表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
硝煙の中で輝く  作者: 宇都宮 光
2/2

過ち

 今からそれ程遠くない過去の話。人間は過ちを繰り返し、世界を巻き込んだ戦争をしていた。いつになっても終わらない殺し合い、巻き込まれ死んでいく民間人、次々と開発される新兵器たち。あまりにも長く続きすぎた戦争は人々を疲弊させていく。そして、痺れを切らした一つの大国が禁止されているはずの爆弾を使った。これを火蓋に違う国も使い、世界の人口の8割が死に戦争は終わった。それから、残された僅かな人類は結託し、もう二度とこんな過ちを繰り返さないために、世界中の軍の萎縮、保持兵器の制限がなされた。

 そして現在、人類は見事に復興を成し遂げた。軍の縮小については年月が経つたびに関係なくなったが、保持・開発できる兵器は制限されたまんまだ。主に輸送以外での航空機、長距離ミサイル、戦車、長距離砲など、一人の人間が携帯できる兵器以外が規制された。

 何を思ったのだろうか、兵器が規制されたから人が身に着けるものを強化すればいいと考えるとは。 そんな、経緯で誕生したのが‘機動装甲パワードスーツ‘

 鎧のように身に着け、人間の力の何倍もあり、生身の人じゃ装備できないような重火器を片手で撃つことができ、背部、脚部に取り付けられているブースターで高速で移動が可能になった。

 どんなに痛い目を見ても、形を変え、また人間は過ちを繰り返す。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ