もし? 産まれてくる赤ん坊に障害があるなら? 医師にそう言われて産むか?産まないか悩んでいます。
妊娠10か月目、もう直ぐ赤ちゃんが産まれてくるという時に
私は医師にこんな事を言われたの。
『お母さん! “実は赤ちゃんに障害があるかもしれません。”』
『えぇ!?』
『お腹がこんなに大きくなるまで、障害があるかどうかわからなかっ
たんです。本当にすみません。』
『先生!』
『お母さんは産まれてくる赤ちゃんに障害があっても産みますか?』
『・・・・・・』
『よく旦那さんと話し合って決めてください。』
『・・・あぁ、は、はい、』
・・・あの時の私は医師にそう言われて、動揺し頭が真っ白になっていた。
無事に産まれてくると思い込んでいた赤ちゃんに障害があるなんて!
勿論! 産まれてこないとハッキリと障害があるかは分からないらしい。
でも? かなりの確率で障害があるではないかと医師に言われてしまう。
正直、私は迷っていた。
私達夫婦が望んでいた赤ちゃん、私と旦那は結婚して10年間子供ができず
やっと妊娠し待ちに待った我が子に障害があると突然、医師に言われても。
私は家に帰り、旦那の帰りを待った。
『・・・うん? どうしたんだ、電気もつけないで! 部屋が真っ暗
じゃないか!』
『あのね? 先生が赤ちゃんに障害があるかもしれないんだって、』
『えぇ!? ちょ、ちょっと待って! 先ずは服を着替えてくるから
その後ゆっくり話を聞くよ。』
『・・・う、うん。』
私は旦那が二階の寝室から降りて来るのを待って
ゆっくりと今日、医師に言われた事を彼に伝えた。
『・・・うん、ツムギはどうしたいんだ?』
『えぇ!?』
『“障害が例えあったとしても、俺達の子供には違いないんだよ。”』
『・・・あ、あなた、』
『障害があってもいいじゃないか! 元気な子供が産まれてくればさ!』
『でも? その先はどうするの? 子供は一生、独り立ち出来ない
かもしれないのよ!』
『その時はその時だよ、“先ずは、産んでみようよ!” それから
考えればいいじゃないか!』
『本当にそれでいいの?』
『俺はいいよ、ツムギはどう?』
『“私も、産みたい!”』
『二人でこの子を大事に育てていこう。』
『うん!』
旦那とお腹の子供の話をしていたら、私の迷いはなくなっていた。
心から旦那と結婚して良かったと想えた日でもある。
ずっと、夫婦がほしかった赤ちゃんに障害があるからといって
私達の子供じゃなくなった訳ではない!
障害があるなら、それも含めて! この子を旦那と二人で支え合って
育てていけばいいだけの事!
それに、私達の子供だもの! そんなに心が弱い訳じゃないと信じている。
きっとどんな事も乗り越えて行けるわ!
家族3人で、いつも笑顔で暮らす事ができるように産まれてくる赤ちゃん
の為にも親になる私達がしっかりしないと、、、!
そう思ったのよ!
『先生! 私、産みます!』
『・・・そ、そうですか、障害があっても産むんですね?』
『はい!』
『良かった! しっかり答えが決まっているようで。』
『はい、私も彼もこの子を育てるって決めたんです!』
『そうですか、じゃあー早速入院しましょう。』
『先生! よろしくお願いします。』
『勿論です!』
・・・そして、子供は無事に産まれた。
私達の赤ちゃんが産まれたのよ。元気な女の子だ!
スクスク育っている。
今、この子が1歳になったがまだ障害があるかは分からない。
例えこの子に障害があってもこの子に対する愛情は私も旦那も変らない!
私達があなたを守ってあげるからね。
元気に育っていくのよ。
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