たけよの頭の中のふわふわ
頭の中にはいろんなものがあって
それをほとんどまるごと
テーブルの上に載せてみて
ほらほら見て見て
と言ったところで
見て見てと言われた相手は
きっと困るのだろう
ということで
僕は空を見て
さらにそのずっと先を見て
見て見て見ていくと
空のずっと上にある宇宙の空間には
こちらからは見えない乗りものに乗った
こちらの知らない知的生命体が乗っていて
そこからこちらを覗き込んでいたりしているのかもしれない
だから僕は空を見て
大きく手を振ってみる
おういこちらが見えますかあ
こちらは結構退屈な世界ですう
もしよかったら
ちょっとこちらに下りてきませんかあ
そして僕と話をしてみませんかあ
と叫んでも
やっぱり何の応答も無い