表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

秋の桜子詩集

良いこと拾って歩いて行こう

作者: 秋の桜子

 今日とってもつらい事がありました


 苦ししい事がありました


 かなしい事がありました


 信じられない出来事で、心が壊れそうになりました


 涙をこらえる帰り道、黒い想いが沸き上がる


 それは理不尽、極まり無い、仕打ちを受けて、


 悪いのは、他者と、私を取り巻く世界と、声を大きく言いたいけれど


 何故か絶対、言いたくなくて、生きてく強がり張りたくて、負けたくない、負けたくないと!


 他者や世界はもちろんだけど、何よりも自分に負けたく無いと、それらに屈してなるものか


 可愛くなくとも、強がり張って、生きてく道を選びました。



 なので空を見上げてこう思う


 もうすぐ夕暮れやってくる


 夜になればキラキラ星空やってくる


 月が沈めば、太陽昇り、


 新たな明日がやってくる


 つらい昨日は過去のこと


 苦しい事も過ぎし時


 かなしい事も涙で送り


 信じられない想いは小石を遠く彼方へ蹴り飛ばし、今日の私と決別しましょう。


 だから新たな明日の自分は新しい、小さな幸せ、ミクロの良いこと拾って頑張ろう


 それが、どんなにちいさい出会いでも


 ほんの一口、美味しいお菓子の出会いでも


 何でもいいから拾って歩こう


 それでも、今日は終わっていない、冷たい何かが、私を包む


 そんな私に小さな出会い、歩いて目にするフラワーショップ


 そこで咲いてるビタミンカラーのお花達、元気をもらえるお花達


 ちょっと歩みを緩めて眺めていると、


 大丈夫、明日は今日よりいい日になると


 あさって、もっといい日になると


 オレンジ、イエロー、赤に桃色、天から生まれた花の色、教えてくれる花の色


 そのかんばせ目にすれば、無色透明、氷の心にほんわりと


 少し温もりもらえるよう、ほわりと灯りが点るよう


 だから、後ろを返らずに、明日、あさって、明々後日、時の彼方を眺めてみよう。


 きっとそこには、何か一つは大きな喜び有るかも知れない。


 なければ小さな幸せ重ねて行こう、拾ったミクロの良いこと、そのうち明るい結晶、創るだろうし


 だから私は、後ろは見ない、そこに戻る事も出来ない事だし、なので前だけ見てみよう


 さあ!きっと、明日は良いこあるから、きっと見つけて見せるから


 もうすぐ夕暮れ、今日、味わった、胸にのこる一番悔しい思いはね、


 誰も通らぬ道の上、落ちてた空き缶、力いっぱい蹴っ飛ばし、思いを乗せて蹴っ飛ばし、スッキリしてから、お家に帰ろう。


 明日はきっといい日になる。

















評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ