なろう大学附属病院での1日
病院実習の風景のひとコマを綴っています。
なろう大学附属病院
内科病棟 とある1日。
『菜須さん、古川アモロさんの検温終わったんですか?』
指導看護師のセパ看護師長に声をかけられる看護学生
『今から、病室に行ってきます』
緊張しながらも実習2週間目ともなると少し落ち着いて行動ができるようになっていた。
病室に向かうときも入院患者様に声をかけられる
『よつ葉ちゃん、一緒にゴロゴロしちゃう?』
ニコニコしながら実習生に声をかけてくれる
『なななん様、ベッド安静って言われませんでしたか? また熱が出ちゃいますよ』
笑顔で答える余裕が出てきた実習生よつ葉
『は~い。よつ葉ちゃん怒られて泣いちゃうもんね』
『いやいや泣きませんから。病室に戻って下さいね』
と声をかけてアモロ様の病室に向かう。
『アモロ様、眠れましたか? 検温してもらっても良いですか?』
『熱? んー無いよ』
いやいや、計りましょうよ。私が怒られますから……。
『仕方ないなぁ』
と言いつつも優しいアモロ様は体温計を脇に挟んで検温してくれています。
電子音が鳴り、検温終了を知らせる。
『アモロ様、失礼しますね』
と言いつつ体温計に手をかけて抜き取きとる
『36度3分ですね。他に辛いこととかありますか?』
『無いですよ』
『何かあったらナースコールしてくださいね』
と言って病室を後にする。ナースステーションに戻り古川様の看護記録に記録する。
『菜須さん、緋和さんのレントゲン撮影とミントさんの採血の時間の確認しておきなさいね』
指導看護師から次の指示を受ける。
『はい』
看護記録を見て検査室へと連絡を入れて確認する。
緋和様とレントゲン室へ移動する。受付に声をかける
『3病棟7階、内科病棟の緋和皐月様です。お願いします』
座って待つように言われて二人で待つ
『よつ葉ちゃん、昨日見ちゃった』
『えっ? 何かありました?』
『ふっふーん、良いのかなぁ…』
『ん? いや、やめておきます』
そんなとき、レントゲン室の扉が開いて技師さんが声をかける
『緋和皐月さま、緋和皐月さま中へどうぞ』
レントゲン技師の真宵夜々榊さんが声をかけてくれました。
『よろしくお願いします』
と伝え、皐月様を見送り待合室で終わるのを待つ。暫くしてレントゲン撮影が終わった緋和皐月様と一緒に病室へ戻る。ナースステーションで声をかけて病室へ送って、次はミント様の採血。処置室にて看護主任の銘尾さんが慣れた手つきで採血をする姿を見て勉強する看護学生よつ葉。
とある病室で
『うわっ、痛っ! 担当交代して~~』
『悠元様、どうされました?』
『この実習生、交代して。力加減しないんだもん』
『小野君、ナースステーションで待機して』
小野君の指導看護師の海水看護師。
いつも何かしら問題を起こす小野君の指導看護師の海水看護師さんは、呆れた様子でナースステーションへ向かった。
ナースステーションで指導看護師から色々学ぶ実習生。
『お世話になりました』
『お世話になりました。ありがとうございました』
『お大事にしてください』
『退院おめでとうございます』
らの様と橋本様の退院日でした。病棟でお見送りをします。色々学ばせていただいた看護学生の小野・よつ葉のふたり。
看護学部部長先生の中村部長先生が、実習の様子を見に来ていて私達の様子を見守る。鷹樹教授も中村部長先生と病院へゼミ生の激励に来ていました。
『小野君、きちんと実習受けていますか?』
『もちろんですよ!鷹樹教授』
『・・・・・』
『よつ葉、無言はやめて』
『よつ葉さん、実習はどうですか?』
『はい。色々と勉強させていただいています。中村看護学部部長先生』
『そうか。残りも頑張りなさい』
『はい。ありがとうございます』
大学からは、先生方が様子を見に来てくださったり、患者様たちと交流できたりと色々と実りある1日だった看護学生の、とある1日の模様。
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