表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
娘を悪役令嬢にはいたしません!!  作者: 愛羽真琴
ジーニア・クローバ・フラワー篇
22/27

入學式前日

セレモニーの王子の行動によってチェリは一躍注目の人となった。

王家も頃合いだと判断したのか、チェリの誕生日の日のパーティーで、チェリが王子の婚約者だと正式に発表する運びになった。

チェリの13歳の誕生日パーティーの日、自らが主催したパーティー以外には出席しないことがこの国の一般常識の王族がたとえ、国で1番と表されている侯爵家のパーティーであっても参加することはまずない。

挨拶は参加者の中で最も権力のある者が行う。

つまりこの場合、王からの挨拶を頂戴し、その際正式にチェリが婚約者であると発表された。

もう、これで運命には抗えない。

私は覚悟を決めるとクローバの方にちらりと目をやった。

そしたら、クローバはチェリではなく、私の方を見ていたみたいでばっちり目が合った。


チェリの入學式が近づいてきた本日。

当然チェリと同じタイミングで入學するクローバも忙しいらしくなかなか会えない日が続いていた。

私は綺麗に咲いているピンクの木々を眺めながらため息をついた。

(折角、私たちの会話手段としていい案を思いついたのに…)

そう、私のこの世界での記憶がある事を伝えようと梨花に連絡をとろうにも、歳も身分も何もかも違う私たちが直接会うのは難しかった。

そこで代案として思い浮かんだのが、前世で言う携帯電話の様な連絡ツールをハチェットさんに作ってもらうことだった。

しかし、これも決して簡単な話ではなく、いや、お金ではなく、原型がこの世界にはないのだ。

だから当然、作るのに時間が掛かると思っていた

――今日までは。

実は既に私の手元にあったりする。

本当に、ハチェットさんには感謝である。私にもっと力があればハチェットさんを表彰していた事だろう。

……少し、話が脱線したけれど、それほどハチェットさんに感謝してるという事である。

この世界に無いものを作ってくれと依頼して遂行してくれているのだから。

…にしても依頼してから完成品が届くまでの早いこと早いこと、私のざっくりとした説明でこうも完璧に作ってくれている。

何はともあれあとはこれを梨花に渡すだけ。

まぁ、会えない今、渡す事が容易ではないのだが。

問題は他にもあった。この携帯電話に問題があった。

……魔力消費量が大変激しいのだ。

これはこの後チェリに渡すヘアピンに使用されている構造と同じなので私の方は前回の感覚を思い出しながら使うのでなんとかなる見込みだが、クローバはそうでは無い。

いや、先にこの世界の魔力について少し整理した方が良いだろう。私の整理のためにもしばしお付き合い願う。


まず魔力は心身の成長と共に上昇していくものなの。

成長体験の中で様々なストレスを受けて心が広くなっていくように。

……話が逸れたわね。

または、訓練すれば上手く使える様になるものなの。

もちろん、フラワー家も魔法の訓練を行っているはずだ。

だから、ある程度は…といった見込みなのだけれど、あの小さな体で何処までの魔法に耐えられるか私は実力を知らないの。

容易に魔道具を渡してもしものことがあったら大変である。

しかし相手は梨花である。

身体は子供だといっても中身はゆうに20歳を超える立派な大人である。

そこら辺はしっかりしてくれるだろうというなんとも大胆な考えだが、結局私は渡すことにした。


いよいよ明日に入學式を控えた今日、久々のお茶会を開いた。

「今日でこのお屋敷と暫くの間おさらばしなければいけないのですね…」

屋敷に到着するや否やクローバがぼやいていた。

そのままいつものテラスの方へと向かっていった。

暫くテラスの様子を伺っていたらクローバが席を離れるのが確認できた。

私は今だと思い携帯電話を手にクローバのもとへと向かった。

手早くこれについての説明を終えるとクローバは俯いたままなにやらプルプルと震えていた。

「鈴音!ありがとう!!こんな、こんなにも素敵なプレゼントを!!」

ニコニコ笑顔のままテラスへ向かうクローバに、くれぐれも気を付けて使うよう忠告はしたものの聞いてくれていなさそうだった。

実はあの魔道具にはある仕掛けがあってあの魔道具に一定量以上の魔力が流れ込むと停止するようになっているのだ。

私も自室へと戻ったのでした。

初めまして。

……ではないのかもしれない。いや、あとがきでお会いするのは初めましてですね、愛羽真琴です。

これまでやってこなかった試みとして、あとがきを書いてみようかな…と、思い立ったが即実行。

という訳で、章の途中どころか途中の途中でぶっ込むという、大変中途半端な事をしてるのですが、先に謝罪しておきます。

このあとがきやってみよう企画も毎回続くとは限らないのです。

……えぇ、本当に中途半端ですね。私。クリエイターの風上にも置けない野郎です。

えぇ、自分でもよく分かっております…

ですが、これだけは声を大にしてご報告しておきたいのです。

私の数少ない活動報告を読んだことのある方はご存じかもしれませんが、引きこもりがちなんです。

こう毎日何か心が動く事があるのかと言われても無いのですよ。

裏話を書くにも、作中で回収する為だったりするので深くは触れれず……

そんなもどかしさの中ただ、書いてみたいと言う勢いだけで書いているあとがきですので、大変見苦しいところがあるとお思いますが、何卒ご容赦を…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ