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小咄其の六 『某諜報部員の冒険』

 E国諜報部員00への7番、ジェームズ=セメダインは迷っていた。犯罪組織のアジトを壊滅したまではよかったが、宿敵デーブスペクターの罠にはまり、爆破装置付きの部屋に監禁されてしまったのだ!


「うーむ私の好物メロンパンを置いて部屋に誘い込むとは、スペクターめ、なんと悪知恵がはたらくヤツだ!」

お決まりのアナウンスが流れる。

「このアジトは自爆装置がセットされました。爆発まであと…」

やっと起爆装置を発見したジェームズだが、コードは赤と青の2本がのびている。ど

ちらかはトラップだ。 


 さあ赤か? 青か? どっちだ???

(下記からお選びください)


 1.やっぱり赤を切る

 2.いやいや青を切る

 3.どーしよう?




[1]

 赤だ! ジェームズはコードを切った。はたして!?


「爆発まであと30秒….」

「おいっっ!!」



[2]

 青だ! ジェームズはコードを切った。はたして!?


「爆発まであと…」

アナウンスは止まらない。

「くっ、ここまでか!」


「爆発まで…あと30年…」

「―――おいコラっっ!!」



[3]

 どーしよう? ジェームズは迷った。赤かな青かなどっちかな???


「爆発まであと30分…」

そのアナウンスさえ耳に届かないほど、彼は考えていた。その後30分ほど。



                                   <おしまい。>


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