣は……中剣一本。


 それは彼が、未だ本気を出していない証拠。


 ……手加減して戦闘を楽しんでいる、証拠。


「今度は……こちらからだ」

 エレノアが覗き見ていることなんて、彼ほどの五感があるならとっくに把握しているだろう。


 それでも、自分を変えることはない。


 彼にとって戦うこと以外は、どうとだって良いと思っている何よりの証拠に、私には思えてならなかった。

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